フリーランスになる前に準備すべきことって何?
こんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、フリーランスになる前に準備しておきたいのは以下の3つ。
- お金周り(銀行口座・カードなど)
- やることや目標
- 体調管理
お金周りはもちろんのこと、ぼくがフリーランスで1年働いて大切だと気付いたのは「目標決め」と「体調管理」。
この2つは実際に経験してみないとイメージしずらいですが、しっかりと準備しておきたいところ。
この記事では、フリーランス2年目のぼくが、これからフリーランスになる人に向けて準備しておきたいことを解説します。
筆者の自己紹介
じんと(@Jinto_Jibunpock)
フリーランスになる前に準備しておきたいこと3選
最初に紹介したように、フリーランスになる前に準備しておきたいことは以下の3つ。
- お金周り
- やることや目標
- 体調管理
詳しく見ていきましょう。
①:お金周り
1つ目が「お金周り」です。
大手クラウドソーシングサービス「ランサーズ」の調査によると、労働人口の4人に1人がフリーランス。
2021年1月28日~2月1日にフリーランスとノンフリーランス計3,095名に実施いたしました。調査の結果、副業を解禁する企業が増加し「副業元年」と言われた2018年と比較して日本のフリーランス人口は500万人以上増加し、1,670万人になったことがわかりました。
しかし、労働人口の35%が広義のフリーランスであるアメリカと比較すると日本の広義のフリーランス人口は24%となっており、今後も成長の余地があると考えられます。
引用元:PR TIMES
特に昨今の情勢もあって、フリーランスの人口はかなり増えました。
一方で、社会的信用はまだまだ会社員のほうが強く、特に1年目はお金周りの信用度は低くなります。
銀行口座やクレジットカードはもちろん、家や車などのローンを組む予定がある人は早めに組んでおくことをおすすめします。
②:やることや目標
2つ目が「やることや目標」で、意外かもしれません。
フリーランスは自分で仕事を選べるからこそ、「何がしたいか」をしっかり考えておかないと、気づかぬうちにブレてしまいます。
なんなら、1年目のぼくがそうでした(自戒)。
フリーランスなりたての頃の自分は
- Webライター
- ブログ
- 画像・動画編集
- カメラマン
- マッチングアプリコンサル
といった様々なことに取り組んでいましたが、結局いくつか中途半端に。
紆余曲折あったものの……最終的にブログとWebライターといった「執筆業」に集中した結果、同世代の平均月収以上に稼げるようになりました。
また、仕事を絞って集中していると「Webライターコンサル」や「SNS運用」といった「スキルを活かせる別の仕事」も任されるようになります。
このことから、まずは『1点集中』から始めていきましょう。
ただし、「やりたいこと……いまいち『これだ!』というのがないな」という人もいるでしょう。
そんなあなたは、最初の数週間「芽が出るものを探す」ことに集中するのがおすすめ。
意外な仕事が、あなたに合っているかもしれませんからね。
③:体調管理
3つ目が「体調管理」です。
フリーランスになってから、体調管理は本当に重要。
会社だと「有給」という便利な制度がありますが、フリーランスにはありません。
そのため、風邪をひいて1日寝込んでいたら、売り上げ0円です。
ぼくもフリーランスなりたての頃に3日くらい寝込みましたが……売上がかなり下がりました。
会社員以上に「身体が資本」。
無理をして体調を崩さないように、自分をメンテナンスすることも忘れないでくださいね!
