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適応障害からの転職を成功させるには?ポイントと注意点を経験者が徹底解説

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適応障害からの転職を成功させるには?ポイントと注意点を経験者が徹底解説
  • 適応障害になってからの転職活動って成功できるの?
  • 復職とどっちがいいのか正直悩む

仕事が原因で適応障害になったとき、転職して本当に成功するのは不安になりますよね。

結論から言いますと、以下のポイントを押さえれば、適応障害からの転職を成功させることは十分可能です。

  • 転職活動を行えるか主治医に相談する
  • 求人を探す前に自己分析をする
  • 応募する前に企業の口コミをチェックする
  • 適応障害でもサポートを受けられる転職エージェントを活用する
  • 生活リズムを安定させる

この記事を書いた僕は、適応障害のときに復職し、数ヶ月後にうつ病に悪化した経験があります。

今は社会復帰できていますが、なかなか転職先が決まらなかったときに「適応障害の時点で転職していれば……」と何度も後悔しました。

とはいえ、やみくもに転職先を探し、再発や悪化は避けたいもの。

この記事では、そんな適応障害からの転職のポイントや注意点、おすすめのエージェントサービスについて紹介します。

最後まで読むと、「転職してよかった」と思える可能性がグンと上がりますよ!

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この記事を書いた人

大手メーカー(機械設計・新卒採用)→ うつ病 → 復活5年目┊X(Twitter):フォロワー1.3万人┊メンタル心理カウンセラー資格保持┊オンライン相談で130人以上の悩みを解決┊文春オンライン様に紹介いただいた経験あり┊さらに詳しい自己紹介

目次

適応障害からの転職を成功させる5つのポイント

適応障害からの転職を成功させる5つのポイント

最初に紹介したように、適応障害からの転職を成功させるポイントは以下の5つ。

  • 転職活動を行えるか主治医に相談する
  • 求人を探す前に自己分析をする
  • 応募する前に企業の口コミをチェックする
  • 適応障害でもサポートを受けられる転職エージェントを活用する
  • 生活リズムを安定させる

それぞれ詳しくみていきましょう。

転職活動を行えるか主治医に相談する

適応障害からの転職において失敗する人にありがちなのが「まだ回復していないのに転職する」こと。

一見すると転職は嬉しい変化ですが、想像以上に身体に負担がかかります。

  • 久しぶりの仕事に身体が慣れるまで時間がかかる
  • 新しい仕事を覚える必要がある
  • ゼロから人間関係を築く必要がある

そのため、あまり回復していない状況で転職をすると、再発や悪化につながる可能性も否定できません。

活動を始める前に必ず主治医に相談し、「問題ない」とお墨付きをもらってから活動しましょう。

じんと

僕も転職活動の前に主治医に相談しました。

求人を探す前に自己分析をする

主治医からの許可がおりたとしても、いきなり求人を探すのはおすすめしません。

というのも、適応障害となった原因を取りのぞかなければ、転職後も同じくしんどい思いをするため。

  • 適応障害になった原因は仕事か否か
  • 適応障害の原因は仕事内容か上司などの人間関係か
  • 転職で実現したいことは何か

これらについて考え、方向性を決めてから活動しましょう。

参考までに、休職していた当時の僕を場合を例に出しますね。

  • 適応障害の原因は「上司からのパワハラ」
  • 機械設計エンジニアの仕事に興味が持てなかった

穏やかな社風で、なおかつ機械設計エンジニア以外の仕事に転職したい!

応募する前に企業の口コミをチェックする

求人を探したり紹介してもらったとき、応募する前に企業の口コミをチェックしましょう。

特に下のような口コミが多ければ、適応障害が再発する可能性は高まります。

  • 体育会系の社風
  • 職場がギスギスしている
  • パワハラ、セクハラが多い
  • 残業時間が多い(特に「サービス残業」の文字に警戒)
  • 部下、上司が飛んだ

