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6割主義を取り入れると、完璧主義だったぼくが生きやすくなったという話

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6割主義を取り入れると、完璧主義だったぼくが生きやすくなったという話

6割主義という言葉を、あなたは知っていますか?

決して手を抜くことではなく「完璧ばかり求めると、しんどくなるよ」という意味です。

ネットニュースなどでよく見かける通り、たしかに完璧主義はデメリットだらけ。

しかし、完璧主義者のほとんどは、以下のような悩みを持っています。

悩む人

完璧主義はよくないのはわかってるけど
どうやって直したらいいの?

というのも、ぼく自身が元完璧主義者だから。

なので、痛いほど気持ちわかります。

しかし、ぼくは社会人3年目にうつ病を患ったあとに、超ポジティブな友人から「6割主義」をおすすめされて実践してみました。

完璧主義のしがらみがほどけた今、以前よりとても生きやすくなっています。

この記事では、経験談を交えながら6割主義について解説します。

完璧主義に悩む人は、ぜひ最後まで読んでほしいです!

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この記事を書いた人

大手メーカー(機械設計・新卒採用)→ うつ病 → 復活5年目┊X(Twitter):フォロワー1.2万人┊メンタル心理カウンセラー資格保持┊オンライン相談で120人以上の悩みを解決┊「Abema Prime」「あさイチ」他出演┊さらに詳しい自己紹介

目次

6割主義がおすすめの理由と具体例

6割主義がおすすめの理由と具体例

6割主義を完璧主義者におすすめする理由は「相手の100%は、相手にしかわからない」から。

さらに、完璧のものをダメだしされて精神的に追い込まれることまで1セット。

具体例を交えて、詳しく見ていきましょう。

完璧主義者によくあるケース

完璧主義で仕事ができないと悩む人に聞きます。

仕事でこんな経験はありませんか?

あなた「資料できましたので、確認お願いします!」

上司「修正するところあるから、直しといてね~」

あなた「完璧な資料作ったのにダメだ……。自分は無能だ……」

こんな調子だと、資料を作るたびにストレスが溜まりますし、何より「自分を追い込んでしまいがち」です。

ぼくの場合は、上司がパワハラ気質だったのもあり

  • 上司に認めてもらえない自分が無能
  • 上司から怒られない資料を作らないと……
  • 今回、完璧で出してもまた上司から怒られる

と悩みに悩んだ結果、社会人3年目でうつ病を患いました。

もし、6割主義者になったら

では、完璧主義だった人が6割主義になったらどうなるでしょうか。

あなた「資料できましたので、確認お願いします!」

上司「修正するところあるから、直しといてね~」

あなた「まぁ、6割だし仕方ないか。頑張って直そう!」

一見、いい加減に感じるかもしれません。

しかし、完璧主義者ほどのストレスは感じられないのではないでしょうか。

特に、年功序列が根強い大手企業や公務員で働く人は

「長く勤めあげること=出世」

という傾向が、今でもとても強いです。

そして、ぼくのようにうつ病で長期離職してしまいますと、出世コースから外されることもしばしば。

言い換えると、「年功序列は、うつになるかならぬかの長期戦」ですね。

思わぬメリットもある

そして6割主義には、思わぬメリットもあります。

それは「6割のレベルがだんだん上がってくる」ことです。

6割主義で1の仕事をこなしたからといって、ずっと同じレベルなことはありません。

コツや要領を掴んでくると、2になったり、3になったり。

場合によっては一気に10になることも。

6割のレベルが上がることで、知らぬ間に「仕事ができる人」に進化しています。

そのうえで無理なく働けるというのが、年功序列で生き残るために大切なスキルです。

6割主義を実践しにくい背景

6割主義を実践しにくい背景

そうはいっても、6割主義だと周囲の反感を買ってしまう……。

こう悩む人もいるでしょう。

無理もありません。

「完璧主義を求める風潮」が今の日本では強いですから。

  • 学校の成績
  • 皆勤賞の表彰
  • 会社の出世レース

このように「1度でも、1つでも落ちたら負け」というものが多いですよね。

加えて、学校や仕事以外でも「完璧主義」を求められます。

1番わかりやすい例が「運転免許」。

説明するまでもないかもしれませんが……今の運転免許制度は以下のようになっています。

  • 5年間無事故ならゴールド免許
  • 1回でも違反や事故をしたらゴールド免許から格下げ

一見、間違えてないと思うかもしれません。

「事故や違反を起こすドライバーが危険な可能性が高い」ということはたしかに合っています。

しかし、今のゴールド免許制度にある問題点は

運転技術と比例しているわけではない

ということ。

例えば、

  • 週に1度運転していて10年間無事故無違反の人
  • 10年間車を運転していない人

は、どちらも「ゴールド免許」となります。

しかし、運転技術で見たらどうでしょう。

10年間車を運転していない人の横に乗ったら、怖くて助手席で寝れませんよね。

仕事でも同じです。

  • 挑戦して失敗した人
  • 何も挑戦せず、(当然)失敗もしない人

だと、後者の方が人事評価が高くなってしまいます。

ただ、「挑戦して失敗した人」のほうが圧倒的に成長します。

挑戦したいけど、失敗すると評価が下がってしまうという恐怖。

こんな状況だとあなたが完璧主義になるのも、無理はないですよね。

まとめ:6割主義は完璧主義者におすすめの考え方

まとめ:6割主義は完璧主義者におすすめの考え方

本記事では、6割主義について経験談を交えながら紹介しました。

失敗が許されない環境で育ち、完璧主義になってしまうのも無理はありません。

そして、完璧主義だと常に自分を追い込んでしまい、うつ病などの精神疾患を患いやすいです。

ストイックで、積極的で、真面目。

そんな長所を活かしつつ、今日から早速「6割主義」を取り入れてみませんか?

こんな感じで取り入れよう!
  • 6割の力でできた資料を上司に見せてみる
  • 「6割の人に好かれていればいい」と考える
  • 毎日自炊してた人は、週に2回は手を抜く

最初は違和感を感じるかもしれませんが、1か月も経てば見える世界が変わってきます。

ぼくも「6割主義」を取り入れてから、かなり楽に生きれるようになりましたから。

ぜひ、意識してみてくださいね!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も皆さま生きててえらい!

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6割主義を取り入れると、完璧主義だったぼくが生きやすくなったという話

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