精神疾患の再発は、怖いと感じる人は多いですよね。
ぼくも例外なく、再発が怖いうちのひとりでした。
けれど、精神疾患の再発で見えたものはたくさんあります。
今回の再発は、ぼくの情報発信の意義も考えさせられました。
精神疾患の再発はしたくない、でも新たに気づくこともあるよと。
▼再発までの道のりです。
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精神疾患の再発は、前兆がわかる
精神疾患の再発が、今回軽度で済んだのは「前兆がわかったこと」です。
例えば、工場で仕事をしている人が
今日めっちゃカタカタ言ってるから、機械止まるやろなー。
って予測するのと同じような感じ。
精神疾患が怖いところは「未知で症状がバラバラ」なことだと考えている。
これは某ウイルスと共通していることと気づいてから、妙に腑に落ちた。
- 先の見えない不安
- 後遺症への不安
- 仕事への不安
これらって、実は精神疾患と似ているんですよね。
でも、〇ンフルはかかったとしても、某ウイルスほどは敏感にならないでしょう。
なぜかというと「症状が広く知られており、治し方がある」から。
精神疾患も予兆は知られてきていますが、人それぞれフラグが異なるんですよね。
最終的に役に立つのは「自分の過去の経験」。
ぼくの場合、腸の調子が悪くなったり、わけもなく涙が出たりしたら怪しいなと思っています。
未然に防げたら1番ですが、もし症状が出ても
「あっ、進研ゼミでみたことある!」
くらいに捉えることができるようになりました。
早めの対策は、早く治すためには大切ですよ。
精神疾患の再発で見えてきたもの
けど、今回の精神疾患の再発で見えてきたものも、あるんですよね。
ストイックすぎはよくない
精神疾患の原因として「完璧主義や負けず嫌い」がありました。
完璧主義や負けず嫌いには、いいところもあります。
それだけ一生懸命に物事に打ち込み、誰にも負けないというのは、成果を出すうえで大切です。
しかし、時には空回りしてしまうこともあります。
今回のぼくがまさに「空回り」でした。
その理由はこれから解説しますね。
他人の暖かさに触れる
今回の再発で「他人の暖かさ」に触れました。
実は今回の再発でめちゃくちゃ病んでいた時期がありましたが……。
そんなときに支えてくれたのが、周りにいる仲間たちです。
金も車もなくて、先も見えない。
そんな時に、仲のいいフォロワーさんから、こんな言葉をいただきました。
きなここさんは、ぼくと同じくメンタルケアについて発信しており、
ぼくはブログやWebライターといった「文字発信」に対して、彼女はラジオという形で「音声発信」をしています。
今回の再発にあたって相談に乗ってくれて、感謝でしかありません。
他にも友人からLINE飛んできたり、ブログ読んでくれたり。
在宅勤務などで「個人事業主化」しても「最終的には人と人」ということを思い知らされた次第です。
再発中だからこそ、伝えられる
再発中で普段情報発信をしているからこそ、伝えられることに気づきました。
正直なことを言うと、前回の記事、予想以上の反響で当人が驚いています。
いつもの3倍、読まれてますからね(笑)
中には、こんなDMを送ってくれた人もいました。
そう!これだよこれ! 読者が求めていた、応援したくなるじんと像!!最高!久々に震えた!
TwitterのDMより
どうやら、ぼくの場合は「有益な情報」以上に「リアルな声」が求められているみたいです。
このDMをいただいて、うれし泣きしたと同時に気づかされたことがあります。
「時折、エッセイ的なリアルな声を発信してもいいんじゃ?」
そんなときに、思い出しました。
ぼくが今の道に決めたきっかけ、あんちゃさんのブログ「まじまじパーティー」を。
久々に開いてみたら、こんな記事を見つけました。
https://www.mazimazi-party.com/entry/notitle/
……なるほど、ありのままを書いてもいいんだ。
もちろん「飯を食う」という観点も必要だし、
Google先生に好かれることも読んでもらうためには重要だし、
ライティング技術もライターとして生きていく上では欠かせない。
でも、今回気づかされた。
考え方や生き様を伝える発信をするブログが、あってもいいんじゃないかって。
それが「自分にしかできない情報発信」につながるんじゃないかって。
久々に、情報発信の原点を思い知らされただけ、よしとしよう。
精神疾患の再発は、共存するうえでカギとなる
話はめっちゃすっ飛んでしまったものの、
精神疾患の再発は、切って離せないものです。
しかし、再発にそんなにネガティブなイメージを持たなくてもいいと思う。
再発も「うつ病からの社会復帰」には必要条件だから。
「お主は、フリーランスで調整がきくからできるんだろ。」
とは言われるかもしれませんが……。
とんでもないことを言うと、精神疾患大国の日本では、精神疾患と戦う同僚・上司・部下と働くことが全くない人はほぼいないのではないでしょうか。
この前、とある本を読んで抱いた感想です。
だから、特別とも思わないし、共存して歩み寄る姿勢が大事だと思う。
生きづらいご時世、生き様で伝えていきたい。
続く。