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HSPの人に向けた「繊細さんの本」。今生きづらくても、アフターコロナで働きやすくなる!

記事内に広告を含みます。

「HSP」はHighly Sensitive Personの頭文字が由来であり、「非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人」のことです。

そして感受性が強いゆえに生きづらいと感じ、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。私も繊細な男で、どうしたらいいんだろうと悩んだ時期がありました。

しかし、ある1冊の本に出会ったことで、点が線に繋がりました。ある本とは……武田友紀さんの著作「繊細さん」の本です。

HSPの人や繊細な性格で生きづらいと感じていた人、老若男女問わずおススメしたい1冊です。

今日は「繊細さん」の本を踏まえつつ、実体験も交えてHSPについて紹介します。

HSPの人でも、輝ける場所は絶対あります!特にアフターコロナで!!

この記事を書いた人

大手メーカー(機械設計・新卒採用)→ うつ病 → 復活5年目┊X(Twitter):フォロワー1.2万人┊メンタル心理カウンセラー資格保持┊オンライン相談で120人以上の悩みを解決┊「Abema Prime」「あさイチ」他出演┊さらに詳しい自己紹介

目次

HSPの人はどんなことにしんどく感じるのか

まずHSPの人がどんなことに対してしんどく感じるのでしょうか。

答えは「人による」です。雑な答えと思うかもしれませんが、本当です。

例えば下記のような感じ。

  • Aさんは聴覚が敏感で、隣の部屋に住む人のちょっとした足音が気になる
  • Bさんは視覚が敏感で、人混みにいくと以上に疲れる
  • Cさんは五感とは別だが、職場や上司の雰囲気から気を遣いすぎる

こうして並べてみると、HSPの人と一括りにしてもバラバラですよね。

また、嗅覚・味覚・触覚が敏感な人がいますし、2つ以上敏感な人もいます。

ちなみにCさんは、私のことです(笑)

そして困ったことに、人よりも疲れやすいです。

私の同期は仕事終わりに、しかも残業の後にフットサルとか打ちっぱなしに行っているのに、私にそんな余裕は微塵もありませんでした。

しかし、同期には理解されません。次章でその理由を説明します。

HSPの人が感じたことは、非HSPの人には「わからない」

タイトルから誤解を生みそうなので念のために補足しておきますが、HSPの人が偉いとかではありませんので、ご留意ください。

HSPの人が感じたものは、HSPでない人にとっては「わからない」そうです。私も「繊細さん」の本を読んで、納得いきました。

たしかに同期と比べると少しばかり残業時間が多い部署でした。しかし、それ以上に「職場という場所自体」に疲れていたのです。

私は大企業だったのもあり、オフィスが大きかったです。当然人の出入りも激しい。フレックス制で出勤時間がバラバラだったので尚更です。

そして、私の最初の上司は何を隠そうパワハラさんで、パワハラさんは週に3回くらい不機嫌だったのです。

しかもパワハラですから、いつ「やる気あるのか」と怒られるのかわかりません。

そんな環境でしたから、声をかけるのにも気を遣ってしまいます。

そして職場を出る頃にはヘトヘト。そのまま立ち寝しそうなこともありました。

しかし、そこまで疲れていることを理解されることはありません。

このことから、なるべく月~木には予定入れないようにしていたのですが「行きたくない」と思われていました。

このように、一つ一つは些細な行き違いかもしれませんが、積み重なるとかなり疲れてしまいます。

ここまで聞くと、損しかしないやんと思うかもしれません。

しかし、HSPの人が備えた強みを活かせると覚醒します。次章で紹介します。

HSPの人は環境次第で覚醒する

HSPの人は人一倍感度が強く、何かと生きづらいことも多いですよね。

しかし、感度が強いことがプラスに作用することもあります!

例えば、私は新卒採用の業務で学生さんと座談会で話す機会がありました。

採る側と採られる側という枠を超えて、楽しんでコミュニケーションを取ってもらえると、人一倍嬉しくなります。

そして、インターンシップに参加してもらうなど、会社に興味を持ってもらえるとさらに嬉しくなり、モチベーション上昇の連鎖が続きました。

別の場合ですと、大学の軽音楽部で1年生が初めてライブをした後の打ち上げで輪に入れていない人がいるのを察知したら、声をかけるのをほぼ毎年やっていたなと今振り返ると思います。

このようにHSPの人は「いいこと」に対しても「悪いこと」に対しても感受性が強いです。

ですので、「いいこと」が連鎖すると自然と結果もついてきて、生きやすくなります。

そして、生きやすくなれば結果も出てくる、覚醒状態になります。

さらに、昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、働き方が変わりつつあります。私はHSPの人にとって、働き方の変化は追い風なのではないかと考えました。

HSPの人にとってアフターコロナは追い風

新型コロナウイルスで「在宅勤務」を筆頭に働き方が変わってきています。

そして、新しい働き方によって、HSPの人が今までより仕事がしやすくなるのではないでしょうか。

今までは「職場」という多数の人が集まる場に行くことで、音やにおい、雰囲気などに振り回されて業務以外の場所で疲弊していた方も多いでしょう。

しかし、在宅勤務だと知らない人の怒鳴り声も聞こえてきませんし(クレーマーはいるかもですがw)、通る人が視界に入ることはないですよね。

そのため、業務に集中でき、短時間で高い成果を上げることが可能になります。

加えて余計なストレスがないことで、仕事以外の時間の体力にも余裕が出てきます。

趣味に打ち込んだり、興味のある分野の勉強をしたりすることで、モチベーションはますます上がりますよね。

その結果、仕事の質もあがるという好循環を生みます。

新しい生活様式に賛否両論はあるでしょうが、人手不足の世の中で「ひとりひとりに合った環境で最大限の成果を出すこと」を考えるきっかけに成り得るのではないでしょうか。

最後に:HSPは見方を変えると特性になる

HSPの人は、正直生きづらさや繊細さで悩むことも多いでしょう。

特に私のように男性の場合だと「男で繊細って、男らしくないと思われないかな」とか考えてしまうのではないでしょうか。

しかし、他の人が気づかないところに気配りができることは大きな強みですし、働く環境によって仕事がやりやすくなった結果、生きやすくなるでしょう。

また、「いいこと」にも敏感ですから、「悪いこと」のキャッチを減らすだけで幸福度がグンと上がります。

「繊細さん」の本」が書店でベストセラーになるほどですから、繊細さや生きづらさに悩んでいる方がそれだけ多いということです。

本記事がHSPの人や生きづらさに悩む人にとって、少しでも助けとなれば、私は嬉しいです。

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も皆さま生きててえらい!

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