1件や2件だと「職場や個人による誤差」だといえますが、あまりにも多ければブラック企業の可能性が高いです。

元気に働き続けるためにも、多く当てはまったらエントリーを避けましょう。

そして、僕がおすすめする口コミサイトは以下の2つ。

  • 転職会議:22万社以上の口コミが登録され、中小企業でも実情がわかる
  • OpenWork:口コミを書かないと登録できないため信ぴょう性大

まずはどちらか片方から、登録してみてはいかがでしょうか。

適応障害でもサポートを受けられる転職エージェントを活用する

転職活動を進めるときは「転職エージェントの活用」がおすすめです。

おすすめしたい理由は以下の3つ。

  • 転職サイトには掲載されていない求人(非公開求人)を紹介してもらえる
  • 書類添削や面接対策などのサポートを受けられる
  • 無料で登録・利用できる

特に、はじめて転職活動をする人にとって「書類添削」「面接対策」はかなり助かります。

初めて書く「職務経歴書」の書き方なども教えてもらえますので、安心して活動を進められますよ!

しかしながら、「適応障害の人に求人を紹介できません!」と門前払いするサービスもごく一部ですがあります。

じんと

実際に僕も経験し、とても悲しくなりました……。

とはいえ、以下のサービスは実際に登録して親身にサポートしていただけました。

各サービスの紹介はこの記事の後半で紹介しますので、気になったらこのまま読み進めてくださいね!

生活リズムを安定させる

適応障害からの転職を成功させるために意外と大切なのが「生活リズムの安定」です。

というのも、適応障害になりたてのときは特に「夜に眠れず昼間に眠くなる」といったことがしょっちゅうあるから。

じんと

夜中の2時とかに目が覚めてそのまま眠れなかったり。あれ、ほんとしんどかったです。

そして、ある程度睡眠が安定したとしても、想像以上に体力が落ちているもの。

社会復帰するために必要な「週5日決まった時間に職場に行く」というのは、意外とハードルが高いものです。

そのため、以下の方法をとって生活リズムを安定させましょう。

  • 毎日決まった時間に寝て起きる
  • 週5日8時間、何かに打ち込む練習をする
  • リワークや精神科デイケアを活用する
じんと

僕も以前の会社の定時間に合わせて、転職活動や資格の勉強をしていました。

適応障害からの転職を成功させるための注意点

適応障害からの転職を成功させるための注意点

続いて、適応障害からの転職を成功させるための注意点を紹介します。

  • 残業や休日出勤の少ない職場を選ぶ
  • 労働災害のニュースがないかを調べる
  • 転職エージェントには適応障害を伝える
  • 応募企業への伝え方をアドバイザーに相談する
  • 転職を焦りすぎない

残業や休日出勤の少ない企業を選ぶ

適応障害になるほど、今まで無理をしてきたもの。

そのうえに、適応障害になる前と比べて体力は落ちています。

そんなときに残業や休日出勤が多い職場を選ぶと、再び倒れるまで心身ともに追い込まれるかもしれません。

長く働くためにも、以下の点をチェックしましょう。

  • 年間休日が110日以上か(ほぼ週2日休み+大型連休)
  • 口コミサイトの平均残業時間が長くないか
  • みなし残業の時間よりも実際の残業時間が多くないか

労働災害のニュースがないか調べる

気になる企業があれば、労働災害についてのニュースがないか調べましょう。

というのも、企業の体質は簡単に変わることがなく、同じようなひどい職場環境である可能性が高いためです。

実際、三菱電機では以下のように「立て続けに自ら命を断つ人が増えている」ということがありました。

三菱電機は2012年以降、月100時間を超える残業などが原因で6人の労災認定者、5人の自殺者を出している(1人は子会社社員)。こうした事態に対し、三菱電機は「個別具体の話はできない」とする。しかし、これらの事件には、「個別の問題」とは言いがたい共通点がある。

