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【経験談】SNSはうつ病のときやめるべき?向き合うポイントと対策を紹介

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【経験談】SNSはうつ病のときやめるべき?向き合うポイントと対策を紹介

SNSはうつ病の時にやめるべき?

こんな疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと「向き合い方を間違えなければ」辞めなくていいです。

というのも、SNSが回復の助けになることも多いから。

うつ病経験者のぼくもSNSで情報発信をしていますが、「励まされた」とのリプライやいいねをたくさんいただいています。

ぼく自身がうつ病の時は、メンタルヘルスの発信をしている人が少なく

当時、同じような人がいれば少し楽になれたかもな

と感じたほど。

一方で、向き合い方を間違えると症状を悪化させてしまう危険性も。

ぼくもうつ病初期のとき、SNSとの向き合い方は大苦戦しました。

この記事では、うつ病に悩む人がストレスなくSNSと向き合うためのポイントや、SNS疲れを防ぐために実際行った対策を紹介します。

「SNSに疲れた……」と悩む人は、ぜひ最後まで読んでみてください!

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この記事を書いた人

大手メーカー(機械設計・新卒採用)→ うつ病 → 復活5年目┊X(Twitter):フォロワー1.2万人┊メンタル心理カウンセラー資格保持┊オンライン相談で120人以上の悩みを解決┊「Abema Prime」「あさイチ」他出演┊さらに詳しい自己紹介

目次

うつ病のときにSNSでやめるべきポイント

SNSでうつ病のときやめるべきポイント

うつ病の時にSNSでやめるべきポイントは、以下の3つです。

  • タイムラインをあまり見ない
  • 人を傷つけ、悲しませることをしない
  • 「うつは甘え」と言う人と距離を置く

1つずつ解説していきますね。

ポイント①:タイムラインをあまり見ない

1つ目は「SNSのタイムラインをあまり見ない」ことです。

SNSのタイムラインには、励まし合う言葉や有益な情報などがたくさんあります。

これらを見たり、フォロワーさんの投稿にコメントしたりすることはとても大切です。

一方で、FacebookやInstagramなど「幸せなワンシーン」ばかり投稿するSNSには要注意。

なぜなら、リア充投稿を見ては、以下のようなことを考えてしまうからです。
(すべて、ぼくが実際に思ったことです)

  • あいつはあんなに幸せそうなのに対して自分は……
  • 自分も楽しそうな写真を撮りたい人生だった

さらに、病気の特性も合わさって「自分には価値がない」と考えるようになってしまいます。

とはいえ、1人1人ブロックやミュートをしていたらキリがないですよね。

そのため「タイムラインをあまり見ない」ようにすることがおすすめです。

タイムラインをむやみに見ては悲しい気持ちにならないように、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 時間を決めて見るようにする
  • 仲いい人の投稿だけ見れるリストを作る
  • あまりにもストレスになる人はミュートする

自分が「しんどいな」と感じることに対し、自分から距離を置く。

これが、SNSとうまく向き合うための秘訣ではないでしょうか。

ポイント②:人を傷つけ、悲しませることをしない

2つ目は「人を傷つけ、悲しませることをしない」ことです。

うつ病は特性上「誰かに認められたい」と感じるときがあります。

こうした承認欲求は健康な時でもありますが、うつ病と戦うときの承認欲求は少し違ったりします。

闘病中に自分で気づくのは正直難しいですが……。

「人を傷つけ悲しませることで、認めてもらおうとする場合」が一定数あるんですよね。

  • リスカ痕
  • 大量の薬の写真(OD)
  • 「自分のほうがしんどい」というマウント取り

といった内容で。

こうしたことがないように「前向きに、かつ優しい言葉で発信する」のをおすすめします。

しかし、闘病する間につらいときもあると思います。

ぼくも、闘病中何度も何度も苦しみ、なんどもくじけそうになりました。

気持ちを溜め込みすぎてしんどくなった人が多いでしょうし、正直に気持ちを吐き出すことは悪いことではありません。

「しんどいのを察して!」とほのめかす内容ではなく

  • なぜしんどいのか
  • どういったことでしんどくなったのか

を書くと、誰かがアドバイスしてくれるかもしれませんよ( ˘ω˘ )

ポイント③:「うつは甘え」と言う人と距離を置く

3つ目が「『うつは甘え』と言う人と距離を置く」ことです。

ぼくもうつ病に関する情報発信をしていると

  • 甘え
  • 社会不適合者
  • 病名出すやつにはロクな人がいない

といったリプライや引用RTが定期的に飛んできます。

なんなら、闘病中にネットストーカーからも言われたことも( ゚Д゚)

ただ、闘病と情報発信を通じて1つのことに気づきました。

「うつは甘え」と言うタイプの大半は、実は自分もしんどい思いをしているということに。

  • あいつだけ働かずに休んでせこいわ
  • 自分は理不尽な上司に耐えてるのに
  • 楽しくない毎日だけど、生活のために我慢してるのに

こんなことを心のどこかで思っていることから、苦しんでいる本人に「うつは甘え」ということでストレスを発散します(;^ω^)

もしくは、思いやりの気持ちがない「サイコパスタイプ」かのどちらか(笑)

