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発達障害の人に本気でおすすめしたい転職エージェント7選!ASDの当事者が紹介

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発達障害の人に本気でおすすめしたい転職エージェント7選!ASDの当事者が紹介
  • 発達障害の人が転職するとき、おすすめの転職エージェントはあるの?
  • グレーゾーンの人向けのエージェントも知りたい

転職を通じて働きやすい職場と出会うためにも、納得できるエージェントに登録したいですよね。

実は僕もそのうちのひとり。

いわゆる「大人の発達障害」だった僕は、同調圧力の強い会社になじめず、新卒時代の上司からパワハラに苦しみます。

そして、社会人3年目に二次障害のうつ病を患って休職しました。

そのときに「ASDの傾向がかなり強い」との診断を受け、モヤモヤが晴れたような気持ちに。

その一方で、一般雇用の社会復帰ばかりに目を向け、250社から不採用通知が届きます。

じんと

今でこそ社会復帰できてますが、当時は本当に苦しかったです。

こんな経験があるからこそ、「あなたには同じ思いをしてほしくない」と心から思っています。

そこでこの記事では、数多くの転職エージェントサービスのなかから、以下の観点でおすすめできる7つの転職エージェントに絞って紹介しました。

  • 発達障害や二次障害のうつ病でも求人を紹介してもらえる
  • 親身なサポートを受けられる
  • 既卒などでブランクがあってもサポートしてもらえる
サービス名イチオシポイント
atGP
(障害者雇用)
通院への配慮など
業務時間を企業と調整
dodaチャレンジ
(障害者雇用)
全国でサポート可能
当事者に寄り添う支援
LITALICO仕事ナビ
(障害者雇用)
事務系の仕事が多い
業界最大級の求人数
第二新卒AGENTneo
(一般雇用・第二新卒)
学歴や職歴に
関係なくサポート
ハタラクティブ
(一般雇用・第二新卒)
柔軟な対応が好評
中国・東北地方も対応
リクルート
エージェント

(一般雇用)
求人数は業界トップクラス
サポートも手厚かった
マイナビ
エージェント

(一般雇用)
親身なサポートが魅力
20代・30代の支援が得意
本記事の紹介サービスを簡単にまとめました
サービス名イチオシポイント
atGP
(障害者雇用)
通院への配慮など
業務時間を企業と調整
doda
チャレンジ

(障害者雇用)
全国でサポート可能
寄り添う支援が魅力
LITALICO
仕事ナビ

(障害者雇用)
事務系の仕事が多い
業界最大級の求人数
第二新卒
AGENTneo

(一般雇用・第二新卒)
学歴や職歴に
関係なくサポート
ハタラクティブ
(一般雇用・第二新卒)
柔軟な対応が好評
中国・東北地方も対応
リクルート
エージェント

(一般雇用)
求人数は業界トップクラス
サポートも手厚かった
マイナビ
エージェント

(一般雇用)
親身なサポートが魅力
20代・30代の支援が得意
本記事の紹介サービスを簡単にまとめました
この記事を書いた人

大手メーカー(機械設計・新卒採用)→ うつ病 → 復活5年目┊X(Twitter):フォロワー1.2万人┊メンタル心理カウンセラー資格保持┊オンライン相談で120人以上の悩みを解決┊「Abema Prime」「あさイチ」他出演┊さらに詳しい自己紹介

目次

発達障害の人に本気でおすすめしたい転職エージェント7選

発達障害の人に本気でおすすめしたい転職エージェント7選

早速ですが、発達障害の人におすすめの転職エージェントは、以下の7つです。

おすすめ①:atGP(アットジーピー)

おすすめ①:atGP(アットジーピー)

