うつと共存する20代転職活動者、迅斗です。
今日は毎週金曜日恒例「うつ病20代の転職活動記」シリーズです。
第3回になりますので、今回初めてこちらに来てくださった方はまずは前2回を読んでいただけたら嬉しいです(`・ω・´)
>> 20代うつ病上がりの転職レポ①:不況が本格化する前から始めてたけど、時すでに遅しでした
>> 【うつ病20代の転職活動#2】緊急事態宣言発令!コロナ禍での転職の難しさを更に思い知る
では、今日もやっていきたいと思います!
うつ病転職活動者、大手外資コンサルの書類通過
前の記事に「一筋の光が射した」と書きましたが、大手外資コンサルの書類選考を通過したことでした。
4カ月の転職活動の中で1番驚いたことですね。
詳しい友人に聞いたところ、書類通過も結構難しいところだそう。
そんなコンサルの1次面接はゴールデンウィーク直後とのことなので、気持ちのいい状態で連休は過ごせました。
2020年のゴールデンウィーク辺りは転職も好調でして、大手インフラの文系総合職と中小の人材系の書類も通過していました。
不況の中、よくこんなに通過したもんだな思います。
そして転職と同時に大きな決断をしました。
うつ病転職活動者、障害者手帳の取得を決断
実は、転職活動のかたわら、精神障害者手帳の取得を決断しました。
理由を解説していきます。
発達障がいグレーゾーンが生きやすくするための手法
実は友人には相談せず入念に自分で調べ、主治医と相談しました。
その結果「じんとさんは発達障害の傾向もあるので、手帳取得には十分値する」とのこと。
転職について主治医と話し合った結果「一般枠と障害者枠、2軸でやっていた方がいきましょう」とアドバイスもあり、連休前に市役所に申請しました。
友人、祖父母には事後報告しましたが、当然止められました。
が、僕の今まで生きづらかった話、決して後ろ向きじゃないこと、勢いじゃなくて調べて主治医と話して決めたことを話したら納得していただけました。
▼発達障害グレーゾーンについて解説しています。
話は逸れますが、実は執筆当日に障害者手帳の承認が下りる手紙が来ました。
連休明けに受け取りに行きます。
当然自慢するものでもないので写真撮ってupとかしません(笑)
あと余談なんですけど、超重大なお話。
先程市役所から手紙が届き「精神障害者3級」と判定されました。
ドヤるわけでもないですし、怯むわけでもない。僕なりの覚悟を持った決断です。
ただ、これに関していざ取得してから知ったこともあるのでそちらは今晩のブログにて!— じんと@うつカップル×理系院卒×ブログ (@Jibunpock) 2020年7月24日
障がい者枠で待ち構えていた思わぬ壁
そして障害者枠と一般枠で2軸で転職活動を進めることになった私は、早速障害者枠専用の転職エージェントに登録しました。
3社登録しましたが、1社は完全無視、1社は取得確定後しか面談受け付けませんとのことでしたので、連休明けにでも再度面談お願いしようかと思います。
残り1社(dodaチャレンジ)は面談までしていただけました。
体調の波はどんな感じですか?、通院の頻度は?など、さすがの対応で驚きました。
とても優しく和やかに面談をしてくださり、求人も探してくださるとのことなので「お願いします!」と全力の土下座(違う)
しかし、結論「該当する求人はありません。」とのメールが。
▼よくある話らしいです。
ここである事実を僕は思い知らされることになります。
身体障害>>(越えられない壁)>>発達障害>精神障害
という採用のハードルの違いがあるそうです。
この事実を知ったときは、もう人生オワコンなんじゃないかと落ち込みましたね(´;ω;`)
コンサルの1次面接とフェードアウトされた話
そんな中、連休明けに外資コンサルの1次面接でした。
コンサルの面接は少し独特でして「ケース面接」というものが存在します。
例えば「日本で電柱の数は何本か?」というのを推測するものです。知るかよって話ですが(笑)
とはいえ、見ているのは考え方なので、本数は間違ってても全く問題ありません。
ケース面接の対策をゴールデンウィーク最終日だけ返上して1日かけて行いました。
そして本番を迎えます。
面接官はサンドウィッチマンの富澤さんみたいな方でした。たしかにコンサルにいそうな雰囲気です(笑)
面接は終始和やかで、ケース面接が2問ありましたがかなり好調でした。
そして2時間後、1次面接通過の連絡が!
さすがレスポンス速い( ゚Д゚)
実は翌日に人材会社の面接でしたが、緊急事態宣言継続に伴い、Web面接なのか対面なのか改めて質問しました。
というのも、緊急事態宣言が明けたら対面で面接いたしますので、それまでお待ちくださいと連休前に連絡がありました。
しかし、問い合わせしても前夜になっても連絡がなかったので、辞退することにしました。
なお、doda内のメール機能にはLINEのように既読機能があるのですが、既読スルーされてました(笑)
余談ですが、大手インフラはWebテストで落ちました。
2次面接で実力不足を痛感、手持ちなくなり絶望
外資コンサルの1次選考通過から1週間後、初めての2次面接でした。ケース面接でなく、一般面接。
誠意と熱意、対策は十分行った……はずでした。
しかし、予想の斜め上をいく質問が来ました。
仕事の全体像(特に設計)に関して深堀され、正直実力不足を実感しました。めちゃくちゃ悔しかったです。
最後の質疑応答まで、全体的に圧迫面接でしたね。
2次面接は自分の直属の上司に当たる人とよく聞くので「この人上司だときついかも……」とは感じました。
エージェントにも「申し訳ございませんが、私の実力不足でした。」とすぐにメールを送りました。
しかし2時間後、不通過の連絡が来て、実質書類通過までしている企業がなくなってしまいました。
一生社会復帰出来ないのじゃないか……本気で絶望します。
そんな中、一通のメールが届きました。
「ブランクを含めたうえでじんとさんと話したいという企業があります」
転職活動初めて3カ月目が経過、コロナで失業者も増え倍率が上がる中、この企業に賭けることにしました。
次回へ続く。
ではでは、本日も皆さま生きててえらい!