ウーバーイーツ(Uber Eats)は2020年の流行語大賞にノミネートされるほど大人気な一方、バイトの運転マナーなどから「怖い」という声も聞きます。
ネガティブな意見が多いことから「ウーバーイーツ配達員を副業でしたいけど、抵抗がある」という人もいるでしょう。
450件配達した、現役ウーバーイーツ配達員のぼくにとって、嫌なことや理不尽なことも、もちろんゼロではありません。
しかし、嫌なこと以上に、うれしい瞬間の方が多かったです。
今日はうれしい瞬間の中から、特にやりがいや達成感を感じたエピソードを3つ、ランキング形式で紹介します。
ウーバーイーツ(Uber Eats)のバイトは怖いと思われる理由
そもそも、ウーバーイーツのバイトが怖いと思われる理由は、以下の3つです。
- 事故にあう可能性がある
- 理不尽なお客さんからのクレーム
- 確定申告を行う必要がある
理由①:事故
まずは、大半の方が怖い理由に挙げるであろう「事故」です。
たしかに、ウーバーイーツの一部配達員が道路交通法違反をして、事故にあう瞬間をSNSで見ることはあります。
しかし、悪い人らが目立つだけで「ウーバーイーツ配達員=危険・事故する」ではないです。
ぼくはドライブが趣味なのでよく車で出かけますが、普通におばちゃんとか学生の方が怖いときありますw
また、ウーバーイーツ側も交通安全に力を入れており、交通安全研修を警察と連携して行ったり、自転車保険への加入を推進したりしています。
ぼくも研修受けたことあります!
理由②:クレーム
2つ目は「クレーム」です。
ウーバーイーツの配達員がつまみ食いをしていたり、配達物がぐちゃぐちゃになって届いたりというニュースが散見されるからでしょう。
しかし、全員が全員そういうわけではありませんし、コンビニや飲食店のアルバイトが悪ふざけしていることもあるので、ウーバーイーツだけマナーが悪いというのは違うと思います。
また、ぐちゃぐちゃになりそうな案件が入ってきたら、拒否するのも1つの手。
仕事が選べるのも、ウーバーイーツならではの魅力です。
▼実際に受けたクレームについて書きました。
関連記事:【体験談】ウーバーイーツ(Uber Eats)現役配達員が受けたクレーム3選
理由③:確定申告
3つ目は「確定申告」です。
飲食店や塾講師などのバイトですと、税金が引かれた状態であなたの口座に「手取り」として入ってきます。
しかしウーバーイーツは、税金を引かれずに口座に入ってくるので、確定申告を年に1度行う必要があります。
確定申告といえば、難しい・めんどくさいイメージがあるかもしれませんが、お金のことを知るいい機会です。
ぼくは2020年10月からフリーランスですが、税金ってこんな引かれてたんだ……って青ざめましたw
このブログで、ウーバーイーツ配達員向けの確定申告関連の記事も作りましたので、読んでもらえたら幸いです(`・ω・´)
それでは、お待たせしました!
ウーバーイーツのバイトでうれしかった体験談をランキング形式で紹介します!
ウーバーイーツ(Uber Eats)のバイトで、うれしかったエピソードたち
ウーバーイーツのバイトでうれしかったエピソードは以下の通りです。
- 第3位:連続配達の理由
- 第2位:長距離配達も悪くない
- 第1位:あの味をもう1度
- おまけ:子供に大人気の、ウーバーイーツ
第3位:連続配達の理由
そもそも、ウーバーイーツの配達はアプリ上で本社から振り分けられますので、自分から選ぶことができません。
そんなウーバーイーツで、ある週末の昼下がりに、個人経営のお店から配達依頼がきました。
そのお店からお客様のもとに配達したのですが、次の依頼がまた同じ店です。
そして、その配達を終えても……また同じ店からの依頼が。
ここまで配達来るってことは、おいしいのではないだろうか??
というわけで、3回目の配達を終えた後、せっかくなので食べに行くことに。
インド料理屋さんですが……カレーランチが700円弱で、顔より大きいナンとコクのあるカレーが出てきます。
みんなが注文するのも、納得のおいしさでした。
個人経営のお店はきっかけがないと知る機会もなかなかないので、うれしかったですね(`・ω・´)
ウーバーイーツをしていなかったら、今も知らないままだと思います。
余談ですが、ご飯食べてる間にそのお店から配達依頼来たので、食後すぐに配達しました。
第2位:長距離配達も悪くない
ウーバーイーツのバイトのデメリットは「長距離配達が割に合わない」こと。
金額計算の話をすると長くなるので本記事では割愛しますが、長距離配達は多くのウーバーイーツ配達員にとって悩みの種です。
ぼくも、たまにとんでもない長距離配達を任されることがあります。
この日は8kmほど、カレー4つを運ぶという長距離の大仕事でした(しかも自転車配達w)。
ウーバーイーツの黒カバン(通称:ウバッグ)を使っていますが、運ぶ量が多いとやはりしんどいです。
しかも日が暮れた時間帯ですので、気分的にもネガティブになりがち。
とはいえ仕事ですので、無事に運び終えることだけを考えて、お客様のもとに向かいます。
到着してインターホンを押すと……。
お兄ちゃん、自転車やったんやろ?
遠いところで、申し訳ないことしたなって思ってたんよ。
全然大丈夫ですよ!
重たいのにありがとう!
8km、家から逆方向に配達した疲れは、一瞬で吹き飛びました。
そして第1位は、今のご時世ならではのエピソードでした。
第1位:あの味をもう一度
先ほどとは別の個人経営のお店から、配達依頼がありました。
値段を見てみるとどちらかというと高級志向のレストランで、おいしいからか、いつ行ってもにぎわっています。
一方で、今のご時世で、好きな飲食店に行けない人もいます。
感染したら怖いという気持ちの問題もありますし、喘息などの呼吸器に影響のある基礎疾患を持っている人なら、生死にかかわる問題なので尚更です。
しかし、ウーバーイーツに対応しているお店だと、家で同じ味を楽しむことができます。
ぼくはいつも通り、店から荷物を運んで商品をお客様に届けます。
その時に、お客様からこんな言葉が。
「ここのお店めっちゃ好きやねん。もう食べられないかと思った……ありがとう!」
……ぼくが泣きそうになりました。
ウーバーイーツ配達員を始めてよかったと思った瞬間でしたし、社会人になってからトップ3に入るレベルのうれしさでした!
おまけ:子供に大人気のウーバーイーツ
最後におまけで。
ウーバーイーツは、実は「子ども」に大人気なんです!
ウーバーイーツのカバンを背負って走っていると、子供たちからこんな声を聞きます。
- あっ、ウーバーイーツや!
- ウーバーやん!珍しっ!!
- ウーバーイーツ、すげー!
中には、配達先のお子様から
「え、もう届いたん!?はやっ!」
と言われたこともありました。
ぼくは学生時代に塾でアルバイトをしていましたが、そのとき流行っていた「妖怪ウォッチ」並みの反応の良さ。
可能な限り手を振るなど、子供たちに喜んでもらえるようにしています!
「子どもたちにとって、お手本になる配達員であれ」という気持ちを、忘れずにいたいですね( ˘ω˘ )
ウーバーイーツのバイトは怖いことばかりじゃない!
本記事ではウーバーイーツ配達員をしていて、うれしかった体験談を紹介しました。
ウーバーイーツのバイトは怖い、というイメージを持っている方もいると思いますが、悪いことばかりではありません。
どんな仕事でも、多かれ少なかれ悪いことはありますからね。
本記事が、ウーバーイーツ配達員をするか迷っている人の参考となれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!