1つ目は、障害者の転職サポートに特化したサービス「アットジーピー(atGP)」です。

おすすめポイント
  • 障害者専門の転職エージェント歴20年ならではの経験と実績
  • 転職サイトで載っていない「非公開求人」が多い
  • 企業と条件調整もしてくれる(障害特性への配慮など)

atGP最大の強みは「企業との条件調整」です。

発達障害の人にとって、職場は結構しんどいもの。

  • 急な予定の変更で、頭が真っ白になる
  • 周りの音が気になってしんどくなる
  • 集中しすぎて、あとから疲れる

こういった「障害特性上苦手なもの」もこなさなければならず、つらい思いをしてきたのではないでしょう。

加えて、生きづらさからうつ病や適応障害を患い、現在も通院しているかもしれません。

しかし、atGPではこうした配慮事項について企業と交渉してくれます。

応募企業に伝えづらいこともあなたの代わりに話してくれるので、安心して転職活動を進められるでしょう。

一方で、以下のような注意点もあります。

  • 障害者手帳を持っている人のみ対応
  • 首都圏、関西圏、名古屋周辺のみ対応

とはいえ、発達障害専門の手帳はありません。

そのため、以下いずれかの手帳があるか否かが登録条件となります。

  • 精神障害者保健福祉手帳
  • 療育手帳

「どちらかを持っている」という人には、ぜひおすすめしたい転職エージェントですね!

おすすめ②:dodaチャレンジ

おすすめ②:dodaチャレンジ

2つ目は、大手人材会社の特例子会社「パーソルダイバース」が運営する障害者向け転職エージェント、dodaチャレンジです。

おすすめポイント
  • パーソルグループならではの豊富な転職ノウハウをもとにサポート
  • 障害者手帳を持っている職員が多く、当事者目線での寄り添った支援
  • 「雇用する側としての知見」をもとにアドバイス

なかでも「当事者目線での寄り添った支援」が魅力です。

dodaチャレンジを運営しているパーソルダイバースは、障害者雇用促進のために作られた「特例子会社」。

全従業員の70%が障害者ゆえに、現場でしか得られない経験や障害理解に基づいて支援することが可能です。

当時は発達障害ではなく「うつ病」の配慮でしたが、僕がキャリアカウンセリングを受けた時も

  • 体調の波はありますか
  • 病院の頻度はどれくらいですか

といった、「寄り添った質問」をされたことに感動しました。

発達障害に悩むあなたも「当事者目線で寄り添ったサポート」を受けられること間違いないでしょう。

一方で、「スキルやタイミングによっては、求人を紹介してもらえない可能性がある」という注意点もあります。

とはいえ、dodaチャレンジへ取材に行ったところ、紹介されない人には以下のような特徴があるとのこと。

  • 自分の障害特性を理解できていない
  • 生活リズムが整っていない(職業準備性)

このことから、面談前に「自分の障害特性と行なっている対策」を整理するのがおすすめ。

対処法までしっかり説明できれば、求人を紹介してもらえる可能性は十分にあるでしょう。

dodaチャレンジのスタッフよりますと「登録当時は求人を紹介されなかったとしても、その後に紹介可能の求人を案内できることもある」とのことです。

おすすめ③:LITALICO仕事ナビ

おすすめ③:LITALICO仕事ナビ

3つ目は、就労移行支援や福祉の転職支援などを展開する「株式会社LITALICO」が運営する転職エージェント、リタリコ仕事ナビです。

おすすめポイント
  • 関東を中心に3,000以上の求人を保有
  • 事務系の求人が多い
  • 「未経験可」「在宅勤務可」など、検索できる条件が多い

特に「検索できる求人の幅広さ」がリタリコ仕事ナビの魅力。

リタリコ仕事ナビでは、勤務地や業種といった「一般的な転職サイトでの検索」はもちろん、以下のような条件で調べることもできます。

  • 各障害の雇用実績
  • 正社員の求人
  • 在宅勤務可
  • 英語利用可
  • ハイキャリア
  • 未経験可
  • 新卒のエントリー可

このように、希望する条件に合わせて細かく検索できるので、スムーズに気になる求人まで辿り着けるので便利です!

