3回目のワクチン接種に賛否があるなか、3月7日にブースター接種を受けました。
体調が良くなってきたので、3回目の状況や副反応を紹介します。
これから受けるか迷っている方にとって、参考になれば嬉しいです。
▼過去に1回目・2回目の副反応を記録した記事がこちら
※この記事はワクチンを推奨するものでも反対するものでもなく、個人的な記録として書いています。
※副反応には個人差はあります。あくまで参考程度にとどめておいてください。
筆者の状況
まずは、筆者の状況について簡単に紹介します。
- 20代後半男性
- 大阪府在住
- 個人事業主(在宅)
- 基礎疾患あり(うつ病)
- その他大きな病気はなし
- かかりつけ医で接種
(1,2回目ファイザー、3回目モデルナ) - 接種場所は3回とも左腕
ファイザーからモデルナに変わったのが、今回のブースター接種における大きな特徴。
いわゆる「交差接種」ってやつですね。
3回とも同じクリニックで接種しましたが「2月末から市全体でモデルナに変更した」とのこと。
また、友人の地域では「医療従事者以外モデルナ」というところもあるらしく、多くの人がモデルナを接種する可能性が高いと言えるでしょう。
気になる副反応は?
そんなこんなで、人生はじめてのモデルナ。
副反応はどうなったのか見ていきましょう。
接種当日
接種したのは3月7日の13時半ごろ。
接種自体は一瞬で終わり、待合室で15分待機したあと帰宅しました。
接種した左腕の痛みは少しずつ出ていますが「痛すぎて何もできない」というほどではありません。
軽めの仕事をしたり、YouTubeを見たりしてのんびりしていました。
晩御飯も普通に食べることができましたが、22時前にしんどくなり早めに就寝。
これが地獄のはじまりでした……。
2日目
いてぇ……!!
深夜2時半に激痛で目が覚めます。
腕の痛みではなく、発熱によってひざや扁桃腺、頭などあちこちが痛み出します。
熱も38℃を超えて、1回目のカロナールを服用。
その後は一旦睡眠し、朝には解熱したので少しばかり仕事をしていましたが……
き、、気持ち悪い。
朝9時ごろ、しんどくなって横になります。
熱も再び38度台まで上がり、割れんばかりの頭痛との戦い。
カロナールのブースター服用をし、ひたすら横になります。
効いているときは微熱になったものの、数時間経てば再び高熱。
そんなぼくを襲ったのが、ファイザーのときにはなかった「吐き気」「呼吸困難」。
夕方ごろに1kg近く嘔吐したことに加え、「苦しい……(*´Д`)ハァハァ」と言わないと命の危機を感じるほどの困難。
追いカロナールも効果なしで、ここ数年で1番命の危機を感じました。
トイレに行くのですらフラフラでしたからね。
加えて夜ご飯のおかゆですら、3分の1程度食べた段階でリバース。
家族が食べていたカレイの煮つけの匂いですら「気持ち悪い」と感じるほどでした。
苦しい状況は夜まで続き、寝れないし治らない。
20時ごろに追いカロナールしても微熱にすらならない。
このまま死んでしまうのではないか、と不安になる(というより彼女からも心配された)。
25年ぶりに救急車に乗ることを覚悟し電話しましたが、時間も遅く受け入れ先が見つかりませんでした。
(方法については後ほど詳しく解説します)
しかし、24時ごろには扁桃腺の腫れがスッと引いていくような感じがありました。
寝たり起きたりを繰り返し、26時ごろに最後のカロナールを接種した結果、翌朝には解熱。
今も身体のだるさは少し残っていますが、3日目にはこうしてブログを書けるほどには回復しました。
今回接種してみた感想を一言でまとめると、2回目のファイザーが「ゆるやかに長く続く」のに対し、3回目のモデルナが「急にしんどくなるけど短期間で回復する」ということです。
副反応でしんどくなったときの動き方
ぼくの場合は夜遅かったのもあり、受け入れ先がありませんでしたが、どうしても限界というときは医療機関に相談するのがいいでしょう。
なぜなら、以下のように「動けなくなるどころか倒れてしまうケースもある」ためです。
