Twitterのビジネスアカウントは怪しいから、無視した方がいいよ。
今朝いつも通りTwitterのタイムラインを眺めていたら、このような内容の投稿が流れてきました。
どうしてもスルーできなくて、深く考えさせられる。
というのもぼく自身が個人で情報発信をしていることに加え、1年近く企業のTwitter運用代行やコンサルに携わっているからです。
この記事を書いた人
ぼくが携わっているすべての企業アカウントで、「怪しい」という批判はほとんど来ません。
一方、最近でこそかなり減ったものの、個人では「怪しい」と長期間言われました。
ジムでサイクリングしながら、これはなぜなのかずっと考えてました。
そして、気づきました。
怪しいか怪しくないかの境目は「その人の思いや考えがあるかないか」ということに。
Twitter上のビジネスアカウントは怪しいのか?
Twitter上のビジネスアカウントは怪しいから無視するのがいい。
その特徴を端的にわかりやすく書かれた投稿を見て考えさせられました。
- アイコンが実写か似顔絵のイラスト
- 名前がひらがな数文字
- 名前の後ろに肩書き
- ちょっとしたイイ話
- ちょっとした有益な情報
- リプライの最初が「〇〇さん。」
- クライアントが「SocialDog for Twitter」
なかには、「最近よく見る良い話系=怪しい」といった曲解をされてる方もいるほどです。
ぼくも②と⑥以外当てはまってるので、一部の人から見たら「怪しいアカウント」なのかもしれません。
(⑥はビジネスメールみたいで個人的に苦手)
ただ、数ヶ月前と比べるとはるかに減りましたし、最近ではそのようなリプライや引用RTも飛んで来なくなりました。
また、ぼくが関わっている企業アカウントを見ても、そのようなコメントはほとんどありません。
もちろん
- 商品や企業名などの知名度がある
- リアル社会で実績を残している
- Twitterで発信する目的がわかりやすい(商品やブランド力の向上など)
といった理由もあるでしょう。
ただ、個人アカウントが同じように有益な投稿をすると「怪しい」と思われてしまいやすいです。
後ろ盾がないこともあり、容赦ない言葉を投げかけてくる人もいますからね。
じゃあどうすればいいのか?
「あること」を取り入れてから、怪しいと言われることがほとんどなくなりました。
Twitterのビジネスアカウントで怪しいと言われないために大切な”たった1つ”のこと
個人のTwitterビジネスアカウントで怪しいと思われないために大切なこと、それは「思いや考え」です。
実はブログでも似たような話を以前しましたが、Twitterでも同じことが言えると気づきました。
(詳しくはこちらの記事を見てね!)
企業のアカウントでも、ときどき「中の人」のキャラを出すことで親近感が持たれます。
とはいえ、あくまで「企業」としての発信。
個人の思いや考えが前面に出すぎると、かえって企業にとってマイナスになるかもしれません。
(実はぼくも、過去に1度だけ失敗しました)
一方、個人アカウントでは「プライベート関係なく、有益な内容をつぶやきましょう」と言われがちです。
しかし、個人アカウントだからこそ「あなた自身の思いや考え」が求められるのではないかとぼくは思います。
実際に、以下のツイートで考えてみましょう。
これが事実だけなら
部下から嫌われる上司の特徴は「〇〇」。あなたがそう思われないように気をつけよう。
といった投稿になっているはず。
この投稿でも「なるほど」と思ってもらえるかもしれません。
しかしながら下のように考える人のほうが多いです。
何が伝えたいのかわからない……
事実を知るだけならビジネス書やネットニュースで十分ですし、勉強ではなく楽しむために見るSNSで発信する目的が見えなければ「怪しい」と思われがちです。
一方、「思いや考え」は個人発信でしかできない強み。
先ほどのツイート自体にも考えを書いていますが、140文字で収まりきらなかったのでリプライで思いを追加しました。
そして、こうした「思いや考え」が濃いつながりとなります。
実際ぼくのもとにも、この数ヶ月で嬉しいコメントが届く機会が増えました。
じんとさんの文章は、たくさんの方に寄り添っておられて素敵だと感じました。
クライアント様より
個人発信されている方はぜひ、「思いや考えを添える」のを心がけてみてはいかがでしょうか。
Twitterのビジネスアカウントはもっと自由でいいと思う
最後になりますが、「Twitterのビジネスアカウントはもっと自由でいい」とぼくは思います。
2年間個人で運用して、1年間企業アカウントの中の人やコンサルに携わっていろいろな人のアカウントを見ましたが、「型」にとらわれ過ぎている人が多いなと感じました。
もちろん、参考にしたりマネたりするのはいいことだし、ぼくも時々やります。
戦略も大事ですし、いくつか自分に合いそうなものは取り入れています。
ただ、そうして「狙いすぎた」ツイートって不思議と読まれないんですよね。
加えて、有益な情報や事実だけを発信していても、仕事の幅が広がりにくいです。
「役に立つ」とは思ってもらえても、気持ちが揺さぶられることはないから。
最近ではありがたいことにPR案件をいくつかいただいていますが、これは「思いや考え、経験を伝え続けてきた結果」だと考えています。
「PRしてほしい商品のコンセプトがこの人の思いや考えと合う」と思ってはじめて「商品を届けたい層への宣伝になる!」と企業は考えるからです。
なのでできる限り自分で体験して「思いや経験」を上乗せしてPRするようにしていますし、そういった投稿が企業様から喜ばれています。
(新卒の就活など、タイムスリップしないとできないものは例外ですが……。笑)
「仕事で心を壊す人を減らしたい」
原点にあるこの思いを忘れずに、これからも発信を続けます(`・ω・´)
ではでは、今日も生きててえらい!
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