また、リタリコ仕事ナビでは、アドバイザーがあなたの転職をサポートしてくれます。

具体的には、以下の通りです。

  • 求人の紹介
  • 履歴書、職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 年収交渉
  • 【重要】障害特性への配慮

しかしながら、以下の人は「アドバイザーによる転職サポートの対象外」

  • 一都三県以外に住んでいる人
  • 障害者手帳を持っていない人

とはいえ、いずれにも当てはまらないのであれば、ぜひおすすめしたい転職エージェントです。

おすすめ④:第二新卒AGENTneo

おすすめ④:第二新卒AGENTneo

4つ目以降は、一般雇用の転職エージェントについて紹介します。

まずおすすめしたいのが、20代に特化したエージェントサービスである「第二新卒AGENTneo」です。

おすすめポイント
  • 未経験可の求人が5,000件以上
  • エージェントから企業に推薦文が送られる
  • フリーターや既卒に強い(数年間のブランクや社会人未経験でも安心)

第二新卒AGENTneoはフリーターや既卒、ブランクのある人でもサポートを受けられることが強み。

発達障害が原因で、以下のように職歴に悩む人もいるでしょう。

  • 既卒
  • フリーター
  • ニート
  • 短期離職

「働きたい!」と思ってても世間の目は冷たく、なかにはサポートを断る転職エージェントもいるんですよね。

しかし、第二新卒AGENTneoはブランクのある人や社会人未経験の人を含めて、15,000人以上の就職を成功させた実績があります。

そのため、「社会人経験があまりない」というあなたでも安心してサポートを受けられるでしょう。

一方で、僕が第二新卒AGENTneoの担当者に話をうかがったところ、以下の注意点があるとわかりました。

二次障害のうつ病などを患った方がサポートを受けるには、主治医から発行される「完治証明書」が必要

第二新卒AGENTneoを使って転職活動を進めたい人は、頭の片隅に入れておいてくださいね。

(キャリアアドバイザーとの面談のときにも、説明があるはずです!)

おすすめ⑤:ハタラクティブ

おすすめ⑤:ハタラクティブ

5つ目は、同じく20代の転職支援に特化したサービス「ハタラクティブ」です。

おすすめポイント
  • 4,000件以上の求人があり、その8割以上が未経験歓迎
  • カウンセリングから最短2週間で内定獲得
  • 電話やメールはもちろん、LINEでも相談できる

ハタラクティブは「内定までの早さ」が魅力。

一般的な転職活動では、内定獲得まで2〜3ヶ月かかると言われています。

さらに、ブランクがある人の転職は半年〜1年かかるケースも多いもの。

じんと

僕も4ヶ月転職活動して、ひとつも内定がもらえませんでした。

しかし、ハタラクティブでは最短2週間で内定をもらうことが可能!

以下のように、「職歴に自信がない」という人を転職成功させた実績もたくさんあるので、あなたが20代ならハタラクティブに登録して損はないでしょう。

新卒の就職活動が上手くいかずに、アルバイト生活を経ての2度目の就職活動でしたが、カウンセラーの方が話しやすい雰囲気で明確な目標を持って就活できました。
LINE等で連絡のやり取りもスピーディーに行える点は良かったと思います。
また、面接対策や志望動機の添削などをしっかりやって下さる点が最も印象に残っています。
決して押しつけではなくこちらの意見を汲み取って下さる方だったので、安心して就活に専念できました。結果的に内定をいただくことができたので本当に感謝しています。

引用元:Googleレビュー ハタラクティブ立川支店

一方で、以下のような注意点もあります。

  • 四国や北陸はサポートの対象外
  • 新卒の人は利用不可(代わりにキャリアチケットが利用可能)

とはいえ、大都市圏周辺の20代であれば、ほとんどの人がサポートを受けられます。

気になった方は、ぜひ公式サイトをのぞいてみてくださいね!

