ブログ「じぶんぽっく」を開設して、3年が経ちました。
毎回この時期になると活動記録がてら振り返ってるんですが、その度に「時が経つのは早いな」と。
そして誕生日が7月なのもあって「こうして年をとっていくんだ」としみじみ。
そんな3年目ですが、2年目までとは全く違った悩みにも直面しました。
今回は「3年目にどんな悩みがあったのか」について、詳しく書いていきます。
2年目の記事はこちら
初心者あるある?1つの取引先に依存して地獄を見る
3年目に突入した当初、実は収益モデルがいびつでした。
どれくらいかといいますと……1つの取引先が収入の3分の2を占めるほどに。
モヤモヤする場面はいくつかありましたが、単価がよかったのもあり「これで安定だ」と思って続けていました。
一方で、日に日に理不尽な対応をされ、油断したら涙が出るほどに追い込まれた時期も。
(守秘義務もあるので詳細は控えますが、ほんといろいろありました)
【保存版】仕事で心が壊れる前に読みたい!取るべき行動完全ガイドの記事やTwitterの図解でも紹介しているように、「油断すると涙が出る」のは倒れる寸前。
身を守るために契約終了の申し出を行いました。
生活面で不安があった冬
体調面はすぐに落ち着きましたが、今度は金銭面の問題が出てきます。
昔だったらのんびり案件を探していましたが、今は彼女との生活もあります。
「迷惑かけるわけにはいかない」と、毎日のようにクラウドソーシングで案件に応募。
SNS運用の案件は1件しか受注できず、半年以上離れていたライターとしてのキャリアを再開させました。
その結果、2023年1月には2年目以降で最も少ない月商になるほど。
血吐きそうな思いしました。もう2度と味わいたくない……。
おかげでブログの執筆時間が全く取れず、過去記事の更新がやっとの状態でした。
収益軸は複数持っておくのが大切
この見出しは副業・フリーランス・経営者向けになるんですが、収益軸は複数持っておくのが大切だと痛感しました。
当時のぼくは収入の3分の2を失ったわけですから、軽い失業状態のようなものです。
1つの取引先だけに委ねると、ぼくと同じようにお金に追われるようになります……。
この反省を活かし、今は収益源を複数持っています。
そして、個々の割合も多くないです。
事業単位だと、
といったものがあり、各クライアントともに4分の1以下の割合に留めています。
知り合いの経営者に相談したところ、取引先1社への依存は「初心者あるある」みたいです。ぼくと同じようにならないようご注意を。
相性を「自分の問題」と捉えるとしんどくなる
先ほど、冬ごろ案件に複数応募したとお話ししました。
当然、新しいクライアントさんとの出会いがたくさんあります。
しかし、なかには「相性が悪い」というケースもあり、何度か悩みました。
「自分が無能」と責めた会社員時代
昔からの読者だったらご存知かと思いますが、社会人3年目にうつ病で休職しています。
「上司からのパワハラ」や「社風と性格が合わない」といった原因もありますが、それだけではありませんでした。
「仕事内容や進め方との相性」も悪かったです。
もともと大企業で機械設計エンジニアをしていましたが
- 立体図形が苦手
- 得意の共感力を活かせない
- 大企業特有の縦割り組織が苦手
といった状況で、かなりしんどい思いをしました。
なんとか出世コースには乗れて昇格したものの、その1週間後には倒れるという結末に。
そんな経験について以前話したとき、次の言葉が深く刺さりました。
合わないなら、そのイスを譲ったほうがいい
決して「管理職のイスを譲りなさい」という意味ではありません。
「自分にとって合わなくても、他の誰かには合うかもしれない。逆に、誰かにとって合わないイスが、自分には合うかもしれない」
すごく、的確な表現で感銘しましたし、会社員時代の自分に届けてあげたい言葉です。
でも、過去は変えられません。
だから今は「どうにも合わない」と感じたら、他の誰かに譲るために早めに断るようにしています。
「自分自身のメンタルのため」と言えば「甘え」という意見も出るかもしれませんが、「クライアントさんの仕事の進めやすさのため」というのも一理ありますから。
自分が合わないと感じた場所は、相手も合わないと感じていることが多いですからね。
自分に合ったイスで、成果を出す。
独立して3年目、改めてその大切さを思い知りました。
自由度が高くなったからこそ「どうしたいか」が求められる
冬のしんどい時期を乗り越えた今、比較的自由にお仕事できています。
一方で、「自由になった途端、何をしたらいいかわからない」という悩みにも最近直面しました。
1期目から、がむしゃらに駆け抜けてきた
独立して間もない頃は、ただ目の前のことに必死でした。
- 実績をあげたい
- 軌道に乗せて、家族を安心させたい
- せめて会社員時代の月収はほしい
こういったこともあり、ひたすら目の前の仕事に取り組みました。
特に1年目は、3日に1回は休みながらも毎日のように記事を書き続けましたね。
(なんならその休みにウーバーイーツしてた時期もある)
選択肢が多いときこそ「自分の信念」が求められる
3年間さまざまな経験を積み、実績を得てきたからこそ「どう進むのか」のターニングポイントだと思っています。
- WebライターやSEOとして専門性を深めるのか
- SNS運用の経験を積み、運用代行や講師を目指すのか
- ブログとSNSで個人発信を続け、出版や講演を目指すのか
といったように。
うつ病になって人生を見つめ直したときと同じレベルで、自分の将来を見つめ直しました。
そして、自由度が高いからこそ求められるのが「何のために活動を始めたのか」という「信念」だと気づきました。
自分はブログやSNSで発信して、悩む誰かの力になりたいから始めた。
だったら、個人発信に割く時間をもっと増やしてもいいんじゃないか?
そう思った今、半年間あまり動かせてなかったブログを本格再開。
「マッチングアプリ歴6年」という経験をもとにブログを書いたり、東京まで就労移行支援の取材に行ったりしました。
もちろん、知識やスキルを活かして仕事を進めてほしいという依頼も、内容次第では引き続きお受けします!
まわりまわったけど、4年目は個人発信に重きを置きたい
3年目を振り返ると、これまでとは違った壁が多かったです。
それだけ軌道に乗ったといえますし、立場も変わったということでしょう。
そして何より「在り方」を求められる機会が増えました。
だったら、自分がやりたいことに向けて突き進む。
4年目は個人発信に重きをおいていきますので、これからも応援よろしくお願いします!
ではでは、今日も生きててえらい!