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リンクビーは評判通り?ASDグレーゾーンの当事者が実際に行ってみた

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リンクビーは評判通り?ASDグレーゾーンの当事者が実際に行ってみた

リンクビー(現:atGPジョブトレ 発達障害コース)の評判が気になる、という人も多いのではないでしょうか。

結論から言いますと、atGPジョブトレになってからも含めて、リンクビーの評判はネット上でほとんど見当たりませんでした。

じゃあ、左にスワイプして検索画面に戻ろ( ^ω^)・・・

と思ったそこのあなた!ちょっと待った!!

ならば……ASDグレーゾーンのじんとが、行けば良いじゃないか!!!

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筆者の自己紹介
じんとTwitterアカウント

ということで、発達障害グレーゾーンのじんとが「リンクビー(現atGPジョブトレ 発達障害コース)」のプログラムを実際に体験してきました!

「評判はネットじゃない、現場で起きてるんだ」と胸に刻みながら……。

この記事を書いた人

大手メーカー(機械設計・新卒採用)→ うつ病 → 復活5年目┊X(Twitter):フォロワー1.2万人┊メンタル心理カウンセラー資格保持┊オンライン相談で130人以上の悩みを解決┊まぐまぐにてメールマガジンも配信中┊さらに詳しい自己紹介

目次

リンクビーの評判を確かめに参加したプログラム

リンクビーの評判を確かめに参加したプログラム

今回、リンクビーの評判を確かめにじんとが参加したプログラムは「自己探究研修」です。

自己探求研修は「発達障害ならではの生きづらさの原因や、自分の特性を理解するプログラム」で、発達障害に悩む人が就活をするうえで「キモ」となる部分。

なぜキモかといいますと「障害者雇用で内定を得るには、自分の特性や配慮してほしいことを企業に伝える必要がある」から。

そして周りに配慮してもらうためには、「自分の症状や特性を自分で理解し、説明できること」が大切です。

「自己探究研修」では

  • 障害特性と、特性への配慮や対策
  • 他人から見た自分
  • 職場でのコミュニケーション

を筆頭に21項目のプログラムが用意されています。

また、リンクビーでは障害特性をグループワーク形式で学ぶことで、第三者から客観的な意見をもらえたり、他の人の考えで気づきを得たりすることができます。

その結果、相手に特性や症状を納得できる形で伝えられ適切な配慮を受けられる、つまり「自分らしく長く」働けます!

そんな「自己探究研修」は、リンクビー卒業生の間でも評判が良いだけでなく、職員も1番おすすめしています。

実際、ぼくが体験したときも、体験通所の人が何人かいました。

そして今回は「自己探究研修」の中でも、評判に近いともいえる「リンクビーで何を得たいか」について考えるプログラムへ参加してきました。

※一部、個人情報に該当する箇所は改変しておりますことをご了承ください。

リンクビーの評判を確かめた体験談

リンクビーの評判を確かめた体験談

今回、じんとがリンクビーの評判を確かめたのは、大阪梅田にある事業所。

以前、atGPジョブトレ うつ症状コースの体験談!うつ病当事者が受けてみたの記事でもお世話になった場所です。

(いつもありがとうございます……!)

ということで早速プログラムの体験談に移っていきますね(`・ω・´)

①:なぜ通所を決めたのか?

実はこのプログラムの1番最初の質問は「なぜ通所を決めたのか?」です、まさしく『評判』にかかわる部分。

自己探究研修プログラムは

  1. 講師が説明
  2. 個人ワークで考えを書き出し
  3. グループワークで共有&発表

という流れが基本となっています。

つまり、リンクビーは

他社の就労移行支援事業所よりもグループワークが多い

ことが特徴です。

この日説明があった後、個人ワークの時間は10分。

じんとも通所してないのに利用者の気持ちで考えました←

……まぁぼくのことはどうでもいいですね←

そして、グループで意見を出し合い、みんなの前で発表です。

新入社員研修のグループワークをイメージするとわかりやすいでしょう。

1つ目の質問「そもそも、就職する前に就労移行支援に行こうと決めた理由」には、以下のようなものがありました。

  • 支援機関やハローワークで勧められた
  • 家族や主治医に勧められた
  • ネットで調べた

意外だったのは「支援機関やハローワークから勧められた人が多い」こと。

たしかに、今の時代で就職が厳しい状況なことから「就労移行支援を勧めている」といった番組を見たことがあります。

公的機関からするとお客様を失うようなものですから、珍しいのかなと思ってたのですが、実際は違うようです。

また、就労移行支援の事業所を決めるときは、複数の事業所を比較して決めることがほとんど。

利用者さんがリンクビーを選んだ理由には、以下の2つが多かったです。

  • 発達障害に特化している「支援の専門性」
  • 見学したときに1番印象が良かった(他の利用者・スタッフなど)

発達障害に特化しているからこそ特性を深く学べますし、利用者やスタッフが体験通所者に積極的に声がけしていて、安心感を得られたというのもあるでしょう。

余談ですが「1番難しくて成長できそう」という理由の人もいました。

みんなほんとに真面目だなぁ、と実感させられた次第です。

②:安定して働き続けるために

そして、この記事の山場ともいえる「特性」についてのお題に移っていきます。

発達障害の人の多くが社会人で苦しむのは、うつ病や適応障害などの「二次障害」です。

なぜ二次障害に苦しむ人が多いかといいますと……

  • 一般的な価値観と違うが、自分の考えを尊重したい
  • 一般的な価値観に適応しようとするが、無理に合わせて疲れる

といったことで「生きづらい」と感じるから。

つまり、発達障害と共存しながら就職するためには「自分らしく生きる」ことが大切で、社会とうまくつながりながらも「合わせすぎない」ことが目標です。

じんと

いや~~、合わせすぎてうつ病になったぼくも、行っておけばよかったな……

と体験中3回くらいは後悔しました←

それはさておき。

リンクビーで何を学びたいか」ということを考えていきましょう。

まずは「自分らしく生きる=就職して働き続ける」ために得たいことをひたすら書き出します。

ぼくも利用者と一緒に「リンクビーに通ったつもりで」書き出しました(笑)

