職場の飲み会に行きたくない!めんどくさい!
このように考えたことがある方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず。
職場の飲み会は、お金がかかることはもちろんのこと
- ムダなマナーが多い
- 同僚の悪口や仕事の愚痴が多い
- パワハラやセクハラのきっかけになる
といったようにデメリットしか感じないからです。
一方で「飲み会=絶対悪」かと言われたら、そうではありません。
今までで1度だけ、有意義と感じた飲み会がありました。
この記事では、社会人3年目にうつ病を患ったアラサー男性のぼくが、飲み会がめんどくさい理由や経験談、対策を紹介します。
「会社の飲み会がしんどい……」と思っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください!
悩みを話せなくて困っているあなた、1度ぼくに話してみませんか?
- 主に「うつ病からの社会復帰」や「今の仕事でいいのか?」といった悩みを解決
- これまで100人以上の悩みを解決し、94.1%の方が満足
- 「メンタル心理カウンセラー」資格保持
\そのモヤモヤ、スッキリに変えます/
職場の飲み会に行きたくないっておかしい?
職場の飲み会に行きたくないって、自分だけじゃないかな?
このように感じる人も多いです。
特に20代は、幹事や宴会芸、お酌といったような「気疲れしてしまう要因」が、飲み会にはついてまわりますからね。
しかし、実際はこうです。
安心してください、みんなですよ。(履いてますよ的なノリw)
というのも、リクルートライフスタイルの調査で「会社飲み会に対するイメージ」が以下となっているから。
忘新年会や歓送迎会など職場の飲み会のイメージと参加実態をアンケート調査し、全体(非就業者も含む)に職場の飲み会のイメージを聞いた。
ポジティブなイメージとしては「普段会話しない人と会話できる」が最多の37.8%、逆にネガティブなイメージとしては「気を遣い、くつろげない」が最多の38.7%を獲得した。
ポジティブなイメージの2位は「職場の雰囲気が良くなる(30.0%)」、3位は「上司、同僚、部下の人物理解が進む(27.9%)」が続く。
ネガティブなイメージでは「かえってストレスがたまる(28.9%)」、「プライベートな時間が削られる(25.2%)」が2位・3位に続いた。
男性50代・60代ではネガティブイメージの数値が比較的低めで、逆に女性20代・30代では、ネガティブイメージの数値が高めに出ている。
引用元:
職場の飲み会に対する期待と参加実態を調査 | リクルートライフスタイル
簡単にまとめますと
- 普段話をしないメンバーと話ができる
- 上司や部下の意外な一面を見られる
- 一方で、気遣いがしんどくてストレスが溜まる
といったイメージを持つ人が多いとのこと。
なかでも、年齢が若くなるほど否定的な意見が目立ちました。
特に20代、30代女性の半数以上が「気を遣ってくつろげない」と答えています。
職場の飲み会に行きたくない理由
職場の飲み会に行きたくないと感じる理由は、主に以下の3つです。
- ムダなマナーが多い
- 同僚の悪口や仕事の愚痴が多い
- パワハラやセクハラのきっかけになる
1つずつ見ていきましょう。
理由①:ムダなマナーが多い
1つ目は「ムダなマナーが多いこと」です。
2021年の大ヒット曲「うっせぇわ」でも、飲み会マナーについて触れています。
- 酒が空いたグラスあればすぐに注げ
- みんながつまみやすいように串から外せ(※賛否両論あり)
- 会計や注文は若手が率先して行え
職場の飲み会では、このようなことが「当たり前」。
特に、年功序列の強い企業や、飲み会が多い体育会系の社風だと「暗黙の了解」に近いと考えていいでしょう。
また、上司が飲み会のルールやマナーにうるさい人だと、ビールのうまさを感じる余裕は1ミリもありません。
一方で、飲み会マナーの強制を無くすように努力している企業も多いです。
ぼくの知人の会社では、お店選びの条件として「ビールはジョッキで出てくる場所」というルールを決めています。
アルハラが叫ばれている今、少しずつ変わってきてるのかもしれませんね!
