何年か前から「意識高い系」という言葉が使われるようになりました。
一般的にはマイナスイメージで使われますよね。
しかし、実際に「意識高い人」もいて、こちらはプラスイメージで捉えられます。
それに「意識高い人」まで「意識高い系」で一括りにされるといい迷惑でしょう。
「意識高い系」と「意識高い人」違いってなんだろうと気になったので必死に考えた結果、一言にまとまりました。
意識高い系と意識高い人の違いは、ズバリ「行動力」でしょう(丸尾君風)
「意識高い系」は吸収するけど、行動しない
「意識高い系」と聞いて、どういう人が思い浮かぶでしょうか。
具体的には下記のような光景を思い浮かべると思います。
- スタバでiMac持って何時間も居座る人
- Facebookの友達がやたら多い人
- 有名人の知り合いのことをやたら誇張する人
スタバもiMacも悪くないです。むしろスタバとiMacに失礼です(笑)
意識高い系がなぜ悪いイメージを持たれるかというと「見せかけと中身のギャップが大きすぎる」からだと考えます。
意識高い系と呼ばれる人は何かと熱心です。
自己啓発本を読み漁ったり、勉強会で有名人と繋がったとFacebookで報告をしたり。そのこと自体が悪いことではありません。
しかし「アウトプットに自分の考えが入っていない」ということが、最大の問題です。
本や勉強会で学んだことを活かして「自分の中に落とし込んで行動しない」ことですね。一部の人の間では「インプットデブ」とも呼ばれています。
加えて、意識高い系は軒並みプライドが高いのも、周囲から煙たがられる一因ではないでしょうか。
とにかく自慢も多いですし(笑)
失敗したくないというプライドが邪魔をして、自分の行動にまで落とし込まない。
意識高い系は悪くはないけど、惜しいんじゃないかな。そう私は思いました。
「意識高い人」は結果を深く考える前に、まず行動する
「意識高い人」は行動力が半端ないです。
もちろん「意識高い系」の人と同じように本を読んだり勉強会に参加したりするでしょう。
しかし、意識高い人は自分の中で考察して落とし込んだうえで、自分の意見や考えとして発信をします。
または、自分で新しい事業やものを作ります。
その結果、「彼(彼女)はすごい人だ」となるのでしょう。
行動を起こすにはもちろん失敗も伴います。
しかし、失敗に負けずに行動していった結果成功するんですよね。
そして、失敗は貴重な経験となり、その人の魅力を深めます。
このことから、好感度は意識高い人よりは断然高いです(もちろんアンチも一定数いるでしょうが……)。
泥臭い努力の結晶ですからね。
しかし、私が1番質悪いと考えるのは「意識高い系の悪口を言っているだけで何もしない人」です。
「意識高い系」の悪いイメージの影響で何もしない人が1番質悪い
「意識高い系」や「意識高い人」というのは「異端児」とも捉えられます。
そして日本では同調圧力が強めなので「異端児になること」を避けがち。
自分は「意識高い人」ほどの才能や能力は備わってないと考え、かといって自分は嫌われたくない故に「意識高い系」と思われたくない(そもそも無自覚な場合が多い)。
そして、飲み屋で「〇〇は意識高い系だからウザい!」と悪口を言う。
かといって自分は行動せず、なんとなく毎日を過ごしている。
正直上記のようなタイプが1番質悪いと思っています。
そして、自分を押し殺して社内政治や目先のノルマに必死になり、ますますストレスが溜まって飲み屋で誰かの悪口をいうといった、悪循環が起こるのではないでしょうか。
うつ病になる前が自分も周囲もまさにそんな状況でしたからね……(苦笑)
「意識高い系」を抜け出し「意識高い人」になろう
「意識高い系」と言われてしまう人はアウトプットを意識してみるとよいのではないでしょうか。
これからの時代で生き残るためには、自分の考えやスキルを持っておくことが大切です。
しがみ付いている会社がいつ潰れるかわかりませんから。(というより何もしない人は、多分この記事にたどり着かないw)
また、頑張っている人の悪口を飲み屋で言ってるタイプの人は無視しましょう。
「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように、付き合っている時間の無駄ですし、あなたもマイナスの波に飲み込まれますよ!
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ではでは、皆さま本日も生きててえらい!
▼好きと得意、どっちを選ぶかについてです。