マルチ商法の勧誘でよくある手口が「すごい先輩の紹介」です。
そういえるのも、実はマルチ商法に4回勧誘されているから。
元々直感が鋭いうえに、だんだん目利きが効くようになったことですべて断れていますが……。
とはいえ、残業制限や日用品の値上げなどでお金に困っている人が多い今、マルチ商法の勧誘される方も多いのではないでしょうか?
納得したうえで正しく行う分には本人の責任ですが、温情につけこみ友人や家族を巻き込むケースも存在するのが厄介です。
また、都心に出たばかりの新社会人や若手社員は特に狙われやすいので要注意。
この記事では、マルチ商法の手口や特徴を4回の勧誘経験を踏まえ解説します(長くなったので2回に分けています)。
今大学生の人や、社会人なりたての人に特に読んでほしいです!
※周りに迷惑を掛けずに正しく努力されてる方も多いのも承知です。そのような方を否定する気はございませんが、あくまで「私は」賛同できないという考えのもとで書いてますので、ご理解いただければ幸いです。
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マルチ商法の勧誘①:本人がすごい先輩だったケース
1つ目のマルチ商法の勧誘は「本人がすごい先輩になっていた」ケースです。
さっそく紹介していきますね。
男女比3:5の謎の合コン
ぼくが大学院生の時、すでに社会人になっていた部活の先輩から
「合コンやるけど来ないか?」
というお誘いを受けました。
先輩は当然社会人で、女性も社会人ばかりというので抵抗あったのですが
「迅斗(筆者)はまだ学生だから安めに設定するよ」
と言ってくださったので、折角の機会なので参加することにしました。
しかし、会場に着いたら違和感しかありませんでした。
まず、そもそも男女比がおかしい。
男性3人に対して女性5~6人という、「人数配分のミスにもほどがあるやろ」と思わずツッコミたくなりますw
その上、大して盛り上がりませんでしたし、男性の一人はスマホの通知が絶えませんでした。
合コンが終わってから、アドレス交換も2次会もなかったですからね。
そして、帰り道に先輩と福島(大阪)~梅田まで歩きながら色々話していたときのこと。
先輩から「俺転職してん」という話を聞きました。
当時は「大企業=正」だと思っていた典型的な大手病人間だったので、大企業に勤めてたのにもったいないなと思いながら。
仕事内容を聞いた時の答えが、まさしく典型的なものでした。
お仕事は「ウォーターサーバーの営業」
そうです、仕事内容を聞くと「ウォーターサーバーの営業」と返ってきました。
マルチ商法にハマっている人の特徴の1つです。
また、独特のイケイケ感もありました。
当時はマルチ商法の知識など全くありませんでしたが、ウェイ系のイケイケ商社マンとはどこか違った雰囲気です。
おそらく「無理をしているイケイケ感」による違和感ではないでしょうか。
その後もBBQやイベントに誘ってくださったので参加はしましたが、僕の知ってる先輩の姿ではありませんでした。
BBQやイベントをマルチ商法への勧誘手口とするのは、とても定番なので蛍光ペン引いておいてくださいね。
やんわり断っていましたが、最終的にFXをしつこく勧誘されたので、今は一切連絡を絶っています。
マルチ商法の勧誘②:すごい先輩を紹介されたケース
2つ目は、「先輩からすごい先輩を紹介された」ケースです。
むしろこちらの方が多いかもしれません。
詳しく見ていきましょう。
特別親しくない先輩から突然の連絡
社会人1年目の時に、研究室の先輩から突然の連絡。
先輩とは同じ研究室でしたが、特別仲がいいわけではありませんでした。
ぼくが社会人になり新入社員研修が終わって、いよいよ本格的な社会人生活と思っていた矢先に
「大阪市内でフットサルしてるんやけど、よかったらこないか?」という連絡が。
当時、会社の同期や部署でフットサルが流行っていて楽しかったので、二つ返事で参加。
フットサル中は違和感なかったのですが、少しずつ違和感を感じたのはフットサルが終わった後です。
「アフター」という名前の昼ごはんがあったので、せっかくの機会ですし参加しました。
