フリーランスってかっこいい!憧れる!
こんな風に思う人も多いのではないでしょうか。
ぼく自身もいろいろな人に言われたことあります。
それに、大手クラウドソーシングサービスの「ランサーズ」の調査によると、労働人口の『4人に1人』がフリーランスとのこと。
2021年1月28日~2月1日にフリーランスとノンフリーランス計3,095名に実施いたしました。調査の結果、副業を解禁する企業が増加し「副業元年」と言われた2018年と比較して日本のフリーランス人口は500万人以上増加し、1,670万人になったことがわかりました。
しかし、労働人口の35%が広義のフリーランスであるアメリカと比較すると日本の広義のフリーランス人口は24%となっており、今後も成長の余地があると考えられます。
引用元:PR TIMES
ぼく自身フリーランスで1年間働いてきましたが、それなりの収入を得るまでしんどい時期もたくさんありましたし、失敗もたくさんしてきました。
だからこそ、これからフリーランスになりたい人が後悔しないように、収入だけでなく、心がけたことや気をつけたいことを紹介します。
▼1年前、フリーランスになった日に書いた記事です(当時と目標が変わってますがw)。
関連記事:うつ病で退職しフリーランスへ!これからの目標と、1カ月以内にやることを紹介
筆者の自己紹介
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フリーランスは本当にかっこいい?収入を紹介
フリーランスがかっこいいと思っても、お金の話を全く無視するわけにはいきません。
生きていくためには最低限必要なことですから。
そのため、最初にフリーランス1年目の収益の変化を見ていきましょう。
前提条件として、ぼくの仕事内容はこちら。
- Webライター
- ブログ
- SNS運用(個人・企業)
- オンライン相談
- コンサルティング
①:Webライター
まずは「Webライター」です。
フリーランスになると決めた時から、Webライターは大きな収益の柱となっています。
そんなWebライターにおける毎月の収益はこちら!
- 1か月目:2.9万円
- 3か月目:8.1万円
- 6か月目:12.1万円
- 12か月目:20.8万円
1年間、Webライターを続けたことで、20代の手取りと肩を並べるようになりました。
なぜここまで伸びたのかは、次の章で詳しく解説しますね。
②:ブログ
次に「ブログ」です。
元々ブロガーが1番目指していた姿ですが、現実はかなり厳しい結果に。
ブログに関しては金額を直接書かない規約があるらしいので(笑)
念のため、うまい棒で換算します。
- 1か月目:うまい棒130本分
- 3か月目:うまい棒93本分
- 6か月目:うまい棒760本分
- 12か月目:うまい棒3200本分
最大でうまい棒5400本分いった月もありますが、収入を自分でコントロールできないことが、ブログの難しさともいえるでしょう。
③:その他
以前、フリーランス半年で書いた「フリーランスで半年働いてわかった楽しさや厳しさを、現役Webライターが紹介」という記事時点では、ウーバーイーツ配達員を3つ目の仕事にしていました。
しかし、ウーバーイーツは5月以降一切稼働していません。
その代わりといってはなんですが、以下の事業が増えました。
現時点での月当たりの収益を見ていきましょう。
- SNS運用(企業2社):4万円
- コンサル:4万円
- オンライン相談:0円(これから、後ほど紹介)
そして、1年目の節目となった2021年9月。
月の売り上げは約32万円となりました!!!
フリーランスでかっこいいと言われるために心がけたいこと
収益増加に伴い、フリーランスでかっこいいと言われることが増えてきました。
一方で……。
- 最初から才能があって
- 一人で立ち上がって
- 失敗をせずにやってこれた
ということは全くありません。
この章では、1年間のフリーランス生活を振り返って、心がけてよかったことを紹介します。
①:収益の柱を複数作った
1つ目は「収益の柱を複数作った」ことです。
ここまで紹介したように、ライターやブログ、SNS、コンサルといったように複数の軸を立ててきました。
なぜなら複数の軸を立てることによって「どれか倒れても大コケしない安心感ができる」から。
例えば、ライターで1つのクライアントから月30万円もらっていたとしましょう。
しかし、そのクライアントが
今月で契約おわりね
と言ったとしましょう。
考えただけでぞっとしますよね。
30万円は大げさすぎますが、フリーランスに「突然の打ち切り」はつきもの。
そうした時でもリカバーできるものがあるというだけで、冷静に対処できますよね。
このことから、収入の軸を複数作っておくことをおすすめします。
また、1つのジャンルの中でも「複数のクライアントと取引する」ようにしましょう。
②:目標を都度見なおした
2つ目は「目標を都度見なおした」ことです。
先ほど、「1年前の目標とは全然違う」と書きました。
どれくらい違うのかと言いますと。
- 生きづらい20代社会人に、新しい選択肢を与える
- 理系の学生に大学院について紹介
- 会社員からフリーランスになる人に向けて最新情報を提供したい
今考えたら、かなりブレブレな目標でした(笑)
ただ、原点に立ち返りながら定期的に見直したことで、ぶれにくくなっています。
今は「うつ病やパワハラに苦しむ人を少しでも減らしたい」という思いを元に、ブログやSNSで情報発信を続けてられていますからね。
就労移行支援事業所への取材も、その一環です(うつ病は再発性の高い病気なので)。
③:仲間を増やした
3つ目は「仲間を増やした」ことです。
ぼくが収益を大きく伸ばしたきっかけは、仲間だと思います。
最初はランサーズで仕事をもらってくることが多いでしょう。
しかし、手数料は「報酬の2割」。
ある程度稼げている人にとってはなかなか高額になります。
10万稼いだとしても2万引かれて振り込まれますからね。
先ほど紹介したように、ライターで6カ月目以降に収益が大きく伸びたのは「仲間とのつながりによる案件が増えた」から。
じんとさんにぜひ頼みたいです!