おすすめ⑥:リクルートエージェント

おすすめ⑥:リクルートエージェント

残り2つは、年代問わず利用できるサービスについて紹介します。

まずは、僕が転職活動していたとき1番お世話になった「リクルートエージェント」です。

おすすめポイント
  • 業界最大級の求人数で、地方在住でも求人が多い
  • 書類の添削から面接対策まで親身なサポート
  • 転職を強要してこないので精神的に楽

一般雇用の転職エージェントを20社以上利用しましたが、求人数だけでなくサポート面も1番良かったと感じています。

特に「不適性検査スカウターというひどいWebテストを受けろ」と言われ選考を辞退したときに

担当者

どんなこと聞かれたんですか?
他の方への求人紹介で参考にさせていただきたいので、詳しくお聞きしたいです!

と前向きにコメントくださったのがかなり印象に残っています。

また、ぼくが転職活動で落とされ続けたときも

担当者

今回の転職で果たしたいのは「働きやすい職場と出会うこと」ですよね?
焦る必要ないですよ!

と言ってもらえたのも、涙ちょちょぎれそうになりました。

じんと

「フリーランスになることにしました」と伝えたときにも、優しい言葉をかけてくださったのを覚えています!

一方で、リクルートエージェントでは障害者雇用の求人を取り扱っていません。

一般雇用と障害者雇用で迷っているのであれば、atGPもしくはdodaチャレンジもあわせて登録しましょう。

おすすめ⑦:マイナビエージェント

おすすめ⑦:マイナビエージェント

リクルートエージェントと同じくらい僕がおすすめしたいのは「マイナビエージェント」です。

おすすめポイント
  • 親身なサポートが定評で、安心して転職活動を進められる
  • 希望にあった求人だけを紹介してもらえる
  • 内定後もサポートしてもらえる

マイナビエージェントは、親身なサポートが魅力的。

例えば、未経験職種を目指して転職活動をしていた僕に対して、アドバイザーから以下のことを教えてくれました。

  • その業界の動向や働き方
  • 未経験で転職するメリット・デメリット
じんと

転職後のギャップが減るので、とてもいい取り組みだと思っています。

加えて、希望にあった求人だけを厳選して紹介してもらえるので、納得感を持って応募できるのもよかったです。

特に以下の業界・職種を得意としているので、1つでも当てはまっているのであれば、ぜひマイナビエージェントのサポートを受けましょう。

  • メーカー
  • IT、通信
  • 金融
  • 営業職

その一方で、以下のような注意点もあります。

  • 40代以上向けの求人は少ない
  • 最大手のエージェントサービスよりは求人が少ない
  • 障害者雇用の求人はない(マイナビパートナーズ紹介という障害者向けサービスあり)

もし「求人をたくさん紹介してもらいたい」と思うのであれば、リクルートエージェントと同時に登録することおすすめします。

発達障害グレーゾーンの人におすすめしたい転職エージェント

発達障害グレーゾーンの人におすすめしたい転職エージェント

発達障害グレーゾーンのあなたにおすすめしたいのは、一般雇用の転職エージェントです。

というのも、発達障害グレーゾーンは「障害者雇用の対象外」だから。
(精神障害など、別の障害と併発している方を除く)

そこで、先ほど紹介した一般雇用の転職エージェント4社について、対象年代や地域、おすすめの人をまとめました。

気になったサービスがあれば、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね!