「飯でも食いに行こうぜ!」というノリでどっかのファミレスにでも行くのかと思いきや……自営業の方の会社の屋上でお手製のハヤシライスが。
人数は20人~30人ほどで、当時はコミュ障全盛期だったぼくなりに頑張って色々な人と話しました。
そんな楽しい時間もつかの間。
しばらくして先輩に言われた一言が、マルチ商法の典型的特徴だったのです。
「この人はすごい先輩だから話聞いてみ?」
ここで「すごい先輩の登場」です。
せっかくなので、話は聞いたんですけど(聞いたんかいw)。
途中で「投資関連の話」が出てきました。
当時、投資と言えば新入社員研修で突然加入するか迫られる、確定拠出年金の資産運用の話でしか聞いたことがなく。
興味もなかったので、話半分に聞いてました。
フットサル自体は楽しかったので、誘われて予定が合えば参加してましたし、先輩とは二人で飲みに行ったり恋愛の相談もしたりしていました。
時は経ち、社会人2年目になり一人暮らしを始めたあるとき
「迅斗の車に乗りたいから、家遊びに行っていい?」
と連絡があり、乗ってもらうがてら家に招きました。
その後、過去に色々あったこととか、何時間かお話しました。
ぼくの家庭環境がややこしいといった話もしましたね。
状況が一変したのは帰り際。
「WRX STI(社会人1年目の時に欲しかった車)を新車で買わなくてよかったのか?」
と聞かれ
「今の愛車で満足しています」
と返事したあと、マルチ商法の勧誘によく使われる、特徴的な言葉が出てきたのでした。
「夢は捨てるなよ」
出ました。
マルチ商法勧誘のお決まりの手口です。
【壁】д゚) く「お金で諦めていた夢を達成できるぜ」
っていう口説き文句。
帰り途中まで車で送ったのですが、詳しく話を聞いたらアム〇ェイでした……。
そして、フットサルもアム〇ェイの集会だったのを聞いて悲しみを隠せません。
すごい先輩と言っていたのは、先輩が所属しているグループのリーダーのこと。
心なしか、帰り道には雨が降っていました。
ただ、マルチ商法の勧誘の中では、この方が1番まともだったと感じています。
なぜなら「入会を”強制”しなかった」から。
ぼくを誘ったときも「俺からは強制しないし、ほんとに興味持った時にだけ連絡くれたらいいから」と言われました。
誘われた側のことを配慮する余裕を持った営業スタイルは素晴らしいな、と今になって感じています。
マルチ商法の勧誘はすごい先輩を使いがち
この記事では、マルチ商法の勧誘における特徴の1つ「すごい先輩」についての体験談を紹介しました。
すごい先輩の登場頻度はかなり高く、『マルチ商法を見極めるポイントの1つ』ともいえるでしょう。
また、フリーランスになってから「マルチ商法に勧誘された経験をしてよかった」と感じる場面が多々あります。
理由は以下のとおり。
- フリーランスになってから勧誘系が増えたが、見極められるようになった
- 自分の意志を伝えることの大切さがわかった
- 「強制力のある営業」がいかに信用を失うかを体感した
特に3つ目の「強制力のある営業」に対するマイナスイメージは、フリーランスになってから日々思い知らされています。
例えばN〇Kの営業にマイナスイメージを持っている人が多いでしょう。
何故マイナスイメージを持つか考えたところ
「払えという強制力のある営業スタイルだから」
ではないでしょうか。
どんなにいい番組を放送していたとしても、払いたくなくなりますよね。
マルチ商法の経験を通じて、自分が「強制力の強い営業」で人を不快にさせないように気をつけてないとな、と日々感じています。
そして
- これから社会人になる人
- 就職を機に都心部に引っ越した人
- 職を失った人
を狙ってマルチ商法に勧誘する人も残念ながら一定数います。
突然勧誘された時に冷静な判断ができるよう、特徴を頭の片隅にでも残しておきましょう。
見極め方や勧誘の断り方について悩まれている方は、じんとのオンライン相談もご検討ください。
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい(/・ω・)/
▼後編はこちら!
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