引用元:東洋経済オンライン「三菱電機「8年で自殺5人」何とも異常すぎる職場」

「10年後の今ではかなり変わってきている」という情報も出ていますが、それが事実だとしても「10年はかかっている」といえます。

特に「パワハラ」や「過労死」といったワードが出てきた場合は、応募を避けたほうがいいでしょう。

転職エージェントには適応障害を伝える

下の理由から、転職エージェントのサポートを受けるときは、適応障害であることを伝えましょう。

  • 紹介してもらえる求人とあなたの希望でのミスマッチを防げる
  • あとから嘘がバレたときに、信用してもらえなくなる

「転職先で再発せずに無理なく働く」のが、あなたの1番の成功ですからね。

じんと

もし適応障害を伝えて門前払いされたときは、サポートを断りましょう。ご縁がなかっただけです。

応募企業への伝え方をアドバイザーに相談する

一方で、応募企業への伝え方は少し慎重になる必要があります。

というのも「適応障害になる人=弱い人」という考えの企業は、まだまだ一定数あるためです。

とはいえ、休職歴を聞かれて「休んでいない」とウソをついた場合、バレたときに大きく信用を失います。

書類や面接で伝えるときはどのように表現するか、アドバイザーに相談しましょう。

じんと

実際に僕は「うつ病」ではなく「体調不良」と伝えるようにアドバイスいただきました。

転職を焦りすぎない

転職先がなかなか決まらず、苦しい時期もあるでしょう。

  • 適応障害になる前に転職しとけば……
  • 社会不適合者だからもうダメだ……

このように思って絶望するかもしれません。

じんと

実は僕もこう思ってた時期があります。

とはいえ、ここで「とにかく転職を決めないと」と焦り、適当に応募して入社するとほぼ確実に後悔します。

大切なのは「再発せずに働ける職場と出会う」こと。

しんどくなったときも、これを忘れないでくださいね。

適応障害からの転職を成功させたいあなたにおすすめの転職エージェント

適応障害からの転職を成功させたいあなたにおすすめの転職エージェント

前半でも紹介したように、適応障害からの転職を成功させたいなら「転職エージェントの活用」がおすすめ。

ここでは、登録した経験を踏まえて、特におすすめしたい3つのサービスについて紹介します。

  • マイナビエージェント
  • リクルートエージェント
  • タイズ

マイナビエージェント

マイナビエージェント
運営会社株式会社マイナビ
対象年齢20代〜30代
対応地域全国
得意な業界IT
販売
メーカー など
得意な職種営業
エンジニア
クリエイティブ など
公開求人数
(2025年4月時点)
約7.5万件
公式サイトhttps://mynavi-agent.jp/
おすすめポイント
  • 幅広い業界や職種の求人を取り揃えている
  • 各業界や職種に詳しいキャリアアドバイザーがいる
  • アドバイザーから親身なサポートを受けられた

20代・30代のあなたにおすすめしたいのが、マイナビエージェントです。

求人を多く取り揃えているのはもちろんのこと、それぞれの業界や職種に詳しいキャリアアドバイザーから親身なサポートを受けられるので安心して活動を進められるでしょう。

また、僕が実際に利用し、休職をカミングアウトしたときも親身になってくださりました。

求人も希望に合ったものだけを厳選して紹介してもらえたので、とてもありがたかったですね。

特に20代・30代のサポートを得意としているので、当てはまるのであれば登録して間違いないサービスだといえますね。

\20代・30代のあなたにおすすめ/

リクルートエージェント

リクルートエージェント
運営会社株式会社インディードリクルートパートナーズ
対象年齢20代〜40代
対応地域全国
得意な業界IT
コンサルティング
Web・インターネット
得意な職種営業
エンジニア
企画・マーケティング など
公開求人数
(2025年4月時点)
約57万件
公式サイトhttps://www.r-agent.com/
おすすめポイント
  • 業界トップクラスの求人数を誇る
  • 地方の求人も多く取り扱っている
  • アドバイザーから親身なサポートを受けられた

続いておすすめしたいのは、リクルートエージェントです。

なんといっても求人数が多く、都心部はもちろん地方の求人も多く保有しています。

そのため、あなたが地方に住んでいたとしても、十分なサポートを受けられるでしょう。

それでいてアドバイザーも親身に相談にのってくれ、転職活動で落とされまくっていたときに以下のような声をかけてくださって、涙がちょちょ切れそうになりました。

担当者

今回の転職で果たしたいのは「働きやすい職場と出会うこと」ですよね?焦る必要ないですよ!