サービス名年代地域おすすめの人
第二新卒AGENTneo20代東京
名古屋
大阪
福岡
学歴や職歴に
不安がある20代
ハタラクティブ20代北海道
仙台
東京
名古屋
大阪
岡山・広島
福岡
第二新卒AGENTneoの
対象地域外に住む20代
リクルート
エージェント
全年代全国40代以上の人
地方に住む人
マイナビ
エージェント
20代
30代
全国30代以上の人
地方に住む人
サービス名年代地域おすすめの人
第二新卒
AGENTneo
20代東京
名古屋
大阪
福岡
学歴や職歴に
不安がある20代
ハタラク
ティブ
20代北海道
仙台
東京
名古屋
大阪
岡山
広島
福岡
第二新卒
AGENTneoの
対象地域外に
住む20代
リクルート
エージェント

年代
全国40代以上の人
地方に住む人
マイナビ
エージェント
20代
30代
全国30代以上の人
地方に住む人

その他のおすすめエージェントは、下の記事で詳しく紹介しています。

この記事で紹介した4社以外のサービスを知りたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

【年齢・地域別】発達障害の人におすすめしたい転職エージェント

【年齢・地域別】発達障害の人におすすめしたい転職エージェント

ここまで紹介した発達障害におすすめの転職エージェントについて、年齢・地域別に紹介します。

  • じんとのイチオシ
  • 20代におすすめ
  • 30代におすすめ
  • 40代・50代におすすめ
  • 大都市圏の人におすすめ
  • 地方の人におすすめ

じんとのイチオシ

僕が1番おすすめしたいエージェントは、以下の通り。

この2社がおすすめの理由は「年齢問わずに寄り添ったサポートが受けられる」こと。

特にatGPに登録すると、特性への配慮について企業と交渉してもらえるので長く働ける職場と出会いやすいでしょう。

また、一般雇用だと、リクルートエージェント年齢・地域問わずに質の高いサポートを受けられるのでおすすめしたいですね。

じんと

この2つに登録すれば、大きくハズれることはないです!

\障害者雇用で転職/

20代におすすめ

20代の人におすすめしたいのは「第二新卒AGENTneo」です。

というのも、発達障害が原因で職を転々としていたり、ブランクがあったりしてもサポートを受けることができるから。

そのうえで、キャリアカウンセリングでわかった「履歴書では伝わらないあなたの魅力」を、アドバイザーが企業に伝えてくれます。

じんと

20代の人は、ぜひ候補に入れましょう!

北海道・仙台・岡山・広島は、第二新卒AGENTneoの代わりに「ハタラクティブ」がサポートの対象地域です。

その他、第二新卒向けエージェントはこちら

30代におすすめ

30代におすすめしたいのは、以下の2つです。

特に一般雇用だと、20代・30代の支援を得意としている「マイナビエージェント」がおすすめ。

転職で求める希望についてじっくり聞いてもらえるので、安心して活動を進められるでしょう。

40代・50代におすすめ

40代・50代におすすめなのは、以下の2社です。

この2社であれば、40代・50代の転職支援も積極的に行なっています。

いずれか、もしくは両方のサービスを登録候補に入れましょう。

大都市圏の人におすすめ

東京・大阪・名古屋とその周辺に住んでいる人には、以下の3社がおすすめです。

atGPは首都圏はもちろん、大阪・名古屋でも求人が多いもの。

以前取材に行った際に「メーカーや金融の事務職だと、東京以外でも求人が多い」とのことでした。

そのため、首都圏の人はもちろん、大阪・名古屋の人はぜひatGPを利用しましょう。

第二新卒AGENTneoは、福岡もサポートの対象です。

地方の人におすすめ

最後に、地方の人には以下の2つがおすすめです。

上の2社は全国に展開しているので、地方の人でも求人を紹介してもらいやすいです。

まずはいずれかひとつ、この機会にチェックしてみてくださいね!

