口の悪い上司からパワハラを受けて、しんどい思いをしている方も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、口の悪い上司でしんどい思いをする必要はありません。
なぜなら、あなたの身体が1番大事で、倒れてしまってからでは遅いからです。
「うちの上司クソだわwww」と笑い飛ばせる人ならいいかもしれません。
しかし、若手社員だったり、異動したばかりだったりという人は、自分を責めてしまいがち。
- 自分が無能なだけだ
- 上司にも良いところがある
- 仕事ができるようになれば、態度が変わるはず
といったふうに。
ぼくも前の会社に勤めているときに、口の悪い上司からパワハラを受け続けた結果、適応障害を患いました。
(半年後うつ病に悪化)
この記事では、そんな経験談を交えながら口の悪い上司に共通する特徴と、自分を守る方法について解説します。
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口の悪い上司に共通する特徴3選
口の悪い上司がに共通する特徴は、以下の3つです。
- 機嫌で態度が変わる
- とにかく否定する
- 何かしらコンプレックスがある
詳しく見ていきましょう。
特徴①:上司の機嫌で態度が変わる
1つ目は「上司の機嫌で態度が変わる」ことです。
上司自身が仕事でストレスに感じることがあったり、家庭内で嫌なことがあったりして機嫌が悪いときは口が悪くなります。
また些細なことでイライラすることで、あなたへの当たりもきつくなるのです。
上司も人間とはいえ、仕事のことならまだしもプライベートなことであなたに八つ当たりされたら、たまったものではないですよね。
常に不機嫌な上司ならまだ対策しやすいのですが、機嫌のいいときは別人のように変わる上司が多いのも厄介です。
こんなツンデレは勘弁して。
特徴②:とにかく否定する
2つ目は「とにかく否定する」ことです。
例えば、あなたが初めての業務に携わったときに
- わからないことを聞くと「もっと考えろ!」
- 自分で考えてやって失敗した「なんで聞かなかった?」
と言われた経験、ありませんか?
否定から入るタイプの口の悪い上司は、どんなときでも否定をしないと気が済みません。
しかし、否定された側からすると「どうしたらいいんや……」と八方ふさがりになるだけでなく、自己肯定感が低くなってしまいます。
特に若手社員や、転職直後で新しい仕事を覚えているときだと尚更です。
加えて厄介な口の悪い上司だと、自分のミスすらも否定して、部下であるあなたに押し付けてきます。
特徴③:何かしらコンプレックスがある
意外かもしれませんが、パワハラをする口の悪い上司はコンプレックスを持っています。
コンプレックスの要因は学歴・職位・年収・恋愛、結婚・生活水準などさまざま。
中には、部下であるあなたに対し、コンプレックスを抱いていることも。
そして、コンプレックスによって自分のプライドが傷つくことを恐れて、あなたを陥れようとしています。
▼下の記事でさらに詳しく解説しました。
口の悪い上司によるパワハラの経験談
ぼくは、新卒で入社した会社で口の悪い上司からパワハラを受け、適応障害を患った過去があります。
その後、部署異動して復職はしましたが、半年後にうつ病に悪化。
離職した1年間は、本当に辛い日々も多かったです。
読まれている皆さんが同じような想いをしないためにも、経験談を一部紹介します。
経験談①:上司から否定される日々
まずは、上司から否定されることです。
先ほどあげた「新しい業務に携わるときに言われたこと」はもちろん当てはまりますが、他にも以下のようなことを言われました。
※今から紹介するものは、ほんの一例です。
- 人事が定めている研修に対し「長くない?」
- 残業2時間半時点で「やる気あるんか?」
- どうでもいいことに対して文句
このようなことを毎日言われると、「自分がダメなんだ」と嫌でも思うようになってしまいます。
そして、1番とどめを刺した一言は、次の言葉でした。
「お前とは合わない」
この瞬間、目の前が真っ暗になったことは、今でも忘れられません。
経験談②:コンプレックス
うつ病と戦いながら気づいたのですが、口の悪いパワハラ上司は「コンプレックス」を持っていました。
上司は、私立大出身だったのですが
「旧帝大出身の過去の上司を論破したのが、快感だった」
と言っていました。
そして、部下であるぼくも、国公立大の大学院卒です。
OB会も盛んで学閥も強い方だったので、コンプレックスを感じていたのかもな、と今となって思います。
また、当時車通勤をしており、比較的いい車に乗っていたことも原因なのかもしれません。
あだ名が「おっちゃん」でしたからね(笑)
余談ですが、僕が適応障害で休職した後に入ってきた人も、顔がやつれていて心配になりました。
口の悪い上司から自分を守るには?
