コロナ禍で精神的にしんどいという人は多いのではないでしょうか。
特に「緊急事態宣言」が再び出されることによって、給料が減ったり解雇されたりしないか、といった不安が募ります。
不安を解消できればいいのですが、外出自粛で人と話す機会が急減し、精神的にしんどくなるという、まさに「負のスパイラル」。
そして、精神的にしんどくなることでコロナでメンタルを壊す危険性も。
本記事では、コロナ禍で精神的にしんどくなったあなたへ、うつ病のリスクを減らす方法を、うつ病経験者のぼくが紹介します。
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コロナ禍で精神的にしんどい人は、増えているのか?
コロナ化で精神的にしんどくなり、精神科の門戸をたたいている人は、実は急増しています。
ぼくは、コロナウイルスの「コ」の字もしらない、2019年11月に身体を壊しました。
身体を壊し、精神科の門戸をたたいてから今にいたるまで、月に1度通院していますが、2020年8月あたりから常に混雑しています。
どれくらい混雑しているのかというと、前は待合室のベンチの3割は空席でしたが、
2020年の8月以降はベンチは満席なだけでなく、密すぎて病院の外で待つほどでした。
目に見えるほどの混雑具合の変化から、コロナうつ病の多さと、事の重大さを感じています。
コロナの感染対策をしていたとしても、病んでしまうと元も子もないですから。
では、コロナ禍の中で、うつ病を回復したぼくの考え方を紹介します。
コロナ禍で精神的にしんどい状況を、乗り越える考え方
コロナ禍で精神的にしんどい状況を乗り越えるためには……
「変化を楽しむ」
という考え方が、とても大切です。
コロナ禍になってから
- テレワークの推進
- 飲み会やイベントの自粛
- 旅行など、楽しめない趣味の増加
といったように、良くも悪くも生活が大きく変化しました。
そして、コロナ禍になってから、以下のような言葉を耳にしたことがあるでしょう。
- コロナ離婚
- 県外ナンバー狩り
- 10万人以上の解雇
- 医療従事者への差別
- アルコール依存症の増加
これらのトラブルは、ストレスの要因やストレスからくる行動でトラブルです。
ぼくも、コロナ禍のなかうつ病で休職した後に転職活動をして、250社落ちたときは絶望していた時期もありました。
しかし「変化を楽しむ」考え方を心がけることで、執筆業のフリーランスに転職し、楽しんで仕事をしています。
コロナがなければ、フリーランスという選択肢はなかった。
コロナがなければ、家で働くという発想に至らなかった。
コロナがなければ、ブログを再開しなかった。
大げさかもしれませんが、「コロナ禍」という生活の変化を楽しむことができれば、気持ちが楽になるかもしれません。
▼こちらの記事で詳しく解説しています
コロナ禍で精神的にしんどいあなたができること3選
とはいえ、急に「変化を楽しもう」と言っても、なかなか難しいですよね。
そこで、コロナ禍で精神的にしんどいあなたへ、コロナ化できるメンタルケアを3つ紹介します。
日中に外に出る
まずは「日中に外に出る」ことです。
なぜ日中かといいますと、通称「幸せホルモン」である「セロトニン」が、太陽の光を浴びることで分泌されるからです。
コロナ禍になる前は、通勤や通学、ランチタイムなどで気づかない間に太陽の光を浴びています。
しかし、テレワークが進んだ昨今では、1日中外に出ないという日も増えました。
季節によって日照時間がばらばらである北欧で、自殺率が高い時期は、太陽がほとんど出ていない時期だと言われています。
そして、太陽の光を意識的に浴びることで、ポジティブになれます。
とはいえ、日中にそんな時間取れないし、人混みが怖いという人も多いでしょう。
そんなあなたは、朝に10分でいいので、外に出ることをおすすめします。
人も少ないし、目覚めになりますし、幸せな気分になる。
まさしく一石三鳥ですね(`・ω・´)
楽しみを見つける
次に「楽しみを見つける」ことです。
コロナ禍になってから、飲み歩きや旅行といった趣味の人が、趣味を楽しめなくなっているつらい状況です。
ぼくも飲みに行くことや旅行に行くことも趣味でしたので、つらい時期もありました。
しかし、楽しみを見つけてストレス発散(‘ω’)
ぼくは、旅行には行けませんが、「住んでる県の、いったことのない場所へ1人でドライブする」という新しい楽しみができました。
自分の住んでいる県の穴場を見つけられたようで、嬉しい気分になれるのでおすすめですよ!
ニュースに一喜一憂しない
最後に「ニュースに一喜一憂しない」ということです。
コロナ禍になってから、ネットニュースやテレビでもコロナ関連ばかりで、ずっと見たり聞いたりしていると気が滅入ってしまいます。
- 今日の感染者数
- 自粛しない若者
- 会食に行く老人
……書いてる本人もメンタルやられそうw
これらに全部反応してしまうと、当然精神的にしんどくなります。
感染対策は大事ですし、大前提ですが、感染対策のために何もしないというのは、おかしいのではないでしょうか。
日本のいいところでもあり悪いところでもある「同調圧力」によるストレスは、身体を壊す大きなリスクです。
コロナで精神的にしんどい状況を、ともに乗り越えよう!
本記事では、コロナで精神的にしんどいあなたへ、うつ病対策と考え方を紹介しました。
緊急事態宣言の再来によって、今後ますますしんどい状況になるでしょう。
しかし、感染対策に敏感になりすぎてうつ病になってしまったら、元も子もありません。
コロナの感染対策をすると同時に、うつ病の対策も忘れないようにしましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も皆さま生きててえらい!