余談ですが、新入社員や若手社員は、宴会芸や出し物をさせられることも多いです。
かく言うぼくも、新人の時に「サンシャイン池崎」のモノマネをし、1年目の反省を叫びました(゚Д゚;)
見る分には楽しいですし、元々バンドをしていたのもあってしんどくなかったですが、苦手な人にとっては「苦痛でしかないやろな」と感じました。
理由②:同僚の悪口や仕事の愚痴が多い
2つ目は「同僚の悪口や仕事の愚痴が多い」ことです。
飲み会での話題は、以下のようなことが多くないでしょうか。
- 変わっている同僚の悪口
- 取引先や他部署への愚痴
- 無能な上司・部下に対する愚痴
こうしたことを話しても「楽しくない」と感じる人が多いはず。
せっかくお金と時間を犠牲にして参加するなら、もっと有意義なものにしたいですよね。
また「いつ自分の悪口を言われるのかわからない」と不安になってしまう人もいるでしょう。
こうした飲み会だと「参加しないほうが幸せ」と感じます。
理由③:パワハラやセクハラのきっかけになる
地味に厄介なのが「パワハラやセクハラのきっかけになる」ことです。
- 飲み会に行かない部下の、評価を下げる
- お酒を言い訳に、女性社員の身体を触る
- 不満のある部下に、ここぞとばかりダメ出しする
飲み会の場では、こうしたことが起こりやすいです。
上司も「人」ではありますが、飲み会に行かなかっただけで評価を落とすことがあってはいけません。
(もちろん、本当に仕事ができない場合は例外)
また、女性の部下がいる男性上司が、お酒の勢いを言い訳にして身体を触り「断るならボーナス下げるぞ」と言われ泣き寝入りするというパターンもあるでしょう。
なかでも最悪なのが「大人のいじめ」に発展することです。
職場で仲間はずれにされたり、無視されたり。
こうなれば待っているのは、うつ病や適応障害で休職するルートです。
こうした圧力によって「しぶしぶ接待に行かざるを得ない」という若者も多いはず。
貯金が減るうえに、恋人の信頼を失うというのに……。
行きたくない職場の飲み会と有意義だった飲み会の経験談
ここでぼくが実際に経験した「行きたくない職場の飲み会」と「有意義だった職場の飲み会」を1つずつ紹介します。
あなたの職場で当てはまっていないか、この機会に考えてみてください。
行きたくない職場の飲み会
行きたくない職場の飲み会は「接待が絡んだ飲み会」です。
かつて会社に勤めていたころ、仕入先との接待が絡んだイベントがありました。
普段はフットサルでお酒もなく、それなりに楽しく過ごせていました。
しかしある時、夜の街が絡むことありました。
今思えばぼくにも落ち度はありましたが、接待の場で上司と対立。
帰りの車でも「〇〇(同僚)はおもんない、お前も〇〇みたいになりたい?」といったことを延々と。
その日は朝の4時に帰りましたが、一睡もできなかったことを今でも鮮明に覚えています。
次の週から、課内での孤立が始まったのです。
パワハラで自尊心がボロボロだったうえに、接待事件があったぼくは完全に「ひんし」状態。
2か月後に適応障害を患いました。
(その半年後、うつ病に悪化して再休職)
こうしてみると、「会社の飲み会はマイナスな印象しか持てない」と思われるかもしれません。
一方で、今から紹介する飲み会があってから、考え方が大きく変わりました。
唯一、有意義だった職場の飲み会
唯一有意義だった職場の飲み会は、サブでやっていた採用業務の飲み会です。
同じ大学のOBで採用チームを組んでいましたが、事業所が違ったりでなかなか接点がありません。
また、1年前の採用で失敗をしているので、決起集会と称して飲み会を開きました。
決して愚痴がゼロとは言えませんが……。
8割以上は、以下のような話の内容でした。
- メンバーのことを深く知る
- 今後よりよくするためにはどうしたらいいか話し合う
- 今年度の具体的な方針についてアイデアを出す
和やかに終わり、満足度高く終えることができました。
こうした有意義な飲み会だったら、楽しいし希望も持てますよね。
まさに理想の「飲み二ケーション」でした。
こんな飲み会が増えてくれたら、行きたくない人も減るんじゃないかな……と思います
職場の飲み会に絶対行きたくないと感じたら?
