人生で後悔しないようにするにはどうしたらいいのか、と悩む方もいるのではないでしょうか。
人生で「全く後悔しない」ということは、どんなスーパーマンでもないでしょう。
一方で、少しでも人生の最期に後悔しないという考え方はあるんじゃないかなと。
ぼくはこの記事で紹介する人生で後悔しない考え方に気づくことで、かなり生きやすくなりました。
そして人生で後悔しないためのたった1つの考え方を教えてくれたのが、2019年11月、社会人3年目で患った「うつ病」です。
人生で後悔しないたった1つの考え方
人生で後悔しないための考え方は
「死ぬときは死ぬ」
です。
(マスクをしないという意味ではないので、念のため補足しておきます)
ご時世的に不謹慎だと感じる方もいるかもしれません。
しかし、ぼくが言いたいのはもう一歩先にあります。
「死ぬときは死ぬ。だから明日死んでもいいように『今』を楽しもう」と。
明日死んでもいいと思えると、今まで考えもしなかったような行動が見えてきたり、ネガティブモードに入りにくくなったりします。
人生で後悔しない考え方に至ったきっかけ
人生で後悔しない考え方「死ぬときは死ぬ」に至ったきっかけは「うつ病」でした。
うつ病を患うまでの自分は
- 未来のことが常に不安で
- 自分を出さないことが社会で生きる秘訣と考え
- 上司の言うことにはYesと言わないとダメ
といった考え方でした。
同級生の結婚ラッシュや、楽しそうな姿、余裕のある生活。
趣味的なところで言うと、車の雑誌にのったり賞をとったり。
一方で上司からのパワハラや、同僚・同期に趣味を否定され続ける毎日。
いろいろな不安におびえながら、日々過ごしていました。
- 仕事でミスをしたら、上司にまたネチネチ言われる。
- 残業しないと、上司の機嫌が悪くなる。
- 新卒採用の仕事をしていたら、設計の上司に嫌味を言われる。
- 何かチヤホヤされるような実績がないと、自信なんてもてない。
- やりたくない設計の仕事で、一生を終えることになるのか。
といったように。
そうこうしているうちに、うつ病で倒れてしまったのです。
転職活動をしていた期間を含め、1年近く休職。
「死」を考えていた時期もありました。
▼「死」を考えていた時期の記事です←
そして、うつ病の後も
- 転職活動で250社落ち
- 守ってきたかつての愛車を手放し
- かつての彼女と婚約破棄
といったことが起こりました。
つらかった時期もありましたが、あるとき1つのことに気づいてから、楽になりました。
こんだけの災難があっても、俺は死なずに生きている。
人生で後悔しないために大切なこと
人生で後悔しないために大切なことは「今を楽しむ」ことではないでしょうか。
特に、今のご時世だからこそ伝えたいです。
- たくさんの飲食店がシャッターを閉めざるを得ない
- 失業者が10万人を超えた
- 女性の自殺が過去最多
といった悲しいニュースを日々耳にします。
こんな状況で、のうのうと会食をしているお偉いさんたちに腹は立ちますが。
「じぶんぽっく」で言ったところでなので、これ以上は触れないでおきます。
たしかに、自粛自粛で気が滅入る世の中ではあります。
しかし、「人生を楽しむことの自粛」までしなくていいんじゃないでしょうか。
ぼくも前の会社と比べると、収入は半分になりました。
今月はやっと20代平均月収になりそうですが、ボーナスがないので年収としては半分程度。
- いい服や車も買えない。
- 高くて美味いご飯に行くのをためらう。
- 今年は連休もほとんど仕事。
一見するとつらいでしょう。
しかし、収入が半分になった今のほうが、間違いなく幸福度は高いです。
車体価格半額以下の車ですが、楽しいです。
安くて美味いご飯が、たくさんあるのを知りました。
連休中に仕事をして、好きなタイミングで休むことも知りました。
そして、今も周囲に支えられながら、生きることができています。
死ぬときは死ぬ。だから今を楽しもう。
こんな時代だからこそ、「楽しむこと」まで自粛するのをやめませんか。
最後まで読んでくれたみんな、生きててえらい。
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