最後に、経験談を踏まえて口の悪い上司から自分を守るための3つの方法を紹介します。
- 礼儀正しく常識的なふるまいをする
- 社外で相談できる人を作る
- 元気なうちに転職活動をする
対策①:礼儀正しく常識的なふるまいをする
1つ目は「パワハラ上司だからこそ、礼儀正しく常識的なふるまいをする」ことです。
この方法は、上司の上司や同僚がパワハラ気質でない場合に有効です。
上司の上司や同僚は、口の悪い上司のパワハラを意外と見ています。
そこであなたが同じように陥れたり、無視をしたりすると、周囲もあなたの敵となってしまいます。
ぼくが今振り返って感じるのは、定期的に複数人から冗談めかしながらも心配されていたことでした。
- 配属直後に「〇〇さん(上司)はやばい」
- 接待の場で「仕事でもこんなことされてるのか?(笑)」
- 取引先の人に「若いのにおっちゃんってかわいそうやな」
といったことを言われた経験があります。
当時は
「自分が全部悪い、自分さえ有能になれば言われなくなる」
と本気で思っていて、頑張りすぎた結果身体が悲鳴をあげました。
見る人は、見てくれている。
あなたまで、誠実さを失う必要はありませんよ!
対策②:社外で相談できる人を作る
2つ目が「社外で相談できる人を作る」ことです。
ぼくの場合は、2つ目があれば解消したのではないかと思います。
特に学生時代の友人や、趣味の友達などで仕事のことを相談できる人を作っておくと効果的。
「会社の外」に常にアンテナを張っておくことで、客観的に自分の状況を見れるだけでなく、「せっかく入った会社だから……」とプレッシャーを感じず、楽に過ごせます。
ただし、以下のような人への相談は逆効果ですので、気をつけましょう。
- 人の不幸を喜ぶ人
- 会うたびに常にネガティブなことを言う人
- あなたにマウントを取ってくる人
対策③:元気なうちに転職活動をする
3つ目は「元気なうちに転職活動をする」ことです。
2つ目と同じく、会社の外に目を向けることができるからです。
そして、なぜ元気なうちにかというと、
「口の悪いパワハラ上司に消耗した状態では、本来のあなたをアピールできない」
から。
特に、以下のツイートのようにうつ病や適応障害になる寸前だと、自分の良さを面接官に伝えることすらためらってしまいますからね。
また、うつ病や適応障害での休職歴があると、悲しいことに転職市場でかなり不利になります。
そのため、元気なうちに転職活動を進めておくのが、将来あなたにとってプラスになるでしょう。
そして、転職活動と聞くと「絶対に今の会社を辞めなければいけないのか?」と思われる方も多いでしょうが、そうではありません。
就活と違い、もし今の会社の方がいいと感じたら、「転職しない」という選択肢ができるのも転職活動ならではです。
そのうえで、もし転職活動をすると決めたら、転職のサポーターである「転職エージェント」の活用がおすすめです。
なぜなら、転職エージェントは
- キャリアカウンセリングの添削
- 書類の添削、面接対策
- 年収や条件の交渉
をサポートしてくれ、仕事で忙しくてもスムーズに転職活動を進めやすいからです。
以下の記事で、おすすめの転職エージェントを紹介しています。
よかったら読んでみてくださいね( ˘ω˘ )
まとめ:口の悪い上司に潰されないでほしい
本記事では、口の悪い上司から受けるパワハラの特徴と、対処法を紹介しました。
口が悪い上司でパワハラをする人は、実は自信がないのです。
上司の自信のなさによって、部下が体調を崩す状況はおかしいのではないでしょうか。
また、友人から言われたり一部のサイトで紹介されていたりするのは「ストレス耐性をつけましょう」ということ。
しかし、ポケモンのHPがわずかに増えたように、ストレス耐性だけでは遅かれ早かれ「ひんし」するのではないでしょうか。
1人でも口の悪い上司によるパワハラで、辛い思いをする人が減りますように願います(`・ω・´)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!