「現金での配達が一時的に制限されました」という表示が出ることなどから、ウーバーイーツ(Uber Eats)の現金払いの仕組みを知りたい人も多いのではないでしょうか。
ウーバーイーツの現金払いの仕組みは、極端に難しいわけではありません。
そして、ウーバーイーツの現金払いには条件がありますが、実は現金払いの条件を満たすだけで、配達回数が急増しました。
また、「現金での配達が一時的に制限されました」という表示は「受け取った料金の未払い」が原因です。
本記事では、ウーバーイーツの現金払いを開放するための条件から経験談、注意点まで徹底解説します。
ウーバーイーツの現金払いの仕組みと開放条件
まず、ウーバーイーツの現金払いの仕組みと開放条件を紹介します。
現金払いの仕組み
ウーバーイーツの現金払いとは、『注文者が本来クレジットカードやPayPay(ペイペイ)などで支払っている食事代金と配送手数料を、配達員が代わりに現金で受け取る制度のこと』です。
現金払いだと、配達員は食事代金と配送手数料も合わせた額をもらっているので、食事代金が売り上げの振込予定額から引かれます。
つまり、一時的にお金持ちになりますが、「現金を先に受け取っているぶん、振り込まれる額は減る」ということ。
文字の羅列ではわかりづらいので、例を出しますね。
配達員のたかしくんは、今週3500円の売り上げがあります。
たかしくんは今、食事代と配送手数料を合わせて1500円の料理を、現金払いでデリバリーしました。
配達の報酬は500円、財布の中は0円とします。
この時、たかしくんに起こる金額変動を見てみましょう(急に言葉むずくなるw)
- 財布の中:0円+1500円=1500円
- ウーバーイーツアプリ上の売上:3500円+500円-1500円=2500円
合計金額は4000円で、現金でもらっている分だけ「アプリ上の売り上げ額=振込額」が減るという仕組みです。
もし、売り上げ額より現金支払い額の方が多ければ、差額をクレジットカードもしくはデビットカードで支払います。
そんな、ウーバーイーツの現金払いには開放条件があります。
現金払いの開放条件
ウーバーイーツで現金払いは、以下の条件を満たすことで対応可能です。
- 配達回数40回以上
- クレジットカード、もしくはデビットカードを登録
※2019年9月より100回以上配達した人はカードの登録が不要
思ったよりシンプルですよね!
しかし、実際に条件を満たし開放してみると……現金払いの恩恵は予想以上に大きかったです(`・ω・´)
※「たまに現金払いの置き配がある」という情報も入っています。
ウーバーイーツの現金払いを開放してみた
では、ウーバーイーツで現金払いを開放した恩恵を紹介しようではないか( ˘ω˘ )
前提条件として、ぼくの配達環境は下記です。
- 配達場所:大阪府郊外
- 配達時間:平日休日問わず10時半~14時の間
- 配達方法:自転車(3万円のクロスバイク)
その他、詳しい情報は【大阪郊外】初心者が自転車でUber Eats(ウーバーイーツ)してみた結果wwwwwの記事をご覧ください。
開放した結果
まずは、ウーバーイーツの現金払いをONに設定した結果から。
現金払いオフの時と比較して、配達回数がほぼ2倍になりました\(^o^)/
具体的には以下の通り。
- 土曜:4回→9回
- 日曜:4回→8回
ここまで伸びた理由としては
- 単純に現金払い対応の配達員が少ない
- 現金払い希望のお客さんが意外と多い
- 現金払いの配達回数が増えた分、配達間の待ち時間が減る
といったところでしょうか。
また、ウーバーイーツから「現金払いの割合は2割」と言われていたのであまり期待していませんでしたが、体感4割は現金払いでした。
現金払いが多い理由は、国民性と地域性によるものではないでしょうか。
現金払いが多い理由
ウーバーイーツの現金払いが多い理由は、以下の2つだと考えています。
- クレジットカードへの抵抗がまだまだ強い(国民性)
- 18歳未満から注文だと、スマホでの支払いがブロックされている(地域性)
1つ目は日本ならではでしょう。
外国と比較すると、まだまだ日本は現金主義が強いです。
そのため、現金払いを希望する方も多いと考えられます。
2つ目は「大阪郊外という地域性」。
推測ですが、東京23区内などの都市部だと一人暮らしの若者も多いため、現金払いは減るのではないでしょうか。
しかし、郊外では共働き家庭のお留守番などで、未成年のお子さんが注文することもしばしば。
その場合ですと、ソシャゲで課金しすぎないためなど、スマホでの支払いを制限していることもあるでしょう。
郊外地域において、現金払いの対応で顧客層が広がったことは、とてもありがたいですね( ˘ω˘ )
ウーバーイーツの現金払いにおける注意点
最後に、ウーバーイーツの現金払いにおける注意点を2つ紹介します。
- 小銭や1000円札を用意する
- 定期的にウーバーイーツに差額を支払う
詳しく見ていきましょう。
注意点①:小銭や1000円札を用意する
現金払いに対応するときは、小銭や1000円札を持っておきましょう。
意外と1万円札や5000円札での支払いが多く、お釣りが足りないとなるとお客様に迷惑をかけてしまいます。
そのため、小銭を日ごろから用意しておくか、飲み物でも買ってお札を崩しておくことが大切でしょう。
また、小銭やお札の管理のために「コインケース」も準備しておきたいところ。
現役配達員のぼくがおすすめしたいのは、『カール事務器のコインケース』です。
上記のコインケースでは、小銭の種類はもちろん、10枚ごとに仕切りがあるのでおつりの計算が簡単!
おつりが「99円」だったりしても、スムーズに出せますよね。
ただし、コインケースの中にお札を入れるのは難しいので、お札用の容器も別で用意しましょう。
注意点②:定期的にウーバーイーツに差額を支払う
2つ目は「ウーバーイーツへの支払い」です。
現金払いの配達が増えてきますと、配達報酬より多く現金を受け取ることがあるでしょう。
この場合は、差額を登録したカードで決済しなければなりません。
「月に1度」といったように決まっていたら管理が楽ですが、2021年8月現在では自分で支払い申請をする必要があります。
そして、現金払いでの受取額がある一定基準を超えると「現金払いが一時的に制限されました」という表示が出て、現金払いがoffになります。
公にされていませんが、配達員仲間の情報によれば「3万円前後が基準」とのこと。
(ぼくは1度もなったことないです)
特に郊外で現金払いができなくなるのはかなり不利ですので、定期的に支払うようにしましょう。
▼他に郊外の配達で稼ぐ方法はこちら!
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まとめ:ウーバーイーツの現金払いの仕組みを知って、効率よく稼ごう
本記事では、ウーバーイーツの現金払いについて紹介しました。
現金払いの仕組みはとても簡単で、郊外で配達をする人はぜひ対応しておきたいところ。
おつりを作ったり、定期的に支払いを行う必要があったりするものの、配達回数が増えるというメリットの方が大きいのではないでしょうか。
現金払いを始めるためにも、まずは配達回数40回を目指しましょう(`・ω・´)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!