じんと

求人の数は上の2社に劣るものの、リタリコ仕事ナビも地方の求人があるのでおすすめです。

発達障害の人が転職エージェントを使う3つのメリット

発達障害の人が転職エージェントを使う3つのメリット

ここまで紹介したおすすめ転職エージェントを、発達障害の人が使うメリットは以下の3つ。

  • 転職活動による負担を減らせる
  • 働きやすい職場と出会いやすい
  • 転職後のフォローが充実しているサービスもある

それぞれ詳しく紹介します。

メリット①:転職活動による負担を減らせる

何よりも「転職活動による負担を減らせる」のが1番のメリット。

そもそも、発達障害の特性として

  • マルチタスクが苦手
  • 疲れやすい

といったものがあります。

今の仕事だけでもしんどいのに、仕事終わりや休日に転職活動となればヘトヘトになるでしょう。

じんと

僕も在職中に職務経歴書を作ったことありますが、翌日かなりしんどかったです。

とはいえ、転職エージェントを活用すれば、転職活動にかかる負担を半分程度に減らすことが可能に。

  • 検索しなくても、自分に合った求人を紹介してもらえる
  • 書類作成のコツを調べなくても、アドバイスしてもらえる
  • 配慮事項や年収などの条件面について、代わりに企業に交渉してくれる

これらのことを行なってもらえるだけでも、かなり楽になるのではないでしょうか。

メリット②:働きやすい職場と出会いやすい

転職エージェントを使えば、働きやすい職場と出会いやすくなります。

その理由について、まず「障害者雇用で働く場合」から紹介しますね。

転職エージェントを利用して活動を進めると、アドバイザーがあなたの障害特性にあった配慮を企業に伝えてくれます。

障害者雇用の面接で「特性や対策、必要な配慮について自分で説明できる」のは、もちろん大切。

とはいえ、言いづらいことや、緊張して伝え忘れることもあるでしょう。

そんなときでも、転職エージェントに登録すると、アドバイザーを通じて企業に相談できます。

じんと

安心して活動できるので、自信を持って選考に臨めますよ!

続いて、一般雇用についてです。

障害者雇用のような配慮はないものの、一般雇用でも働きやすい職場と出会える確率がアップします。

というのも、この記事で紹介した転職エージェントでは「アドバイザーが実際に訪問した企業だけを紹介」するから。

じんと

労働環境や職場の雰囲気を、事前に確かめてくれるだけでもかなり安心!

雇用形態を問わず、自分らしく輝くためにも、ぜひ転職エージェントを利用しましょう。

メリット③:転職後のフォローが充実しているサービスもある

特に障害者雇用の転職エージェントでは、転職後のフォローが充実しています。

というのも、障害者雇用には「職場定着率が低い」という課題があるから。

職場定着率:入社してから一定期間働き続ける人の割合。

障害者職業センターが行った調査「障害者の就業状況等に関する調査研究(2017)」によると、発達障害の人が入社して半年働き続ける割合は85.7%。

この数字だけでみると、以下のように身体障害や知的障害、精神障害と比べて高いです。

  • 身体障害:77.8%
  • 発達障害:85.3%
  • 知的障害:84.7%
  • 精神障害:69.9%

しかしながら、二次障害であるうつ病などで精神障害も患った場合は、定着率が下がります。

実際、X(Twitter)のフォロワーさんから、以下のようなことをよく聞きます。

  • 現場の上司が障害への理解がなくてしんどい
  • 職場の同僚から無視や嫌がらせの対象に
  • 仕事をまったく任されず、8時間が地獄
じんと

職場で話せる人がいないことで、ひとりで抱え込んでメンタルダウンなんてことも……

しかしながら、転職エージェント経由で入社すると、定期的にアドバイザーと話す機会があります。

「仕事や職場の困りごとについて相談できる」というだけでも、気持ちが軽くなるのではないでしょうか。

じんと

なかでもatGPは「転職後のサポートが手厚い」と好評なので、おすすめしたいですね!

発達障害の人が転職エージェントを使うときによくある質問

発達障害の人が転職エージェントを使うときによくある質問

最後に、発達障害の人が転職エージェントを使うときによくある質問についてまとめました。

登録や利用にお金はかかる?

