声って、意外と重要なんです。
何を今さら当たり前な、と思われる人もいるかもしれません。
ぼくの今の仕事は全くしゃべらなくてもできてしまいますし、今のご時世で誰とも会話をせずに1日を終えてしまう人も多いでしょう。
ただ、意外と「声」の効果はあると気づく出来事がありました。
元々バンドのボーカルを担当していたので、それ以来かなと。
今の時代だからこそ「声」の大切さを見直したい、そう思って書きました。
きっかけはTwitterの「スペース」
声の大切さに気づいたのは、Twitterでラジオ配信のようなことができる「スペース機能」です。
2021年8月21日に、スペースデビューしました。
今回はコラボで、同じくうつ病についての情報発信をしている、きなここさん( @kokoutu384 )との雑談。
まぁ、試しにやってみるかぐらいなノリです←
雑談の内容はさておき(笑)
このスペースによって今多くの人が求めているあることに気づきました。
「今のご時世、声が聞きたい人が多い」
ということに。
大切な人とも会えないし、新しい友人や恋人も作りにくい。
どことなく寂しい思いをしている。
そんな人がたくさんいます。
SNSで「いいね!」がついても、リアルでは褒められないし。
マッチングアプリで「いいね!」が増えても、心から繋がれない。
そんな寂しい思いをしているときに「声」が聞けたら安心しますよね。
今回のスペースでも、1時間のトークでたくさんの人が声を聞きに来てくれました。
同時に24人いた時間もあり、これには驚きましたね。
本当にありがとうございます!
声で何かができれば面白いかも
同時に思ったことがあります。
「声の力で何かできるんじゃないか?」と。
スペースで話す少し前にきっかけがあり、うっすらとは思っていました。
ただ、漠然とした疑問が、確信に変わります。
そのきっかけというのが……先日「じぶんぽっく」のメンバー送られてきたあるYoutuberの動画。
それは「文章でいただいたお悩み相談に、動画で答えてYoutubeに投稿する」という内容です。
たしかに今のご時世で「話を聞いてもらいたいけど、聞いてもらえる人がいない」と悩みがちです。
- 職場の上司からパワハラを受けている
- 彼氏にフラれて立ち直れない
- 友達と喧嘩してしまった
こんなことは今のご時世でも十分起こりえます。
以前だったら、友人と飲みに行ったり、行きつけのバーでオーナーと話したりみたいなこともできたでしょう。
しかし「自分がかかったら怖いし、自粛警察も怖いから行けない」という人も多いはず。
最悪だと「1人で抱え込みすぎて体を壊してしまう」人も。
LINEがあるじゃないか、と思う人もいるかもしれません。
しかし、「文面」でのやり取りと「声」でのやり取りでは、声のほうが圧倒的に安心できます。
実際ぼくもLINEで相談して、逆にもやっとしたり、ますます寂しくなったりした経験は何度もあります。
声にする、もしくは声を聞くことで『つながっている感』がなぜか出るんですよね。
これが「声」が持つ不思議な力です。
ぼくがTwitterの企画で定期的に行っている「オンライン相談」や、今回のスペースでこんな人がたくさんいることを知りました。
- 今悩んでいることを、誰かに聞いてほしい人
- 不安と戦って押しつぶされそうな人
- 寂しさと日々戦っている人
スペースが終わった後にリスナーから「メンタル落ち気味でしたが、少し楽になりました」との声をいただいています。しかも複数人。
また、解決策がほしい人もいる一方で「ただ誰かに話を聞いてほしい」という人もいること。
そんなあなたのために、今新しいサービスを作っています。
ありがたいことに、多くの仕事をいただいてるので少しづつにはなりますが、年内には完成させたいなと。
今の時代だからこそ、助け合える場ができればと思いながら。
続く。