ぼくがフリーランスになる前に準備してよかったと思ったもの
次に、ぼくがフリーランスになる前に準備してよかったと思ったものを紹介します。
いくつかありますが、特に以下の3つは今でも重宝しているので、この記事で詳しく紹介しますね。
- 仕事用の銀行口座とカード
- 確定申告ソフト
- スポーツジム
①:仕事用の銀行口座とカード
1つ目は「仕事用の銀行口座とカード」です。
先ほども紹介したように、会社員と比べてフリーランスは社会的信用がまだまだ低いです。
そのため、銀行口座やクレジットカードは先に作っておきましょう。
特に仕事用の銀行口座とクレジットカードがあれば、売上や経費の管理がしやすいので、1つずつもっておくことをおすすめします。
中でも、ぼくが実際に使っていて満足している組み合わせは
です。
そもそも、なぜ楽天銀行なのかと言いますと……
クラウドワークスからの振込手数料が他社の5分の1だから
です。
クラウドワークスは月に2回支払いが行われることが多いですが
- 楽天銀行…110円(税込)
- その他の銀行…550円(税込)
の手数料がかかります。
つまり、年間24回振り込まれるとしたら、10,000円近くの手数料による出費が変わってきます。
1万円違えば、ちょっとした贅沢ができるようになりますよね。
そんな楽天銀行と相性が良いのは「楽天カード」です。
- 楽天銀行と楽天カードを提携すると、楽天ポイントがもらえる
- 普通預金金利が他のカードと提携するより2倍
- 楽天市場での買い物でポイントが+1倍になる
仕事用のクレジットカードを持っておくと、次に紹介する帳簿付けがほんまにラク!笑
せっかく持つなら楽天銀行と相性が良い「楽天カード」にしておきたいですね。
ネットショッピングを時々する人なら尚更です。
申し込みはこちらから!
②:確定申告ソフト
2つ目は「確定申告ソフト」です。
フリーランスは、年に1度確定申告を行う必要があります。
今まで会社でなんとなくやっていた「年末調整」を自分でするようなイメージです。
確定申告の時期になると、1年間の帳簿付けに追われている人をよく見かけます。
ぼくが尊敬しているブロガーのあんちゃさんも、1年目の確定申告は徹夜で終わらせたらしい……(笑)
(2年目以降は税理士さんに依頼)
しかし、ぼくは「月に1度の帳簿付け」を徹底していたので、確定申告の時期が特別しんどいというわけではありませんでした。
毎月の帳簿付け+数時間で無事に確定申告を終え、「あれ?こんなにあっさり?」と思ったほど( ˘ω˘ )
この記事を読んでいるあなたが地獄を見ないように、ぜひ「月に1度の帳簿付け」をおすすめします。
また、ぼくが1年目の確定申告をスムーズに行えたのは「マネーフォワードクラウド確定申告」のおかげ。
使っていて、特に便利だと感じたのは以下の3つ。
- クラウドソーシングやクレジットカードと連携して仕訳ができる
- 初心者でも使いやすい「簡単入力」
- 確定申告書や決算書をスムーズに出力
特に、クラウドソーシングやクレジットカード、銀行口座と連携できるのが1番のメリット。
ボタン1つで仕訳ができるのはほんとうに楽ですし、ややこしい「借方」「貸方」の設定まで自動でやってくれます。
フリーランスになろうと考えている人は、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか?
▼フリーランス1年目のとき、初めて確定申告に行った体験談です
関連記事:ウーバーイーツも確定申告が20万円以上の売上で必要?はじめて確定申告に行った話
③:スポーツジム
3つ目は「スポーツジム」です。
フリーランスになって感じたのは「運動不足」になりがち。
特に会社に通っていた頃の「通勤」は、意外と最低限の運動になっていたことに気づかされました(笑)
朝から晩まで自宅で作業するという人も多いと思いますが、意識して身体を動かさないと、みるみる太っていきます(自戒)。
ティップネスなどのスポーツジムはもちろんのこと、オンライン特化のパーソナルトレーニングも時代に合わせて増えてきていますので、あなたに合ったものを選びましょう。
ちなみにぼくは、旅先で身体を動かせるように、全国どこでも使えるエニタイムフィットネスに入会しました。
まとめ:フリーランスになる前の準備は意外と多い
この記事では、フリーランスになる前に必要な準備3つと、特にしておいてよかったもの3つを解説しました。
フリーランスになる前に必要な準備3つは
- お金周り
- やることや目標
- 体調管理
の3つで、特にお金以外の2つは欠かせないでしょう。
また、
- 仕事用の銀行口座とカード
- 確定申告ソフト
- スポーツジム
の3つは事前に準備して本当に重宝しました。
特にクラウドソーシングの手数料を抑えるためにも「楽天銀行」と「楽天カード」がおすすめ。
ぜひこの機会に、検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が、フリーランスになりたいあなたにとって、参考になれば幸いです。