次に、書き出した得たいことのうち「特に得たいもの」を3つ選びます。

このとき、選んだ3つと理由はグループで共有し、発表しました。

さまざまな理由がありましたが、特に多かったのは以下の通り。

  • 障害や特性を理解する
  • 職場でのコミュニケーション(報連相など)
  • ビジネスマナー

中でもダントツで多かったのが「障害や特性を理解する」こと。

例えば、ADHD傾向がある人の場合

  • うっかりミスが多い
  • 忘れ物や遅刻が多い
  • 思い付きで行動して失敗する

といったことが多く、これらのことを「特性」といいます。
※特性はあくまで「傾向」で、個人差はあります。

自分で自分の特性を理解しておくと、

利用者

今まで○○できなかったのは、特性が原因なのか!!

と納得でき、「生きやすく」なります。

また、特性を理解しておくと「強みを活かしにくく、苦手な要素しかないような仕事に出会うことが減る」ため、長く働き続けることも可能です。

そして何より、障害の特性は障害者雇用の面接で「必ず」聞かれます。

  • 職場で配慮してほしいことは?
  • 特性について何か対策してる?
  • できる仕事とできない仕事は?

こういった質問に対し、面接官が納得できるように答えなければなりません。

先ほどのADHDの人で、「うっかりミス」が多い特性があるとしましょう。

うっかりミスが多い人が職場で配慮してほしいことといえば

  • ミスしたことについて、過度に叱ったりからかったりしないでほしい
  • 自分でも確認はするけど、上司に入念に確認してほしい

といったことではないでしょうか。

とはいえ仕事なので

悪い人

こういう障害だから、私がうっかりミスするの仕方ないでしょ!テヘペロッ☆

というわけにはいきません。

一緒に働きたいと思わせるためには「自分自身でもしっかり対策をしているけど、うっかりミスを無くすのは難しいからサポートしてほしい」と改善の努力を見せることが大切。

  • パソコンの縁に「特に確認しておくべきこと」について書いた付箋を貼る
  • 上司に提出する前に、3回自分で確認するといった「マイルール」を決めている
  • スマホのアラーム機能を使い、その日するべきことを定期的に見れるようにする

といったように「対策している姿勢」を見せましょう。

とはいえ対策方法が思いつかない人も多いでしょう。

どのように対策していくかは、まさにリンクビーで学ぶことができます!

そして、うっかりミスが多い人が危険を伴う作業で事故やケガにあっては困るので、しっかり説明することでそういった配属先を避けてもらえます。

自分の特性を自分で理解しておくことは、安定して働くための第一歩。

リンクビーのプログラムは、その一歩を最大限に後押ししています。

まとめ:リンクビーの評判はもっと表に出てほしい

リンクビーの評判はもっと表に出てほしい!

今回、じんとが体験して1番思ったことです。

リンクビーから社会復帰した人の職場定着率(※)は91%で、ほとんどの人が「自分らしく生きる」を実現しています。

※職場定着率…卒業生のうち、半年以内に就職先を辞めていない人の割合

そして、リンクビーの職場定着率の高さの理由は「自己探究研修を通じて、発達障害が社会で悩むことを対策できているから」ではないでしょうか。

実際に、先ほど紹介した「利用者がリンクビーで得たいもの」は、3つとも学べます!

  • 障害や特性を理解する → 研修を通じて理解
  • 職場でのコミュニケーション(報連相など) → グループワークや疑似就労で実践
  • ビジネスマナー → スタッフの日常的な声かけで理解

実践的に学ぶことで理解が深まるだけでなく「就職してからのギャップが少ないこと」が、高い職場定着率の秘訣でしょう。

以前紹介したatGPジョブトレ うつ症状コースと同じく、スパルタすぎない「ちょうどいい厳しさ」が魅力だと改めて感じました。

また、発達障害はインターネットで載っている症状や特性のテンプレであることはほぼなく、人により様々な特性があります。

例えば、ある人はアスペルガーの特性にほとんど当てはまっているが、ADHDの特性も1割だけ含まれているといったように。

だからこそ、グループワークなどで客観的なアドバイスをもらうことが大切。

「自分の武器を正しく理解する」ことが、長く活躍するための秘訣です。

  • グループワークで実践的に学びたい
  • 長く働くために障害特性への理解を深めたい
  • 障害者雇用で就職したい

こんな人には、リンクビーがピッタリでしょう!

ただし、会社や部活と同じく、就労移行支援にも相性があります。

ミスマッチを避けるためにも、atGPジョブトレでは無料で「見学・個別相談会」を行っており、実際にプログラムを受けている雰囲気を肌で感じることができます。

百聞は一見にしかず。

少しでも気になったら、1度見学してほしいです……!

今回、体験の機会を下さったatGPジョブトレ大阪梅田の皆様には、感謝でしかありません!

改めて、今回もありがとうございました!!!

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