希望とは異なる求人も多く紹介される点がデメリットですが、より多くの職種や企業を知るチャンスともいえます。

リクルートエージェント単体はもちろんのこと、マイナビエージェントと同時にサポートを受けるのもおすすめです。

\圧倒的な求人数が魅力のサービス/

タイズ

タイズ
運営会社株式会社タイズ
対象年齢20代〜40代
対応地域全国
(関西が多め)
得意な業界メーカー
得意な職種設計開発
研究開発
営業
社内SE など
公開求人数
(2025年4月時点)
約8,000件
公式サイトhttps://www.ee-ties.com/
おすすめポイント
  • メーカーに特化した転職ノウハウが豊富
  • 条件だけでなく社風や価値観に合った求人を厳選して紹介してくれる
  • アドバイザーから親身なサポートを受けられた

メーカーへの転職を希望するのであれば、タイズはぜひおすすめしたいサービスです。

というのも「アナログマッチング制度」という、条件だけでなく社風や価値観に合った求人だけを厳選して紹介するシステムを導入しているから。

実際僕が利用したときも、自分に合った企業を多く紹介してもらえ、紹介企業の半数以上にエントリーしました。

それだけでなく、キャリアカウンセリング後に「もう1度働けるよう、全力でサポートします!」と言っていただけて思わず感動……。

メーカー志望の人に限られている点がデメリットですが、少しでもメーカーに興味があるのであればぜひおすすめしたいサービスですね。

\メーカーへの転職ならここ!/

適応障害からの転職を成功させたい人からよくある質問

適応障害からの転職を成功させたい人からよくある質問

最後に、適応障害からの転職を成功させたい人からよくある質問にお答えします。

復職と転職、どっちがいい?

以下のような人には、転職がおすすめです。

  • 上司からのパワハラを受けているが、異動での復職が難しい
  • 会社の雰囲気と性格が合わず、話せる同僚がひとりもいない
  • 同じ会社や職場で2度以上休職している

逆に「適応障害の原因がプライベート」「今の仕事や職場が嫌いじゃなかった」というのであれば、まずは復職を選ぶのがいいでしょう。

じんと

今までと同じ仕事内容やシステムだと、特に社会復帰した直後は精神的に楽ですからね。

適応障害は転職で不利になるって本当?

不利になることも多いです。

というのも、ブランクがあるだけで「ダメなヤツ」「弱いヤツ」認定する企業はまだまだ多いから。

とはいえ、もしそのような職場で採用されたとしても、入社したあとにしんどい思いをします。

不利になって落とされたときは「早めに気づけてよかった」と考えましょう。

転職で一番しんどい時期はいつ?

転職してから3ヶ月が1番しんどいです。

前半で紹介したように、仕事を覚えたり新しい人間関係を築いたりする必要があるから。

じんと

「転職3ヶ月の壁」という言葉もあるくらいです。

入社してから3ヶ月間は特に自分の身体を労わりながら、ゆっくり進んでいきましょう!

まとめ:適応障害からの転職は成功させられる!

まとめ:適応障害からの転職は成功させられる!

この記事では、適応障害からの転職を成功させるためのポイントと、注意点について解説しました。

この記事のまとめ

適応障害からの転職を成功させるためのポイント

  • 転職活動を行えるか主治医に相談する
  • 求人を探す前に自己分析をする
  • 応募する前に企業の口コミをチェックする
  • 適応障害でもサポートを受けられる転職エージェントを活用する
  • 生活リズムを安定させる

適応障害からの転職を成功させるための注意点

  • 残業や休日出勤の少ない職場を選ぶ
  • 労働災害のニュースがないかを調べる
  • 転職エージェントには適応障害を伝える
  • 応募企業への伝え方をアドバイザーに相談する
  • 転職を焦りすぎない

適応障害からの転職でおすすめの転職エージェント

適応障害からの転職は、本当に不安なことだらけだと思います。

とはいえ、この記事で紹介したポイントを押さえれば、転職を成功させることは十分可能。

仕事を通じて自信が持て、「転職してよかった」と思えるようになりますよ!

じんと

行き詰まったときは、僕が話を聞くこともできます。詳しくは「じんとのオンライン相談」まで!

この記事があなたにとって、少しでもヒントになれば嬉しいです。

ではでは、今日も生きててえらい!

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適応障害からの転職を成功させるには?ポイントと注意点を経験者が徹底解説

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