会社員とフリーランスどっちがいいの?
こんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと「自分に合っている方」をおすすめします。
なぜなら、会社員とフリーランスはどっちにもメリット・デメリットがあるから。
この記事では、会社員とフリーランスでそれぞれ向いている人の特徴を、両方の経験をふまえて解説します。
フリーランスになろうか迷っている人は、ぜひ最後まで読んでほしいです。
筆者の自己紹介
じんと(@Jinto_Jibunpock)
会社員とフリーランスだとどっちがいいの?
会社員とフリーランス、どっちがいいですか?
こんな質問をよくされます。
冒頭でも紹介したように、会社員とフリーランスのどちらがいいかを断定できません。
無責任に感じるかもしれませんが、聞かれるたびにこのように答えています。
ビジネス本やメディア、SNSでこんな言葉を見ませんか?
- これからは「個人の時代」
- 会社員は時間をお金に換えている
- 会社員なんて時代遅れ
一方で、フリーランスになりたてのころのぼくは、以下のように言われたことがあります。
- フリーランスという名の無職
- ウーバーイーツでもして稼げ
- あなたとは結婚できません
この記事を書き直した2021年11月でこそ、何も言われなくなりましたが……
最初のころは本当に風当たりが強かったです。
両方を経験したからこそ、声を大にして言いたいのは
会社員にしろフリーランスにしろ、働きやすい環境で働けるのが1番
ということ。
自分の生き方や働き方、性格との相性。
これらを考えた先に、答えが転がっているのではないでしょうか。
会社員とフリーランス、どっちが向いてる?
そうは言っても、会社員とフリーランスどっちが向いてるかわからない、と悩む人も多いはず。
そこで、会社員とフリーランスの両方を経験しているぼくの経験をふまえて、それぞれ向いている人の特徴を紹介します。
会社員が向いている人
まず、会社員に向いている人は以下の通りです。
- チームで仕事を進めたい人
- 安定した生活を送りたい人
- 楽して稼ぎたい人
詳しく見ていきましょう。
①:チームで仕事を進めたい人
1つ目は「チームで仕事を進めたい人」です。
ほとんどの会社では、
- Aプロジェクトチーム
- 営業第二課
といったように「何かしらのチーム」に所属します。
チームで仕事を進めるからこそ、「達成感をシェアできる」のは会社員のメリットです。
- チームみんなで目標に向かう
- メンバー同士でアイデアを出し合う
- 失敗をしたら、みんなでカバーする
といったことで、まさに「One Team」←ちょっと古いw
サッカーやバスケットボールといったような「団体競技が好き」という人は、会社員のほうが向いていることが多いですね。
②:安定した生活を送りたい人
2つ目は「安定した生活を送りたい人」です。
某ウイルスが流行ってから
- 週休3日制
- 45歳定年法
- 副業の解禁
といったように「会社に縛られない働き方」がニュースとなることが増えました。
たしかに、会社に依存しすぎると「会社の中でしか使えないスキル」ばかりが身についてしまいます。
もともと大企業にいたぼくですが、転職活動を通じて「会社の中でしか使えないスキル」の多さにあ然としました。
一方で「フリーランスと比べて社会的信用が高い」というのは、会社員が持つ大きなメリットです。
- 仕事が少なくても、同じ額の給料が入ってくる
- クレジットカードやローンの審査が通りやすい
- 病気を患っても、傷病手当金をもらえる
フリーランスは、仕事が少なければその分報酬も少ないです(1件当たりの単価が上がれば別)。
いっぽうで会社だと、仕事が少なくても同じ額の給料が毎月振り込まれます。
このように「お金についてのストレス」を感じにくいのは、会社員の強み。
「収入を気にせず、安定した生活を送りたい人」も、会社員向きと言えるでしょう。
③:楽して稼ぎたい人
3つ目は意外かもしれません。
「楽して稼ぎたい人」も会社員向きです。
会社員は、定時間会社にいて最低限をこなしていたら、給料が振り込まれます。
極論、遅刻や欠勤がなければサボっててもいいですからね。評価は下がるし、居心地はいいかは別として(笑)
一方のフリーランスは、成果を出さないと仕事がもらえません。
極端な話ですが「8時間ただ作業をしていても、内容や結果が伴わなければ収入ゼロ」ということもあります。
よく言われるのは
好きなことを仕事にして楽そうですね
ということ。
しかし、現実はそうじゃありません。
「楽しく稼げる」けど「楽しては稼げない」というのが正解です。
マルチ商法や情報商材屋の人がよく言う「在宅でスマホで簡単に稼ぐ方法」というのは幻想ですし、99%ウソ(;^ω^)
だまされないように気をつけてくださいね。
フリーランスが向いている人
次に、フリーランスが向いている人は以下の通り。