と言ってくれる人から
じんとさんっていうすごいライターが知り合いにいまして
という照れる理由で案件をもらえることもあります。
(ほんまにありがとうございます……!)
そして、そうした仲間のつながりによる案件は「直接契約」が多いだけでなく、突然契約終了を言い渡される可能性が低いです。
(仮に終了するとしても、1か月前には言ってくれます)
他にも、ブログやSNSで発信を続けることで、自分の目標や思いに共感してくれる人が集まってきます。
そうすると、目標を見失ったり、モチベーションが下がったりすることが減りますし、自分の発信の意味を見直すきっかけにもなります。
1人で働くためにフリーランスになっても、完全に1人では働けない。
大事なことなので頭の片隅に入れといてくださいね←
かっこいいフリーランスになりたい人が気をつけておきたいこと
一見かっこいいフリーランスですが、ここまでくるのにたくさんの挫折や失敗を経験しました。
最後に過去の経験を踏まえて、フリーランス志望の人が特に気をつけた方がいいことを2つ紹介します。
①:断る勇気を持とう
1つ目は「断る勇気」です。
いきなり何を言い出すのか、という話かもしれません。
ただ、自分で案件を選べるフリーランスだからこそ「合わないと思ったら断る」という勇気が必要です。
単にしんどいからとか、めんどくさいからではないですよ?
それだと当然嫌われてしまいますからね。
ではどのような場合に断った方がいいかと言いますと……。
- 明らかに割に合わない要求をされたとき
- 自分の方針と合わず、相談しても一方的にダメだしされるとき
- やりづらすぎてストレスを抱えた時
これらは、断った方が自分のためでもあり、クライアントのためでもあります。
例えば、ぼくは下のような「ガチガチに決められたライター案件」は苦手。
第1章(300文字)
〇〇について書いてください
第2章(500文字)
▼▼を否定する内容で書いてください
たしかに記事には思いや目的があって当然です。
しかし、〇〇について300文字で伝えられないこともあれば、どう頑張っても500文字で伝えられないこともあります。
中には
どんな角度で見ても否定する商品のほうがええやん
みたいなことも。
ただ、これも個人の価値観だと思っていて、「ガチガチに決められた方がやりやすい」という人がいるのも事実。
あなたが無能だからではありません。
あまりにやりづらくてストレスになる場合は、相性が悪いこともが多いです。
時には断る勇気を持ちましょう。
余談ですが、こんなクライアントもいました。
- LINEや高額商材への誘導
- 連絡が突然取れなくなる
- 明らかに相手が間違えているのに、相談しても応じてもらえない
こういうクライアントには相手するだけ時間の無駄です。
さっさと見切りをつけましょう。
②:ウサギよりカメになれ
2つ目は「ウサギよりカメになれ」ということ。
なんのこっちゃ、と思うかもしれませんが
短期的な利益より、長期的な信用が大切
ということを、この1年でかなり実感しました。
フリーランスになって、たくさんの人と出会い、またたくさんの人と情報交換をしてきました。
そんな中で見かけたのが「瞬発的な利益を上げることに夢中な人」です。
よく『情報商材屋』と言われる部類ですね。
超ざっくり説明しますと
購入しないと「商品の中身」が見えない
→無料部分を必死にセールスライティング
→有料部分の中身がイマイチ(もしくはうさんくさい)
といったもので、中には数十万円もの高額商品も。
(もちろんちゃんと中身がしっかりしているものが大多数です!)
一時的な利益のために、闇落ちしてしまう人もいます。
そして、そういう人はなぜか数か月後にはいなくなっています。
ぼくがここまで続けてこれて、継続的に売り上げを伸ばせたのは「信頼」を築けたからだと思っています。
1番感じたのは「大きな過ちを犯して、1週間SNSでの発信を自粛した」とき。
正直フォロワーが100人以上減るかなと思っていましたが……。
10人も減っていなかった( ゚Д゚)
じぶんぽっくのメンバーに言われて気づいたのですが……。
1週間経っても全然減らなかったのは、じんとさんにそれだけファンがおるってことやで。
……なるほど、そういうことだったのか!!
もちろん瞬発的に大金稼ぐのも、1つの生き方なのでそれを否定することはしません。
ただ、これからフリーランスになりたい人は、少なくとも数年は同じ働き方をしたいもの。
娘や息子に仕事を語るときに、誇りを持てるか。
これは1つのモノサシになると思います。
まとめ:フリーランス2年目もかっこいいと言われ続けます
フリーランス1年目は、最初こそ悲惨でしたが、後半はかっこいいといえます。(自分で言うなという話ですが)
最初は大変かもしれませんが、ある程度の発信力や知名度がついてくると、一気に世界が変わってきます。
ぼくも最初の数カ月は「バイトでもした方がええんちゃうか」というくらいで。
愛車を手放し
当時の彼女にフラれ
1度は「障害者雇用での社会復帰」も真剣に考えました。
ただ、めげずに続けてきてよかった。
たくさんの人に支えられながら、駆け抜けてこれてよかった。
そう胸を張って言えます。
ただ、ここで甘える気はありません。
2年目は「自分の本当の目標」である「うつ病やパワハラに苦しむ人を少しでも減らす」ことに力を入れていきたいです。
今、ライターやブログ、情報発信を続けるかたわらで、少しずつ事業の計画を練っています。
その第1歩として、Youtubeへの投稿を始めました。
特に、就職や社会人生活、婚活など、激動なことが多い『20代』の力になれたらと思い、伝え続けています。
悩める若者をひとりでもラクに。
2年目も「生き様発信」で突き抜けていきたいと思います。
ではでは、今日もみなさま生きててえらい!
(久々に言った気がするw)