夏休みの宿題と言えば「読書感想文」ですよね。
苦しんだ方も多いのではないでしょうか。
ぼくも昔は本嫌いだったので、あとがきしか読んでませんでした(笑)
しかし、かつて本嫌いのぼくが文章を書くことを仕事にし、月に10冊本を読む時期があったほど「本好き」になりました。
そこで今回は、本を好きになったきっかけのものから、大きく人生を変えた本まで10冊紹介します。
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1冊目:空飛ぶタイヤ/池井戸潤
1冊目は池井戸潤さんの「空飛ぶタイヤ」です。
実は、本嫌いのぼくが本好きに変わったきっかけの作品です。
「半沢直樹」「下町ロケット」のように巨大組織の悪事に立ち向かう姿を描いた物語で、某自動車メーカーのリコール隠しをベースとしています。
トラックのタイヤが脱輪してタイヤが人を轢いてしまう事故が起こりましたが、実はトラックの整備不良ではなくトラックメーカーの隠ぺいであったことを運送会社の社長が暴いていくストーリー。
現場の緊迫感が脳内再生できるような文章で、スラスラと読むことができました。
「空飛ぶタイヤ」と出会って、本って面白いんだなと気づかせてくれたので感謝でしかありません。
2冊目:7つの習慣/スティーブン・R・コヴィー
次に「7つの習慣」で、ぼくが初めて読んだ「自己啓発本」です。
まず、自分と他人の「課題の分離」や人生を終わりから考える、緊急でないけど重要なことを優先しようという「自分の変化」について記載。
次にWin-Winの関係や傾聴など「他者との関係」、そして最後に「己を鍛え続ける」ことについて書いています。
目の前のことに忙殺されている人に、おすすめの1冊です。
「7つの習慣」は大学生のときに何度も読み直しました。今読むと新たな発見があるかもしれません( ˘ω˘ )
3冊目:愛着障害-子供自体を引きずる人々-/岡田尊司
3冊目は「愛着障害」に関する本です。
「愛着障害」とは、幼少期に十分な愛情を与えられなかったことで自己肯定感が下がり、自信を失ったり、寂しさを持って生きていることです。
愛着障害にも種類があるが、大人になり生きづらさを感じます。愛着障害の回復にはサポーターが必要です(心から愛せるパートナーがベスト)。
複雑な家庭で育ってきたぼくにとって、この本との出会いは衝撃でした。
4冊目:何者/浅井リョウ
4冊目は再び小説。
朝井リョウさんの「何者」 です。
各々強い個性とバックグラウンドを持ち、就職活動を間近に控える大学生。就職活動を乗り越えるためにミーティングを行うなど、協働していくはずですが……。
SNSを絡んだ、衝撃のラストが待ち構えています。
「何者」は、特に就活生へおすすめしたい1冊です。
5冊目:自分は自分、バカはバカ/ひろゆき
5冊目は「5ちゃんねる」 の創設者でおなじみのひろゆきさんの<「自分は自分、バカはバカ」です。
職場には様々なタイプがいますし、バカとは避けて通れません。そんなバカに対する対処法を紹介しています。
終盤ではミニマリストに関しても触れています。
職場の人間関係に悩む人へ、おすすめの1冊です!
6冊目:時間革命/堀江貴文(ホリエモン)
6冊目はホリエモンこと堀江貴文さんの「時間革命」 です。
多くのブログでは「ゼロ」をおススメしていますが、ぼくはあえてこちらを推します(ゼロも多動力も好きな本です)。
ホリエモンの本、通称「堀江本」の中で「時間」に特化した1冊。
他人時間を減らし自分時間を増やすことを全力でおすすめしています。
そして最大の自分時間は「夢中」な時間であり、夢中の時間を増やすことで自分の価値、幸福感が上がります。
ぼくはうつ病になった直後に「時間革命」を購入。
うつ病初期は考え方が偏るため、迷走してしまいますが、先日再読すると今の生活がまさに「時間革命」なんだなと思います(`・ω・´)
7冊目:ストロベリーナイト/誉田哲也
7冊目は誉田哲也さんの小説「ストロベリーナイト」です。
通称「姫川玲子シリーズ」の1作目。
若くして主任に抜擢された女刑事、姫川玲子。
彼女と個性豊かなメンバーで構成された「姫川班」を中心に個性豊かな上司や同僚とともに、難解な殺人事件の解決に挑みます。
しかし、その結末は思いもよらない方向に。
姫川玲子シリーズは全作品を読破しましたが、最初にして最高傑作。
池井戸潤さんの作品同様、展開がいい意味で読めないことが読者の意欲を掻き立てますね。
あと、菊田、お前はしっかりせい(読んだらわかるw)
8冊目:うつな人ほど強くなれる/野口敬
8冊目は過去にも紹介した「うつな人ほど強くなれる」 です。
うつになりやすい人の特徴として、マジメ、責任感がある、他人を優先するなどがあげられます。
しかし、世の中の理不尽な人に負けてしまい、理解されない傾向にあるが、実は「リーダー像」の素質と似ています。
最後には「本書を読んだらうつのことを誰かに伝えてください」といった内容が。
「うつな人ほど強くなれる」を読んだ後、ぼくは泣きました。
捉え方によって変わるんだなと。
そして、ぼくは伝える側の道を選びました。
9冊目:繊細さんの本/武田友紀
9位も過去記事に登場しました「繊細さんの本」です。
HSPの人(本書では「繊細さん」と呼んでいます)は人より周りの物事をキャッチしやすいことから、生きづらさを感じることが多いです。
しかし、周りの物事をキャッチしやすい特性のまま生かし、生きることもできます。
対策を立て、繊細と共存しながら生きていくことで、覚醒する可能性も秘めています。
「繊細さんの本」も読み終わったら泣きそうになりました。
生きづらさに悩んでる人には、ぜひ手に取っていただきたい1冊です。
ぼくもたまに再読しています。
10冊目:アソビくるう人生をきみに。/あんちゃ
最後は「じぶんぽっく」ではもはや常連、あんちゃさんの著書「アソビくるう人生をきみに。」です。
あんちゃさんは社会人2年目も佳境の時に、ある日涙が止まらなくなったことから、ブロガーとしての道を歩み始めました。
ホリエモンの本と似ている部分があるものの、本に書いてあることを考え、実際に行動に移した数少ない20代のうちの1人があんちゃさんです。
巻末の「7つのクエスチョン」は20代には是非おススメしたい内容です。
あんちゃさんの著書ということで購入しました。
賛否両論ですが、20代向けにおすすめしたい1冊だと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
ではでは、今日も生きててえらい!