- ずば抜けて得意なものがある
- 自己管理がしっかりできる
- 変態的な継続力がある
会社員と同様、詳しく見ていきましょう。
①:ずば抜けて得意なものがある
1つ目は「ずば抜けて得意なものがある」ことです。
フリーランスの職種は、以下のように「1つの技術をウリにしている」ものが多いです。
- エンジニア
- Webデザイナー
- Webライター
- カメラマン
- コンサルタント
このことから、フリーランスは「好きを活かす」以上に「得意を活かす」ことのほうが重要。
自分のスキルや経験、技術で生き残っていく世界ですからね。
加えて「得意なものを磨き続ける」ことが、求められます。
もちろん会社員でも必要ですが、フリーランスだとなおさら。
某ウイルスの影響でフリーランスが増えたからこそ、「自分にしかできないことを増やす」ことが今後求められるのではないでしょうか。
このことから、何か一つの物事に熱中したら寝食も忘れる「オタク気質」の人は「フリーランス向き」と言えますね。
②:自己管理ができる
2つ目は「自己管理ができる」人です。
フリーランスは、良くも悪くも24時間自由。
だからこそ「自分で自分を管理できる人」でないと、失敗しやすいです。
- 仕事の納期管理
- 仕事を受ける量の管理
- 経費や税金など、お金の管理
こういったことがしっかりできる人は、フリーランスが向いています。
また、地味にあなどれないのが「体調管理」です。
なぜなら、フリーランスは会社員と違って有給がなく、最悪の場合仕事をもらえなくなるかもしれないから。
- 食事の量や質の管理
- 運動や睡眠時間の管理
- 休みの日の管理
こういったことを、しっかりと行わなければなりません。
中でも、意外と大事なのは「休みの管理」。
得意を仕事にしているからこそ働きすぎてしまい、知らぬ間にオーバーワークという人も結構います。
自由は責任を伴う。
まさしく、この言葉がぴったりではないでしょうか。
一方で、自己管理できる人にとっては「最強の働き方」です。
会社でよくある「ムダな会議」「ムダな飲み会」「政治的な人間関係」といったものがなく、仕事に集中できますからね。
③:変態的な継続力がある
3つ目は「変態的な継続力」です。
継続力だけでは物足りないので、「変態的な」をつけました。
(あんまり書きすぎると、エックスサーバーさんに怒られるな……w)
そこまで継続力が大事な理由は、以下のような「挫折ポイント」が多いから。
- 成果がすぐに出ない
- 自宅だと誘惑が多い
- 続けないとスキルや収入が上がらない
実際、フリーランスになりたての頃の仲間は、ほとんど消えてしまいました。
最初は数十人いたのに、今では片手で数えられるほどしか見かけません。
詳しくは【暴露】フリーランスはかっこいい?収入や心がけたこと、気をつけたいことを紹介の記事に紹介していますが……。
最初の数か月は、ほんっっっっまにきつかったです。
案件は受注できへんし。
受注できても単価安いし。
アルバイトしてたほうが稼げたし。
血吐くかと思ってた時期も、正直ありました(笑)
けど、フリーランス初心者の収入が低いのは「スキルを高めるための通過儀礼」のようなもの。
変態的な継続力で突き抜けていけば、会社員の月収を超える日が来るというのも、フリーランスならではの特権です。
このことから、良くも悪くも「仕事が好き」でないと厳しいですね。
まとめ:会社員とフリーランス、あなたはどっちを選ぶ?
この記事では、会社員とフリーランスのどっちがいいかについて解説しました。
何度でも言いますが、会社員とフリーランスのどっちで働くかは「人によりけり」。
「〇〇さんが言っていたから選択する」のではなく「私はどっちが向いているか」ということを考えるところから始めましょう。
そして、考えるヒントとして、以下を参考にしてもらえたら嬉しいです。
- チームで仕事を進めたい人
- 安定した生活を送りたい人
- 楽して稼ぎたい人
- ずば抜けて得意なものがある
- 自己管理がしっかりできる
- 変態的な継続力がある
とはいえ、どっちにも当てはまるから難しいし、決め手にかける。
こう悩む人もいるでしょう。
そんなあなたに、朗報です!
会社員とフリーランスの両方を経験した私が、相談にのります。
会社員とフリーランスのどっちがいいかを一緒に考えることはもちろん、フリーランスになりたい人のサポートも可能です。
- スキルの磨き方
- 案件のもらい方
- 地雷案件の見極め方
こういったことを、経験に基づいてアドバイスできます。
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(もちろん、強制して継続させることはないのでご安心を)
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今日も皆さま、生きててえらい!
▼フリーランスになる前に読んでほしい記事です。