皆さまは「作用反作用の法則」というものをご存じでしょうか。
物理の力学分野でほぼ序盤に習う、「何かの力が起こると反抗しようとして別の力が起こる」現象ですよね。
懐かしい!と感じた方も多いと思います。
そんな「作用反作用の法則」ですが、実は日常生活…いや、人生においてあります!
「人生における作用反作用の法則」を私はこの1年間で体感してきました。実体験を交えながら、紹介していきたいと思います。
とあるセミナーで、「人生における作用反作用の法則」を学びましたが、怒涛の1年にまんま当てはまってて驚きを隠せませんでした。
「見せかけの成功」には、相応しい人が寄ってくる
まず、「見せかけの成功」には「見せかけの成功者としてのあなた」に相応しい人が寄ってきます。
と言っても難しいと思うので、私の例を出します。
私は新卒で入った企業で、業務内容や職場環境に違和感を感じながらも、なじむように努力をしていました。
とはいえ、こだわりも捨てきれずに葛藤しながらも、「心を押し殺して」生きてきた2年間。
水曜と金曜の晩に飲むビールと土日だけを楽しみに生きてきた日々。
しかし寄ってきた人は「心を押し殺した自分を利用する人」だらけでした。
パワハラさんも相応しい人のうちの1人かもしれませんし、プライベートでも少なくとも5人は思い返せば利用してくるために寄ってきてたんだなと思い当たる人がいました。
とはいえ、苦しみながらも3年目で出世するか否かの最初の昇格ラインがありますが、無事に昇格出来ました(その1週間後に倒れましたが(笑))。
なので「心を押し殺しながら出世コースの第一歩に乗った自分」というラベルに共感する人が寄ってきてたんです。
ここで違和感に気づくか気づかないかが分岐点です。
違和感に関する2パターン
違和感に気づいた人:反作用が起こる
大阪の某肉まんが有名な会社のCM風に書きましたが(笑)
「見せかけの成功」ラベルの違和感に気づいた人は、流れが急に悪くなります。
流れが悪くなる現象がまさに「反作用」です。
私の反作用は、うつ病でした。
3年目の11月に急に心身症とうつ病を併発。
実は、この10日ほど前に違和感に気づいてツーリングチーム脱退して独立してるんですよね。
今考えたら「反作用の始まり」でした。
反作用の始まりのエピソードはコチラの過去記事に記載しました!
【鬱病闘病】インフルエンザでも平熱?実はうつ病の予兆だったという話
では、気づかなかったらどうなるのでしょうか。
違和感に気づかなかった人:闇落ちする
言い方がひどいな、と感じた方もおられるかもしれません。
けど、闇落ちは正解だと感じています。
理由は、思い当たる5人のうち少なくとも2人は、人が離れていくのを目の当たりにしているからです。
その理由としては
- 「人をだますことに抵抗がない」
- 「正義だと思っているが実は客観的に見て全く正義ではない」
そして、これらは劣等感や承認欲求が悪い方向に行って生じるものであるため。
一時期話題になった、迷惑系Youtuberも闇落ちの類です。
ですので、違和感に気づいてマイナスの出来事があったとしても、一時的には落ち込みますが、マイナスの出来事が生じたことは間違ったことではありません。
また、闇落ちさんたちからはマイナスのラベルを張った状態で見られますので、注意が必要です。
次に、マイナスの出来事を乗り越える際に生じる通過儀礼を実体験を交えながら紹介します。
マイナスの出来事乗り越えるための通過儀礼
①自分の存在について悩む
まず、「自分は存在していていいのだろうか?」など考えてしまいます。
まさしく去年の年末の私の状態でした。その結果〇のうとした過去がありますからね……。
この状態が通過儀礼と知って、思わずセミナー中に声が出てしまいました(笑)
年末の葛藤の記事はコチラから。
【鬱病闘病】和歌山オフにいったけどその後、希死念慮はMAXに【どん底】
②昔の恋人に無性に連絡したくなるなど、過去に対して行動
次に、過去の恋人などに連絡を取りたくなるなどの症状です。
これを「引き戻しの原理」と言います。
ブログを本格化するにあたって記事削除しましたけど、実は私にも引き戻しの原理がありました。
大学の時に好かれてたのに塩対応してしまって後悔している人がいます。
そして、ボカロPを年末に初めてから、その子がボカロ好きなので、「実は曲作ってん!」と確かに連絡してしまいましたね(;´Д`)
このことは今書きながら思い出したんですけど、まんま当てはまってます(笑)
最後が1番衝撃でしょう。
③急に人が離れる
最後に、急に人が離れる現象です。
お祓いの時に煩悩を取り除くようなことで「露払い現象」とも言います。
ほんまかい!?って思うかもしれませんが、本当です。
正月の最悪の事件の際、実は30人くらいにTwitterでブロックされたんですよね。
しかも比較的親しい人が多かったのがまたショックでした。
特にそのうちの1人は同じバンドが好きでよくお互いに相談とかしていた方でしたのでダントツ。
乗り越えるために生じる①~③の出来事で過度に自己否定すると、悪循環に陥ります。
私の場合は周りの支えもあり、なんとか脱出出来ました。
この時に「人生の転機」は訪れます。
乗り越えたときに原点に立ち返り「人生の転機」が来る
乗り越えた後に成長するきっかけとなるコミュニティや出会いであったり、自分の仕事の本質を知ったりする「人生の転機」が訪れます。
私の場合は「主治医」と「一冊の本」によって転機が来たと考えています。特に一冊の本が私の志の決め手となりました。
「主治医」との出会いの記事です。
「一冊の本」との出会いの記事です。
【鬱病闘病】考え方の転換のきっかけは1冊の本!今後の自分の役割も明確に!
人生の転機が来て、初めて「志」が生まれる
人生の転機まで長く長く、地獄のようなステップでしょう。
しかし、人生の転機により、かつてのマイナスだったラベルをプラスに考えられるようになります。
プラスに考える変換が出来たとき、初めて「志」が生まれます。
私の場合ですと人生の転機までの過程をなんとか周囲に支えられながら乗り越えてきました。
そして「次は同じように苦しむ人の力になりたい」という「志」が生まれます。
「志」まで来たらもう大丈夫と思う方も多いでしょう。
しかし、「志」からの「最後の試練」がベルリンの壁並みに攻略困難です。
最後に:絶望は一生続くわけではない
正直私も「いなくなりたい」とか、「自分は何のために生きてるんだろう」と思ったことは、小学生、高校生後半~大学生前半、そして昨年末と3回ありました。
しかし、3回ともいつの間にか突破していました。
突破するためには「最後の試練」が待ち受けています。
最後の試練も当てはまりすぎてて、講義中に少しばかり泣きそうになりました。
「最後の試練」は後編にて紹介しています。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も皆さま生きててえらい!
後編出来ました!