どんなに仲のいい人であろうと、親しい人に対し「うつは甘え」と言ってくる人とは将来的に衝突する場面が出てくるでしょう。

あなたの心の安全を守るためにも、「うつ病をきっかけに距離を置く」ことをおすすめします。

あなたのことを大切に思っている人であれば、もっと優しい言葉をかけてくれるはずですからね。

うつ病の人がSNSをやめる原因「SNS疲れ」

うつ病の人がSNSをやめる原因「SNS疲れ」

うつ病の人がSNSをやめるきっかけとして多いのが「SNS疲れ」。

特に、10代から30代でうつ病に悩む人ほど感じやすいです。

この章では、そんなSNS疲れになりやすい原因と対策を紹介します。

SNS疲れの原因

SNS疲れをしやすい原因は、以下の2つです。

  • 周囲に対する劣等感
  • 理解がない人からの言葉

詳しく見ていきましょう。

①:周囲に対する劣等感

1つ目は「周囲に対する劣等感」です。

学生だと進学や就職、20代~30代の社会人は結婚や出産・マイホームの購入などを報告するような投稿が多いのではないでしょうか。

うつ病と戦っている間は、自分だけ「時が止まっている感覚」を感じやすいです。

親しい人の嬉しい出来事には本来喜べるはずですが「何やってるんだろう自分……」と悲しい気持ちの方が上になってしまいます。

加えて「身近な人の幸せを喜べない自分は最低だ……」とますます自己嫌悪するのもつらいところですね。

②:理解がない人からの言葉

2つ目は「理解がない人からの言葉」で、回復期に多い印象。

うつ病がひどかったころに比べると体調も良くなり、買い物に行ったり、友達とお茶したりできるようになります。

しかし「久々に遊んで楽しかった!」といった内容を投稿すると……

  • うつ病なのに遊びには行けるん?
  • 遊びに行けるなら働けよ
  • サボってるだけなんじゃない?

ということを言われることがあるんですよね。

SNSの投稿でも言われたことありますが、1番つらかったのは「会社の同期」から言われたこと(今はこの会社辞めてます)。

当時交際していた彼女の前ですごくイライラしてしまい、申し訳ない気持ちになってしまいました。

「遊びに行くことができる」というのは、うつ病から復活するには欠かせないステップです。

しかし、「働かざる者食うべからず」と考える人が多いのも事実で、攻撃的に接してくる人も一定数いるんですよね。

SNS疲れを防ぐには?

そんなSNS疲れを防ぐには、どうしたらいいでしょうか。

実際、ぼくが対策した以下の方法について、経験談を交えながら紹介します。

  • Facebook、Instagramをアンインストール
  • Twitterのタイムラインを見ない
  • 打ち込めるものを作る

いわゆる「リア充SNS」をアンインストールするだけでなく、タイムラインを見るのも控えるようにし、徹底的に幸せ投稿から離れるようにしました。

なぜなら、SNSの投稿を見るたびに「取り残された感覚」を感じ、毎日のように絶望していたからです。

  • 親友が立て続けに結婚
  • 出産報告も定期的に流れる
  • パワハラなどで仕事も楽しくない

こんな状況だから、何を生きがいにしていいのか全くわからない。

SNSで流れてくる「他人の成功」を見ては、自分のみじめさに何度も泣きました。

また、うつ病には「希死念慮(〇にたくなる気持ちが現れる)」という症状があります。

幸せな人と気づかぬうちに比べ、自分の存在価値が減っていってしまう状況ですね。

そんな自分はというと……

うつ病の半年前になった「適応障害」時代に、1年以上付き合った彼女を振ってしまいました。

このことから、「恋人ができた」「結婚した」という報告を聞くたびに、『なんで振ってしまったんだろう』と後悔していました。

加えて、倒れる直前に会社で昇格したのもあり

仕事もプライベートも脂がのってくる時期に、自分はなんでこんなことになってるんだろう……生きる意味あるのかな

と、みじめになった回数は数え切れません。

とはいえ、今もこの記事を書いているように生きていますし、社会復帰も一人前にできています。

今となって当時を振り返って

リア充SNSを消すなど、幸せな情報が目に入らないようにした

ことと

ボカロPとしての曲作りに集中して、SNSを見る時間を減らした

という2つが、回復には効果的だったと思います。

いくらいい「薬」でも、多すぎると「毒」です。

必要以上にSNSを見て傷つかないように、ほどほどに向き合いたいきたいものですね。

まとめ:SNSはうつ病の人がやめるべきポイントを知ってから楽しもう

まとめ:SNSはうつ病の人がやめるべきポイントを知ってから楽しもう

この記事では、SNSをうつ病の人がやめるべきかどうかについて解説しました。

うつ病の時にやめておきたい3つのポイントは、以下の3つでした。

  • タイムラインをあまり見ない
  • 人を傷つけ、悲しませることをしない
  • 「うつは甘え」と言う人と距離を置く

それに加えて

  • 周囲に対する劣等感を感じやすい
  • 理解がない人からの言葉で苦しくなる

といったこともたくさんありますので、自分からこういった人や情報をシャットアウトすることも大切。

ただし、SNSとうまく付き合うことが回復の助けになることも多いです。

ぜひ、自分なりの向き合い方を見つけてくださいね(`・ω・´)

最後になりますが、もし困ったときは「筆者じんとへのオンライン相談」もぜひご検討いただければと思います。

1人の当事者として悩みを聞きますので!

ではでは、今日も生きててえらい。

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