登録から利用まで無料です。

というのも、転職エージェントは紹介企業から報酬をもらうビジネスモデルだから。

転職エージェントのビジネスモデル

「今はお金がない……」という状況でも、安心して登録しましょう。

転職エージェントとの面談では何を話す?

面談では、以下のことを話します。

  • 学歴、職歴
  • 転職する目的
  • 転職先に求める条件
  • 転職活動についてわからないこと
  • (障害者雇用の場合)障害特性と配慮してほしいこと

これらについて、アドバイザーとの面談の前に整理しましょう。

じんと

履歴書や職務経歴書も面談の前に作っておくと、その場で添削してもらえるのでおすすめです!

一般雇用と障害者雇用だとどっちがいい?

配慮を受けたいかどうかで大きく異なります。

  • 仕事内容や職場の雰囲気だけを変えたい:一般雇用
  • 勤務時間や労働環境の配慮がほしい:障害者雇用

※発達障害グレーゾーンは障害者雇用の対象外

障害者雇用だと給料はいくらくらい?

厚生労働省が発表した「令和5年度障害者雇用実態調査結果報告書」によりますと、30時間以上働く発達障害の人の平均月収は15.3万円です。

ボーナスを約4ヶ月分を仮定すると、年収は250万円前後といえるでしょう。

たしかに給料は低めですが、年収だけのために無理して一般雇用で働き、うつ病や適応障害で倒れるのだけは避けたいところ。

「長く働けるかどうか」の目線で考え、後悔のない選択をしましょう。

詳しくは「障害者雇用はデメリットしかないって本当?【再発の方が後悔します】」の記事で解説していますので、よかったら読んでみてください。

まとめ:転職エージェントを使って働きやすい職場と出会おう

まとめ:転職エージェントを使って働きやすい職場と出会おう

この記事では、発達障害におすすめの転職エージェントについて紹介しました。

改めて、おすすめの7社について振り返りましょう。

サービス名イチオシポイント
atGP
(障害者雇用)
通院への配慮など
業務時間を企業と調整
dodaチャレンジ
(障害者雇用)
全国でサポート可能
当事者に寄り添う支援
LITALICO仕事ナビ
(障害者雇用)
事務系の仕事が多い
業界最大級の求人数
第二新卒AGENTneo
(一般雇用・第二新卒)
学歴や職歴に
関係なくサポート
ハタラクティブ
(一般雇用・第二新卒)
柔軟な対応が好評
中国・東北地方も対応
リクルート
エージェント

(一般雇用)
求人数は業界トップクラス
サポートも手厚かった
マイナビ
エージェント

(一般雇用)
親身なサポートが魅力
20代・30代の支援が得意
本記事で紹介した転職エージェントまとめ
サービス名イチオシポイント
atGP
(障害者雇用)
通院への配慮など
業務時間を企業と調整
doda
チャレンジ

(障害者雇用)
全国でサポート可能
寄り添う支援が魅力
LITALICO
仕事ナビ

(障害者雇用)
事務系の仕事が多い
業界最大級の求人数
第二新卒
AGENTneo

(一般雇用・第二新卒)
学歴や職歴に
関係なくサポート
ハタラクティブ
(一般雇用・第二新卒)
柔軟な対応が好評
中国・東北地方も対応
リクルート
エージェント

(一般雇用)
求人数は業界トップクラス
サポートも手厚かった
マイナビ
エージェント

(一般雇用)
親身なサポートが魅力
20代・30代の支援が得意
本記事で紹介した転職エージェントまとめ

まずは気になった1社から登録して、自分らしく働ける職場探しの一歩目を踏み出してくださいね!

もし、どのサービスがいいか悩んだ方は、僕が提供するサービス「じんとのオンライン相談」で一緒に考えることもできます。

サービスの詳細は、下のボタンから公式ページをご覧ください!

\これまで、120人以上の悩みを解決!/

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も生きててえらい!

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発達障害の人に本気でおすすめしたい転職エージェント7選!ASDの当事者が紹介

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