求人票を見るときの注意点が気になる、という人も多いですよね。
それもそのはず。
転職活動中の人は、働きやすい職場や待遇の良い職場で働きたいから仕事を探しているのに、そうでない会社に入ったら本末転倒。
就活生も新卒カードをムダにしかねません。
ぼくも、社会人3年目でうつ病を患ったことをきっかけに転職活動を経験。活動中は数え切れないほどの求人を見てきました。
見ていくうちに気づいたのは、
「ブラック企業」や「ブラック職場」の求人票に共通した特徴がある
ことです。
そんな経験に基づいて、求人票で見ておきたい7つのポイントを紹介します。
最後まで読むと、就活や転職の企業選びで失敗し後悔する確率がグンと減りますよ!
悩みを話せなくて困っているあなた、1度ぼくに話してみませんか?
- 転職や就職についての悩みを解決した実績多数
- これまで100人以上の悩みを解決し、94.1%の方が満足
- 「メンタル心理カウンセラー」資格保持
\そのモヤモヤ、スッキリに変えます/
求人票で見ておきたい注意点7選
早速ですが、求人票で見ておきたい注意点とはどのようなものでしょうか?
以前Twitterで投稿した内容に基づいて、1つずつ詳しく紹介しますね。
注意点①:完全週休2日制か否か
1つ目は「完全週休2日制か否か」です。
この「完全」という言葉があるかないかで、以下のように大きく変わってきます。
- 完全週休2日制:必ず週に2日は休みが取れる
- 週休2日制:基本は週に2日休み取れるが例外あり
ただし、年に1度でも休日出勤があれば「完全」と言えなくなります。
そのため、年間休日日数を見るほうが重要です。
もし完全週休2日制なら、年間休日は120日。
そのため118日なら「半年に1回休日出勤」と考えておけばいいでしょう。
この計算でいくと、年間休日107日以下は休日出勤が月に1度以上あることになりますね。
注意点②:残業時間に見合った給料が発生するか
2つ目は「残業時間に見合った給料が発生するか」です。
残業はできれば避けたいですが、繁忙期やトラブルなどでせざるを得ないときはあるでしょう。
ただ、ここで伝えたいのは
残業時間に見合った給料が発生するかどうか
ということです。
特に、最近よく見かける「みなし残業制」には注意が必要。
みなし残業とは、毎月一定の残業時間を行ったとして基本給のなかに「固定残業代」が含まれて支払われる制度のことです。
といってもイメージしにくいので、例を出しましょう。
例えば、月30時間のみなし残業がついていれば、ある月は残業25時間働いても30時間分の残業代が支払われます。
一方、35時間働いたとしたら本来5時間分支給しなければなりません。
しかし、「みなし残業」なのをいいことに超えた分を支払わない会社も多いです。
残業時間の管理が、なあなあになっているケースも多いですからね。
この罠を防ぐには、「実際の残業時間を転職会議やOpenWorkなどの口コミサイトで調べる」のがおすすめ。
みなし残業の時間とかけ離れていないか確かめておきましょう。
注意点③:つり合わない高収入をウリにしてないか
3つ目は「つり合わない高収入をウリにしていないか」です。
リクナビNEXTなどの転職サイトでよく見かけるのが
年収1,000万円も可能
という求人(特に営業で多い傾向)。
ただ、こうした仕事のほとんどが、売上に応じて年収が決まる「成果主義型」。
1,000万円稼げるほどの凄腕ビジネスマンは、ほんの一握りです。
一方で成果があげられなければ、かなり年収が低くなること多いですね……。
(私の友人にも何人かいます)
注意点④:精神論ばかり書かれてないか【例外あり】
4つ目は「精神論ばかり書かれていないか」です。
「応募資格」や「会社紹介」を見て、以下のような抽象的なことしか書かれてなければ、警戒しておきたいところ。
- やる気さえあればOK!
- やりがいと感動に出会えます!
- どこよりも成長できる会社です!
なぜなら、このような会社は
人数さえそろえば誰でもいい、辞めてもまた採用すればいい
といったように、「人を使い捨てる」傾向が強いから。
ただし「経歴が浅くても、長年働いてくれる若手社員の募集したい会社」という例外もあります。
例外のケースは「第二新卒や20代向け転職エージェント」から紹介される求人に多いですね。
注意点⑤:聞こえの良い横文字ばかりでないか
5つ目は「聞こえの良い横文字ばかりでないか」ということです。
求人票でこのような言葉を見たことがありませんか?
- トータルアドバイザー
- トータルサポートスタッフ
もちろん会社によるので一概には言えませんが、以下の職種を言いかえている傾向が強いです。
- トータルアドバイザー:飛び込み型の新規営業
- トータルサポートスタッフ:雑用係
カタカナ職種でイメージが浮かびにくかった場合は、具体的にどんな仕事をするのか調べたり、採用担当に聞いたりしましょう。
ホームページの業務内容や企業からの返答があいまいであれば、入社しないことをおすすめします。
注意点⑥:「若手でも昇進可能」かどうか【例外あり】
6つ目は「『若手でも昇進可能』かどうか」です。
成長できる環境は「就活の軸」としても人気ですが……実は落とし穴があります。
若手でも昇進できる環境というのは「それだけ人手不足」とも言い換えられます。
そのため、成長環境だけを推している企業は、離職率の高さをごまかしているかもしれません。
このような企業を避けるためには、以下のどちらかの方法を取りましょう。
- 四季報などで離職率を調べる
- 口コミサイトの数や退職理由を調べる
ただし、創業して数年で社員数も多くない「ベンチャー企業」は例外です。
数年で管理職や役員になる人もたくさんいますからね。
注意点⑦:【重要】「アットホームな職場」かどうか
7つ目が「『アットホームな職場』かどうか」で、個人的には1番重要だと考えています。
なぜなら、アットホームな職場は以下のようなことが多いから。
- 上司がパワハラ・セクハラをしてもお咎めなし
- 休日のゴルフ接待や社内イベント
- 毎週の飲み会は強制参加
一言でまとめると「公私混同」。
「家族だから休日も一緒」といった謎の常識や、同調圧力の強さなど、しんどい思いしかしないでしょう。
実は、このような会社の面接を受けたこともありますが、10分強の雑談で終わったので驚きを隠せませんでした。
正直「入社して大丈夫かな……」と思いましたね。
求人票で見ておきたい注意点をエントリー前に確認しよう
ここまで、求人票で見ておきたい注意点を7つ紹介しました。
改めて、ここまで紹介した7つを振り返りましょう。
- 完全週休2日制か否か
- 残業時間に見合った給料が発生するか
- つり合わない高収入をウリにしてないか
- 精神論ばかり書かれてないか
- 聞こえの良い横文字ばかりでないか
- 「若手でも昇進可能」かどうか
- 【重要】「アットホームな職場」かどうか
当てはまるものが多ければ多いほど、働きづらい会社や職場の可能性が高いです。
将来つらい思いをしないためにも、しっかりと確認しましょう。
体調を崩したら元も子もないですからね……。
また、このような求人を避けるためには「エージェントの活用」もおすすめです。
- 企業から求人を受けて掲載するまでに、審査基準がある
- 担当者が直接企業に訪問し、社内の雰囲気をチェックしている
就活・転職それぞれ、ぼくがおすすめしたいおすすめエージェントを紹介しましたので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!