社風が合わないからつらいけど、転職するのも怖い。
このように考えている人もいるのではないでしょうか。
加えて、帰省したときなどに、親世代の方からよく聞くのが「社風や職場は自分らで変えるもんやで」という言葉。
そして「自分が弱いだけだ」と思ってしまいます。
ぼくは、社風が合わないことが原因で社会人3年目にうつ病を患いました。
今は回復して働けてますが、パワハラを受けていたころのことを思い出すと今でもつらいです。
本記事では、社風が合わないと感じて転職しなかったときに生じる問題点と、親世代の言葉を信じない方がいい理由を、経験談を交えながら解説します。
結論、不景気だとしても、転職した方がいいです。
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社風が合わない会社から、転職しないことで生じる問題点3選
社風が合わない会社から転職しないことにって生じる問題は、以下の3つです。
- 仕事が楽しくなくなる
- 素の自分を出せない
- 精神疾患になる
問題①:仕事が楽しくなくなる
1つ目は「仕事が楽しくなくなる」ことです。
雰囲気が合わない会社に働くということは、毎日性格合わない人が大半の環境下で働いているため、あなたが想像している以上に心身へ負担がかかります。
会社には色々な人がいますから、人間関係のストレスがゼロになるということは少ないです。
しかし、社風や職場の雰囲気が合わないと大多数の人と合わないですから、いくら攻撃しようとも攻撃不能です。
ポケモンで例えるなら「かげぶんしんを6回積んだピカチュウを相手にする」感じですかね(笑)
また、報連相にも気を遣い、何かミスがあった場合も言い出しづらいでしょう。
なかでも、以下のような悪循環が起こり、上司からますます怒られる悪循環。
報連相に気を遣うことでムダに疲れてしまう
→集中力が低下した結果ミスが増える
報連相や相手の機嫌を伺い続けることで、入社時に興味のあった仕事でも「楽しい!」とは感じなくなるのではないでしょうか。
問題②:素の自分を出せない
2つ目は「素の自分を出せない」ことです。
素の自分を出せないことは、想像以上のストレスになります。
会社に入ると特に1年目は歓迎会だったり、同期会だったり何かと会社の人と関わる機会が多いでしょう。
私が1年目のときもそうでした。
しかし、先ほど紹介したように「社風が合わない企業=性格の合わない人が大半の環境」です。
学生でしたら、人間関係を断っても生活に支障は出ませんが、社会人になれば人間関係を断つことは難しいもの。
特に昭和体質の日系大企業だと、未だに上司のごますりなどの人間関係と、出世に関連がある傾向が強いですからね。
完全に出世を捨てていたり、半沢直樹のように「やられたらやり返す、倍返しだ!」と言える人なら問題ないでしょうが、大勢の方が違うと思います。
ある程度は出世したいとなれば、多少は合わせる必要かもしれませんが……。
「素の自分」ではなく「無理をして合わせた自分」ですから当然しんどくなってしまいます。
問題③:精神疾患になる
3つ目は「精神疾患になる」ことで、ぼくが1番恐れているものです。
精神疾患とは、以下のようにうつ病や適応障害などに代表される、いわゆる「メンタルヘルス」のこと。
精神疾患とは、気分の落ち込みや幻覚・妄想など心身に様々な影響が出る疾患の事をいいます。脳内の神経伝達物質の乱れによって起こるといわれており、うつ病や双極性障害(躁うつ病)、統合失調症がよく知られています。
引用元:LITALICOワークス
楽しくないことを我慢し、自分を偽っていると体力は想像以上に消耗されるもの。
「社会人=我慢、給料=我慢代」と親世代や先輩から刷り込まれた方も多いとは思いますが、病気で働けなくしまっては元も子もありません。
ぼくも社風の合わない企業に勤め、パワハラ上司のもとで我慢を重ねた結果うつ病になり、1年近く休職しました。
加えて、1度精神疾患になると以下の理由から転職で不利になりやすいです。
- 再発率が6割と高め
- 偏見はまだまだ強い(コミュニケーションが取れないなど)
このことから、早めに逃げることを全力でおすすめしたいです!
社風が合わない会社から転職しなかったのは、過去にも経験していた
そんなぼくがうつ病で休職中、自分を振り返って気づきました。
実は似たような経験を、学生時代にしていたことに。
似たような経験とは、大学生の時に所属していた軽音楽部です。
軽音楽部の雰囲気を変えるのに「大学に入学してから大学院を卒業するまでの6年」かかりました。
ぼくが入った軽音楽部ですが、入った当初はかなり独特な雰囲気で、辞めていく人(=離職率)もかなり高かったです。
ぼくはボーカルだったんですけど、初心者で入部して歌もステージングも下手すぎてステージに出るたびに笑われる。
経験者ばかりが優遇されて、初心者は何かキャラを持っていたり積極性がないと居心地が悪くなる(;^ω^)
さらには、合宿で公にバカにされた(=パワハラ)こともありました。
そして辞めたいと思って部活外でバンドを組んだり(=転職)していましたが行動に起こせずでした。(同期に6度止められたけど(笑))
しかし、今は辞めていく人が減るどころか、ぼくが卒業したあとも部員数は増えています。
ぼくは後輩には同じ思いをさせたくないのもあり、積極的に話しかけていました。
20歳の時の日記を見返したら、新入生の初ライブ後のご飯で1回生が6人とぼく1人で話していた時がありました(笑)
そして、社畜の連勤術師(1番部内で長く組んでたバンド)を筆頭に、後輩たちもさらに下の後輩に積極的に接し、好循環が生まれました。
今でもたまに「〇〇さんとか△△さん(どちらも後輩)がいたから楽しくやってこれた」という声も聞きます。
そして、驚いたのが〇〇さんと△△さんの原点はぼくでした。
- 迅斗さんがいたから、辞めたくないと思えた
- 迅斗さんを見て、後輩に優しくしようと思った
この言葉を聞いたとき、涙ちょちょぎれそうになりました。
正直辛くて泣いた夜もたくさんありましたし、幹部にもなってませんし、とりわけ大きな実績も出してません。
しかし、1つ大きな経験をしました。
雰囲気を変えるのに入部(=入社)から卒業(=定年退職)までかかった、という社会勉強を。
部活の経験則に従うと、社風を変えるには30年かかります。
特に、人数の多い大企業ならもっとかかるでしょう。
結論、時間の無駄です。
社風が合わない会社から転職して、うつ病を避けよう!
社風が合わない会社から転職しないことは、つらい思いをして働くことと同じです。
我慢が美徳の時代は、もう終わりました。
何よりも「身体が1番の資本」です!
自分の体を守るためにも、社風が合わないと感じたら、転職活動をはじめましょう。
「隣の芝は青い」ということわざがありますが、そもそも隣の芝を見ないと比較もできませんからね。
そんな転職活動をするときに、ぜひおすすめしたいのが「転職エージェントの活用」です。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ではでは、今日も生きててえらい!