スマホのアプリでスケジュール管理をしている人が多い中、ぼくはあえてシステム手帳「フランクリンプランナー」を購入しました。
システム手帳のフランクリンプランナーだけでも4年目に突入しようとしていますが、
綴じ手帳を含めると、フランクリンプランナーを愛用してから6年目です。
過去にいくつか手帳を試したり、スマホでスケジュール管理したりもしましたが、
最終的にはフランクリンプランナーのシステム手帳に落ち着いています。
本記事では僕が長年愛用している手帳、フランクリンプランナーの魅力について紹介します。
フランクリンプランナーとは
そもそもフランクリンプランナーとは、
有名なビジネス本「完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]」の考え方に基づいて作られた手帳です。
「7つの習慣」の中には、スケジュール管理の章があり
人々は、緊急かつ重要な第1領域(緊急のメールや電話、クレーム処理)に追われており、そのストレスから第4領域(ダラダラテレビを見るなど)に時間をかけている。
しかし本当に大事なのは緊急ではないが重要な「第2領域」が大事で、具体的には自己啓発や人間関係、家族との時間などが挙げられる。
7つの習慣を要約
といった内容が書かれています。
特に自己啓発のことを「刀を研ぐ」と呼んでおり、4つの刀を日々鍛える必要があると紹介しています。
- 肉体:適度な運動、バランスの取れた食事など
- 社会・情緒:コミュニケーション、家族サービスなど
- 知性:読書、資格の勉強など
- 精神:自然に触れる、音楽を聴くなど
そして、第2領域を「優先的に入れられるようにする」ツールこそ
「フランクリンプランナー」です。
フランクリンプランナーの特徴
フランクリンプランナーの特徴は以下の3つ。
- 全種類、全サイズでバーチカルタイプ
- 「第2領域」を優先的に入れられるレイアウト
- 目標と役割を書きだすことで密度の濃い時間に
特徴①:全種類、全サイズでバーチカルタイプ
1つ目が手帳の種類やサイズを問わず「バーチカルタイプ」です。
「7つの習慣」でもバーチカルタイプの手帳が最もスケジュール管理がしやすいと言われているため、統一されています。
また、中身は以下の3つに分けられています。
- 1週間見開き1ページ ←「7つの習慣」でおすすめ
- 1日見開き半ページ
- 1日見開き1ページ ←じんとが愛用
「7つの習慣」では1週間見開き1ページだと、全体を見渡せるかつ大雑把すぎない、ちょうどいいスケジュール管理ができると言っています。
しかし、僕の使い方では、1週間見開き1ページは使いづらかったので、1日見開き1ページにしています(理由は後述)
特徴②:「第2領域」の優先
2つ目は「第2領域の優先」です。
フランクリンプランナーにはタスクリストがついていますが、第2領域だけ別枠になっています。
そして、7つの習慣では
「週間計画をたてるときに、第2領域を先に入れてしまうことで、第2領域を優先した人生を送れる」
と紹介しています。
瞬間の予定の管理ではなく「人生の予定の管理」ができるのも、フランクリンプランナーの大きな特徴です。
特徴③:目標と役割の書き出し
3つ目は「目標と役割の書き出し」です。
7つの習慣では「終わりを思い描くことから始める」ことを勧めています。
といっても分かりづらいと思うので
「あなたが命を引きとったとき、周囲からどういわれたいですか?」
という質問を自分にしてみましょう。
「あいつは金の亡者でげっすいやつだ!」と言われたいのか
「あなたがいてくれたおかげで、〇〇プロジェクトが進んだ」と言われたいのか
「あなたとパートナーになれて、幸せな人生でした」と言われたいのか。
人それぞれ考えはあると思いますが、最後を思い描くことで、今やるべきことが決まってきます。
フランクリンプランナーには「自分の中での憲法」を決めるツールも入っており、
ツールに沿って進めていくと自分の最後を思い描けるようになります。
また、あなたの役割もたくさんあるでしょう。
例えば〇〇チーム、先輩、父親、旦那、趣味サークル、自治会などなど。
仕事でも、「プロジェクトの一員」と「新入社員の教育」とで、目標が異なりますし
プライベートでも「子供にとっての父親」「妻にとっての旦那」とでは役割が異なります。
異なる各役割ごとで目標を立てることで、バランスの取れた人生を送る意識ができるということです。
フランクリンプランナーのシステム手帳を選んだ理由
では僕がスマホでスケジュール管理の時代に、あえてフランクリンプランナーのシステム手帳を選んだ理由を紹介します。
かっこいいかr・・・ではなく、以下の理由です。
- スマホのスケジュール管理で入力忘れが多い
- 目標をいつでも見返せる
- タスク管理のしやすさ
理由①:入力忘れが多い
僕がスマホのスケジュール管理を使っていた時期に、本当に多かったのが「入力忘れ」。
後で打てばいいや、などその場で入力しなかった場合、大抵忘れます。
特に多いのが「電話でスケジュール共有をしたときに、すぐに予定を書けない」ということ。
手帳だと、片手に電話片手に鉛筆で書けますが、スマホだと後で打てばいいやになってしまってついつい忘れてしまいます。
理由②:目標をいつでも見返せる
目標をいつでも見返せることも大きな理由で、特に「なぜシステム手帳を選んだのか」の答えです。
人生全体の目標は、環境や状況次第で微妙に変わることもあるでしょう。
しかし、大まかには変わりません。
システム手帳なら、カレンダーを入れ替えるだけで見返すことができますが
綴り手帳では、毎年写生大会が始まります(笑)
また、目標がいつでも見れることで、自分の在り方を再確認することができます。
僕は「誠実さを失いたくない」から、今の道を選びました( ˘ω˘ )
理由③:タスク管理のしやすさ
タスク管理のしやすさは先ほど紹介した「なぜ1日見開き1ページ手帳か」の答えです。
1日1ページ見開き手帳は、タスク欄やメモを出来る場所が多いからです。
以前、1週間見開き1ページ手帳を使っていたのですが……
タスクが7個までしか入力できず、バーチカルの22時辺りまで侵食していました(笑)
1日見開き1ページ手帳は
- 第2領域のタスク欄…9個
- その日にやるべきタスク…22個
- メモ欄…見開き半ページ
となっているので、ゆとりをもってスケジュール管理ができます。
ぱっと見て1週間おきに管理できなくなるのは痛いですが、自分の使い方には合っていたのかなと思っています。
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スターターキットでは、ケースや1年分のスケジュールページはもちろん
- 「自分の中の憲法」を決めるツール
- 1週間の役割をいつでも見れるツール
- フランクリンプランナーの使い方紹介
が付属しており、スターターキット1つ購入しただけですぐに使うことができます。
また、実はフランクリンプランナーは、取り扱っている実店舗が限られています。
しかし、各ネットショッピングサイトですぐに購入できるようになりました(`・ω・´)
手帳を買い替える際に、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
フランクリンプランナースターターキットは、こちらから購入いただけます。
ではでは、皆さま今日も生きててえらい!