19歳の娘が8/7に大学の職域接種で2回目のワクチン接種(モデルナ)を受けてきました。その日、夜には40度まで熱が上がったので、解熱剤を飲んだところ38度くらい下がったので様子見としました。
ところが、夜中3時頃、バンバンという物音で目が覚めた私は、不思議に思い1階へ降りていくと、娘がトイレの前で仰向けに倒れていました。かろうじて意識はあり、トイレのあとに気を失って倒れたようです。どのくらい気を失っていたのかは不明ですが、意識を取り戻した娘は自力では動けず、床を叩いて助けを呼んでいたのです。私が聞いた物音はこれでした。
引用元:感染症予防接種ナビ
こうなってしまっては手遅れですからね。
この記事では、ぼくが住んでいる大阪府を例に出します。
いざというときのために、接種前にあなたが住んでいる地域での方法を調べておきましょう。
①:大阪府ワクチン専門相談窓口
まずは「ワクチン専門相談窓口」です。
ワクチン専門相談窓口に電話しますと、副反応の内容や緊急搬送が必要かどうかなどを専門の説明員に対応してもらえます。
今起きている症状や、いつから続いているかなどを話しましょう。
大阪府では
- 大阪府の相談窓口
- 各市町村の相談窓口
の2種類があり、大阪府の窓口は24時間(土日祝含む)受け付けています。
(各市町村の相談窓口は時間指定あり)
副反応でしんどくなった場合、まずはこちらに相談しましょう。
大阪府の相談窓口:06-6635-2047
(聴覚障害のある方は06-6641-0072でFaxにて承ります)
②:大阪府救急医療情報センター
続いて「大阪府救急医療情報センター」です。
大阪府救急医療情報センターに電話しますと、現在空いている病院を複数教えてもらえます。
副反応が原因であればほとんどの場合「内科」で対応できますので、内科を探していることを伝えましょう。
このとき、病院名と電話番号を教えてもらえますので、必ずメモを用意してくださいね。
ただし、1つだけ注意点が「必ず受け入れてもらえるわけではない」こと。
実際ぼくが問い合わせしたときも
- 発熱した人の外来を受け付けていない
- 夜中の初診は受け入れていない
- カロナールを追加で渡すことしかできない
といったことを言われました。
昼間であればもう少し違ったかもしれませんが、受け入れが難しいケースがあることも頭に入れておいてくださいね。
大阪府救急医療情報センター:06-6693-1199
まとめ
最後に、2回目との症状比較と3回目の接種におけるポイントをまとめました。
項目 | 2回目 (ファイザー) | 3回目 (モデルナ) |
---|---|---|
腕の痛み | 〇 (2日間) | 〇 (2日間) |
発熱 | 〇 (微熱が多い) | 〇 (38度台が続く) |
倦怠感 | 〇 | 〇 |
関節痛 | 〇 | 〇 |
頭痛 | × | 〇 |
ふらつき | 〇 | 〇 |
吐き気 | × | 〇 |
呼吸困難感 | × | 〇 |
解熱剤 の回数 | 3~4回 | 5回 |
回復まで の日数 | 4日 | 2日 |
- 38度台の発熱に加え、頭痛・吐き気に苦しんだ
- 特に接種後24時間~36時間が最も苦しく、呼吸困難も
- 回復までの日数は、3回目のほうが短い
ぼくは3回目の接種でかなり苦しみました。
正直、ここまで苦しむものとは思わず、事前準備が不十分だったと痛感しています。
というのも、すでに受けた友人たちを見ているとここまでひどいケースも珍しく、38度台の熱は出るけど吐き気に苦しんだ人はいなかったから。
ぼくと同じ失敗をしないように「副反応がかなりひどいとこんな感じなんだ」と頭の片隅に入れておいてくださいね。
(1番ひどいケースをあらかじめイメージすることで、精神的に楽になります)
また、副反応が出てもいいように、接種後はスケジュールに余裕を持たせておきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も皆さま生きててえらい!
※最後になりますが、あくまで1個人の記録です。
この記事を参考にしていただけるのはうれしいですが、あくまで副反応には個人差があります。うのみにしすぎないようにだけお願いします。