最後に、職場の飲み会に行きたくないと感じたらどうすればいいのでしょうか。
以下の3つの方法を紹介します。
- 飲み会に行かない人というイメージを持ってもらう
- 異動願いを出す
- 転職活動をする
行動①:飲み会に行かない人というイメージを持ってもらう
意外なものが1つ目に来たかもしれませんが……。
「飲み会に行かない人」というイメージを持ってもらえたら強いです。
飲み会に行かないけど、日ごろの仕事で成果をあげている。
そんな仕事っぷりを、しっかり評価したい上司もいます。
本来、会社は「仕事をするための場所」です。
ビジネスフレンドと言われようが、付き合い悪いと言われようが徹底的に断れば
〇〇さんは飲み会に行かないキャラ
というふうに思ってもらえるでしょう。
こうなれば、しめたものです。
ただし、以下のようなことがあれば次の行動に移りましょう。
- 飲み会に行かないと上司の評価が下がる
- 接待に行かないと干されてしまう
- ハラスメントやいじめの標的にされる
行動②:異動願いを出す
2つ目は「異動願いを出す」ことです。
同じ会社の中でも、部署や課によって雰囲気が違うことが多いです。
上司に1度、異動できないか相談してみましょう。
前の部署は上司が飲み会大好きで強制していたような部署だけど、
今の部署は年に数回しかないし自由参加、なんてことは実はよくありますからね。
ただ、以下のようなことの方が多いのも悲しい現実。
- 上下関係が厳しい体育会系企業
- 会社規模が小さく、異動できない
- ハラスメントで休職する人が多い
こうした場合は、次に紹介する行動をおすすめします。
行動③:転職活動をする
3つ目が「転職活動をする」ことです。
飲み会のことを気にせずに仕事を進められる、会社や職場もあります。
身体を壊す前に、逃げるという選択肢を持っておきましょう。
また、「転職活動=転職しないといけない」というわけではありません。
求人を見たり、面接を受けたりする段階で「うちの会社マシかも」と思い、転職活動を止めるのも自由です。
むしろ、転職活動を通じて外の世界を知っておくだけでも、心がラクになるのでおすすめですよ!
職場の飲み会に行きたくないことについてよくある質問
最後になりますが、職場の飲み会に行きたくないことについて、よくある質問をまとめました。
まとめ:職場の飲み会に行きたくないと感じるのはおかしくない
この記事では、職場の飲み会に行きたくない理由と経験談、対策を紹介しました。
職場の飲み会に行きたくない人は20代・30代に多く、
- ムダなマナーが多い
- 同僚の悪口や仕事の愚痴が多い
- パワハラやセクハラのきっかけになる
といったことが原因です。
ただ、この記事で紹介したように「有意義な会社の飲み会」もゼロではありません。
飲み会ノリについて行けない自分が悪い……
と自分を責めないでくださいね。
また、もし「飲み会がつらい、飲み会に行かなかったら評価を落とされてしまう」という場合は、以下のどれかの対策を取りましょう。
- 飲み会に行かない人というイメージを持ってもらう
- 異動願いを出す
- 転職活動をする
最後に、転職活動をするなら「転職エージェント」の利用がおすすめです。
- 登録から利用まで、完全無料で使える
- 複数求人を紹介してもらえ、探す手間が省ける
- 職務経歴書や履歴書を添削してもらえる
つまり、仕事やプライベートで忙しいあなたでもスムーズに転職活動を進められるようにサポートしてくれます。
全年代向けと第二新卒向けにおすすめサービスをそれぞれ厳選しましたので、気になった方はぜひ読んでみてください( ˘ω˘ )
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ではでは、今日も生きててえらい!