ウーバーイーツ(Uber Eats)の新料金がどうなのか気になりますよね。
結論から言うと、思っているよりはマシです。
しかし、仕組みが公表されていないこともあり、不安に思う配達パートナーもたくさんいますよね。
そんな疑問にこたえるべく、現役配達パートナーのぼくが、自分の配達エリアの状況やSNS上の声を分析しました。
そして、出た結論が
「新料金は運ゲー」
ということ。
いい加減に聞こえるかもしれませんが、読めばわかります(笑)
本記事では、ウーバーイーツの新料金の仕組みや状況、特徴について解説していきます。
※本記事に利用している引用ツイートは、事前にツイートした人の許可を得ています。
- 大阪郊外で自転車稼働していた配達パートナー(~2021年5月)
- 登録サービスはウーバーイーツのみ(本業はWebライター)
- 週に0~1回の副業配達パートナー
- 配達回数450回以上、高評価率99%
ウーバーイーツの新料金とは
まず、ウーバーイーツの新料金の仕組みと、「300円均一」噂の真相について紹介します。
ウーバーイーツ新料金の仕組み
ウーバーイーツ新料金の仕組みは、以下の通りです。
ベース料金+配達調整金額
ベース料金や配達調整金額の細かい計算は、非公開となっています。
しかし、ウーバーイーツからのメールや、配達員の明細を見てみると
- ベース料金…150円前後
- 配達調整金額…時間帯、配達時間などで変動
となっており、配達調整金額が新料金で稼ぐためのカギということがわかります。
また、配達依頼が届いた時点で「配達報酬の総額表示」がされるようになったので、事前にいくらもらえるのかわかるのがありがたいですね。
ウーバーイーツ新料金の噂
知っている方も多いと思いますが、ウーバーイーツの新料金の噂は
配達報酬が300円まで減る
ということです。
別の記事にて詳しく紹介していますが、京都と福岡は先行で新料金対応となり、
「配達料が下がりすぎ!!」とTwitterでトレンド入りするほど苦情の嵐でした。
しかし、調査を進めていくと、「京都でも元の代金に戻った」という声も。
私は週末しか稼働しないのでまだ経験してませんが月曜日に稼働していたUber配達員から話を聞いてると
大体一件あたり400円から600円ほどに❗️
引用元:https://ameblo.jp/haluki19870502/entry-12661266494.html
配達パートナーが減ったのか、それとも苦情がたくさん届いたのかはわかりませんが、一安心といったところでしょう。
しかし、配達料金300円が完全になくなったわけではありません。
配達距離が近いならまだしも、4km近くあっても300円なことがあります。
そこで、真相を探るために分析してみました。
ウーバーイーツ新料金の実態
では、ウーバーイーツの新料金の実態を紹介していきます。
本記事は、関西の配達パートナーの情報になります。
他の地域の方は参考程度にとどめていただけますと幸いです。
筆者の配達区域では(大阪郊外)
まずは、ぼくの配達区域である、大阪郊外から見ていきましょう。
2021年5月11日火曜日 13時半ごろ
配達距離3.6kmで508円!
意外と高くて驚きました!
2021年5月11日火曜日 15時ごろ
2件連続で依頼が届きました。
配達距離に違いはあれど、以前の料金とあまり変わらない印象です。
2021年5月11日火曜日 19時半ごろ
15時ごろが2.9kmで440円なことを考慮すると、若干高めの価格設定。
13時半の配達同様、ピークタイムは高くなる傾向があるのでしょうか?
現役配達パートナーのみなさんの声
とはいえ、ぼく自身のデータ取りでは不十分。
現役配達パートナーたちのツイートも合わせてみていきましょう。
肯定的な声
まずは、肯定的な声からです。
意外にも旧料金と変化なし、もしくは上がったという人が多いです。
この記事で引用したツイート以外にも、似たような報告が散見されました。
否定的な声
一方で、300円に近い報酬の報告も多数上がっています。
しかし、300円になりやすい「傾向」はなんとなく分かってきました。
ウーバーイーツ新料金の実態からみる特徴
ウーバーイーツ新料金の実態から見る特徴は、以下の通り。
- 時間帯によって料金が変動
- 距離はあまり関係ない
特徴①:時間帯によって料金が変動
新料金最大の特徴といっても過言ではないのが「時間帯に大きく依存している」ことです。
今までだと多くの人が注文する「ピークタイム」に若干の料金が上乗せされるだけで、大きな差はありませんでした。
しかし、ぼくの配達依頼やSNS上の声から分析すると、
- 昼飯・晩飯時は高め
- おやつタイムは以前と同じくらい
- 早朝、深夜は低め
という傾向が強いです。
しかし、昼飯・晩飯時でも300円だったという声もいくつか見かけたので、「時間帯さえ決めたら稼げる!」とは一概には言えません。
特徴②:距離はあまり関係ない
今までは配達距離に応じて加算される「距離料金」という項目がありましたが、新料金になってからなくなっています。
ここまで紹介してきた分析を見ても
- 1.5kmで390円(昼飯時)
- 2.7kmで440円(晩飯時)
- 3.9kmで300円(朝飯時)
といったようにバラバラです。
細かい計算式は非公開となっていますので推測でしかありませんが
距離以上に「時間帯」が重視されていることがわかるでしょう。
インセンティブの1つ「ブースト」は2023年11月に廃止となりました。
2つの特徴からわかったこと
ここまで紹介した2つの特徴からわかったのは
「配達パートナーの数」と「注文数」で調整されている
ということです。
- 配達パートナー多く、注文少ない→報酬Down
- 配達パートナー少なく、注文多い→報酬Up!!
つまり「傾向はわかるけど、正解はない!」ということ。
ブロガーとして怒られるのも承知ですが、これが結論です。
例えば「日曜の昼が稼げる!!」という情報が出回ったとして、日曜の昼だけ配達パートナーが急増する事態になれば、報酬が下がります。
裏をかいて日曜の夜に配達した人のほうが、稼げるということもありますね。
そして同じ曜日でも、気温や天気、お客様の気分など、注文件数や稼働してる配達パートナーの数は変わっています。
つまり……こういえます。
「稼げるかどうかは、今まで以上に運次第!!」と。
ウーバーイーツの新料金は「運ゲー」
本記事では、ウーバーイーツの新料金について、現役配達パートナーが分析し解説しました。
ウーバーイーツの新料金は、注文数や配達パートナーの数によって大きく報酬が変わる仕組み。
昼飯時や晩飯時に稼げる「傾向」はありますが、絶対稼げるという保証はできなくなりました。
新料金については賛否両論があるとは思いますが、あまりに安い日が続くという人は、配達時間や登録サービスを見直してみましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!